こんにちは。セカイニオクル、運営者の「アキ」です。
「2026年10月からまた郵便が値上げされるらしい」というニュースを見て、不安になっていませんか。2024年にはがきや手紙が大きく値上がりしたばかりなのに、今度はゆうパックまで上がるのか、と。そして海外に家族がいる方や、海外へ荷物を送る機会がある方なら、もうひとつ気になるはずです。「EMSや国際小包も値上げされるの?」と。実際、ネット上には「国際郵便も2026年10月から値上げ」と読める情報も流れていて、何が正しいのか分かりにくい状況になっています。
そこでこの記事では、日本郵便の公式発表を一つひとつ確認し、2026年10月の値上げで「何が上がって、何が上がらないのか」を正確に整理しました。結論を先に言うと、今回の値上げは国内サービスが対象で、国際郵便の料金改定は発表されていません。ただし安心はできません。米国宛ての条件付き運用やEUの免税撤廃など、海外発送の実質的な負担は別の形で増え続けているからです。後半では、値上げ時代の防衛策として、EMSと輸送代行ポチロジの料金を重量別の比較表で徹底的に見比べ、荷物が重いほど数千円から数万円安くなる「逆転ライン」まで具体的に示します。
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📌 セカイニオクルでわかること
📋 この記事でわかること
- 2026年10月1日から値上げされるサービスの一覧と新料金
- 手紙・はがきの2024年改定とのちがいと、値上げが続く背景
- 国際郵便が今回の値上げ対象外であることの公式情報での確認
- EMSと輸送代行ポチロジの重量別比較表と、料金が逆転する分岐点
郵便料金値上げ2026の最新情報を総整理

まずは前半戦として、2026年の値上げの中身を正確に押さえましょう。「いつから」「何が」「いくらに」の3点を、日本郵便の公式発表ベースで整理していきます。あいまいなまま「全部上がるらしい」と身構えるのと、対象を正確に知って対策を打つのとでは、家計へのダメージがまったく違ってきますよ。
今回の値上げの対象と実施日の一覧
日本郵便は2026年7月3日に「ゆうパックおよびゆうパケットの基本運賃などの改定」を発表しました。実施日は2026年10月1日です。今回の改定で値上げされるのは、次のサービスです。
| サービス | 改定内容 | 実施日 |
|---|---|---|
| ゆうパック | 基本運賃を平均約10%引き上げ(サイズ・宛先により異なる) | 2026年10月1日 |
| 重量ゆうパック | 基本運賃に620円を加えた額に | 2026年10月1日 |
| ゆうパケット | 厚さ区分を廃止し全サイズ一律360円に | 2026年10月1日 |
| クリックポスト | 185円から240円へ(サイズ・重量は拡大) | 2026年10月1日 |
| 包装用品 | ゆうパック箱などを値上げ(箱「大」は380円から420円へ) | 2026年10月1日 |
一覧を見て気づいた方もいるかもしれません。今回の対象は、ゆうパックやゆうパケットといった「荷物系の国内サービス」に集中しています。手紙やはがきの料金は今回の発表には含まれていませんし、EMSなどの国際郵便も入っていません。手紙・はがきはすでに2024年10月に改定済みで、国際郵便はそもそも今回の改定対象外なんです。このあたりの整理はあとの見出しでくわしく解説します。まずは「2026年10月の値上げ=国内の荷物系サービス」と覚えてください。
なお、このほかゴルフ・スキー・空港ゆうパックにも重量などの条件が新たに設定されるほか、ゆうパック用の箱や袋といった包装用品も同じタイミングで値上げされます。荷物そのものの運賃だけでなく、梱包資材まで含めて少しずつ負担が増える改定だと理解しておきましょう。そして覚えておきたいのが、新しい運賃が適用されるのは2026年10月1日の差し出し分からだという点です。裏を返せば、9月末までに差し出す荷物は現行料金のまま。送る予定がすでに決まっている荷物があるなら、実施日より前に送ってしまうのが、誰でもできるいちばん簡単な値上げ対策になります。
ゆうパックとゆうパケットの新料金
それでは、値上げ幅がいちばん気になるゆうパックから、新料金を具体的に見ていきましょう。数字はすべて日本郵便が公表した改定後の基本運賃表(税込)にもとづいています。
ゆうパック基本運賃の改定例
ゆうパックの基本運賃は平均で約10%の引き上げです。サイズと宛先の組み合わせで金額が変わるため一律ではありませんが、改定後の関東発の例を挙げると、同じ関東エリア内の他の都県宛てが60サイズで970円、80サイズで1,320円、100サイズで1,650円。関東から近畿宛てなら60サイズで1,090円、100サイズで1,780円になります。同一県内は全国共通で60サイズ840円、関東から沖縄宛ては60サイズで1,600円です。また、25kgを超え30kgまでの重量ゆうパックは、改定後は基本運賃に620円を加えた額になります。フリマアプリの発送や帰省先への荷物などでゆうパックを使う頻度が高い家庭ほど、じわじわ効いてくる値上げと言えるでしょう。
ゆうパケットは全厚さ360円に
小さな荷物向けのゆうパケットは、料金の決まり方そのものが変わります。これまでは厚さ1cm以内250円、2cm以内310円、3cm以内360円という3段階でしたが、改定後は厚さ区分が廃止されて一律360円になります。つまり、3cmギリギリの荷物を送っていた人は変わらない一方、薄い荷物を250円で送っていた人は110円の値上げ。率にすると約44%で、今回の改定の中でも影響の大きい変更です。フリマでアクセサリーや薄手の衣類を売っている方は、送料設定の見直しが必須になりますね。
クリックポストは240円へ改定
自宅で宛名ラベルを印刷してポストに投函できるクリックポストは、185円から240円へ55円の値上げです。ただしこちらは単純な値上げではなく、サイズと重量の上限が広がります。改定後は3辺合計60cm・長辺34cm以内、重さは現在の1kgから2kgまでに拡大。そのかわり差し出しは郵便ポストへの投函に一本化されます。「値上げはされるが、いままでゆうパケットやゆうパックで送っていた少し重いものがクリックポストに収まるようになる」という側面もあるので、荷物によっては実質的な節約につながる可能性もある改定です。
手紙とはがきは2024年に値上げ済み
「あれ、手紙やはがきは上がらないの?」と思った方、鋭いです。手紙・はがきの料金は、ひとつ前の改定である2024年10月1日にすでに大きく値上げされています。このときの改定では、25g以下84円・50g以下94円と分かれていた定形郵便物の料金が一律110円に統合され、はがきは63円から85円になりました。定形外郵便物(規格内50g以内)は120円から140円、レターパックライトは370円から430円、レターパックプラスは520円から600円、スマートレターは180円から210円、速達料金(250gまで)は260円から300円という内容です。
| サービス | 改定前 | 2024年10月から |
|---|---|---|
| 定形郵便物(手紙50g以下) | 84円/94円 | 110円に統合 |
| 通常はがき | 63円 | 85円 |
| 定形外(規格内50g以内) | 120円 | 140円 |
| レターパックライト | 370円 | 430円 |
| レターパックプラス | 520円 | 600円 |
| スマートレター | 180円 | 210円 |
つまり日本の郵便料金は、2024年に手紙・はがき、2026年に荷物系サービスと、段階的な値上げの流れの中にあります。背景には、郵便物の数が2001年度をピークに減り続けているという構造的な問題があり、日本郵便自身が公表している事実です。ネットやSNSでのやり取りが当たり前になった以上、この流れが逆戻りすることは考えにくく、「郵便はこれからも上がっていくもの」という前提で発送の仕組みを考えておくのが現実的な姿勢だと思います。
国際郵便は今回の値上げの対象外

さて、この記事の読者さんがいちばん知りたいのはここだと思います。「EMSや国際小包も2026年10月から値上げされるのか?」。ネット上には国際郵便も一緒に値上げされると読める記事も出回っていますが、日本郵便の公式発表を確認する限り、その事実は確認できませんでした。2026年7月3日のプレスリリースで改定対象とされているのはゆうパック・ゆうパケットなどの国内サービスであり、日本郵便が国際郵便向けに出しているお知らせ一覧(2026年8月時点)にも、EMS・国際小包・小形包装物などの基本料金を改定するという発表は見当たりません。
つまり、2026年10月1日の値上げはあくまで国内向けで、国際郵便の料金表は今回の改定では変わらない、というのが公式情報にもとづく正確な整理です。海外発送派のみなさんは、まずはひと安心ですね。ただし、油断は禁物です。国際郵便の料金も過去には改定されてきましたし、国内郵便がこれだけ段階的に上がっている以上、将来的に国際側が見直される可能性はゼロとは言えません。EMSを使う予定がある方は、差し出し前に日本郵便の公式サイトで最新の料金を確認する習慣をつけておくと安心です。そして実は、料金表が変わらなくても海外発送の「実質的な負担」はすでに増え続けています。それが次の話です。
「国際郵便も値上げされる」という情報を見かけたときは、まとめ記事やSNSの言葉をそのまま信じる前に、日本郵便の公式サイトにある国際郵便のお知らせ一覧やプレスリリースで一次情報を確認するのがおすすめです。郵便料金のニュースは国内と国際の話が混ざって伝わりやすく、実施日や対象サービスが不正確なまま拡散されるケースが少なくありません。
海外発送の実質負担が増えている理由
「国際郵便は値上げなし」と聞くと安心してしまいそうですが、2026年の海外発送を取り巻く環境は、料金表の外側で確実に厳しくなっています。代表的な変化が、米国宛ての条件付き運用と、EUの免税措置の撤廃です。どちらも送料そのものではなく、「手間」と「相手側の負担」というコストが増える変化なんです。
米国宛ては条件付きの運用が続く
米国宛ての郵便は、米国側の関税制度の変更にともなう混乱で引受停止となった期間を経て、2026年4月14日から一部の郵便物について指定された郵便局での引き受けが再開されました。ただし従来どおりではなく、Zonos Prepayアプリなどのサービスを使って関税等を事前に支払い、そのうえで差し出すという条件付きの運用です。つまり「窓口に持って行けばそのまま送れる」時代とは変わってしまっており、対応状況も変動しています。米国へ送る予定がある方は、差し出し前に日本郵便の最新情報の確認が欠かせません。米国に限らず、そもそもEMS自体が使えない国や地域も存在します。くわしくはEMSで送れない国と代わりの発送手段をまとめた記事で解説しているので、送り先が使えるかどうか不安な方はチェックしてみてください。
EU宛ては免税措置が撤廃された
もうひとつの大きな変化がヨーロッパです。EUは2026年7月1日から、輸入される内容品の合計額が150ユーロ未満の荷物に適用されていた免税措置を撤廃しました。ネット通販などのBtoC荷物は内容品ごとに3ユーロの関税がかかるようになり、個人間の贈り物でも、45ユーロ以上のものにはEU共通税率での課税が行われます。つまり、これまで「安い荷物だから関税はかからない」で済んでいたヨーロッパ宛てのプレゼントや販売品に、受取人側の負担が新しく発生するようになったんです。送料の値上げではないものの、荷物1個あたりのトータルコストは確実に上がっています。こうした制度変更は事前に知らないと「受取人が急に課税されて驚く」というトラブルに直結するので、送る前に相手へ伝えておくことが大切ですよ。
郵便料金値上げ2026に負けない海外発送術

ここからは後半戦、値上げ時代の防衛策です。核心はシンプルで、「同じ荷物でも、重量帯によって最安の発送ルートが入れ替わる」という事実を知ること。とくに海外発送では、郵便のEMSと輸送代行サービスの料金が、ある重さを境にきれいに逆転します。この逆転ラインを知っているかどうかで、1回の発送で数千円から数万円の差がつくんです。
EMSとポチロジを重量別に徹底比較
比較するのは、国際郵便の代表格であるEMSと、海外発送代行サービスの「ポチロジ」です。ポチロジは中古車輸出大手BE FORWARDグループの発送代行で、荷物を千葉の倉庫へ送ると、検品・梱包・書類作成・発送までまとめて代行してくれるサービス。EMSの料金は宛先の地帯(第1地帯=中国・韓国・台湾、第2地帯=タイやシンガポールなど中韓台以外のアジア、第3地帯=ヨーロッパ・オセアニア・中近東・カナダ、第4地帯=アメリカ)ごとに決まっているので、地帯別に重量ごとの料金を並べてみます。数字はいずれも2026年8月時点の公式料金です。
先にフェアな前提もお伝えしておくと、EMSには国際郵便の中で最速クラスのスピードと追跡、そして万一の損害賠償制度という強みがあり、軽い荷物や急ぎの荷物では今も第一候補です。一方のポチロジは、スピードよりも「重い荷物を安く、手間なく」に強いサービス。つまりどちらが優れているかではなく、荷物の重さと目的で使い分けるのが正解です。その分岐点を、表で具体的に見ていきましょう。
中国・韓国・台湾宛ての重量別比較表
| 重量 | EMS(第1地帯) | ポチロジ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 0.5kg | 1,450円 | 3,134円 | EMSが1,684円安い |
| 1kg | 2,200円 | 3,384円 | EMSが1,184円安い |
| 2kg | 3,400円 | 4,124円 | EMSが724円安い |
| 5kg | 6,400円 | 6,686円 | EMSが286円安い |
| 10kg | 10,600円 | 9,338円 | ポチロジが1,262円安い |
| 15kg | 14,600円 | 11,040円 | ポチロジが3,560円安い |
| 20kg | 18,600円 | 12,623円 | ポチロジが5,977円安い |
| 30kg | 26,600円 | 17,395円 | ポチロジが9,205円安い |
中国・韓国・台湾宛ては、5kgまでならEMSが安く、その先で形勢が入れ替わります。逆転ラインはおよそ6kg前後。10kgで1,000円超、30kgでは約9,000円もポチロジが安くなります。段ボール1箱分の食品や日用品をまとめて送るなら、もう代行のほうが安い重量帯に入っていると考えていいでしょう。
東南アジア宛ての重量別比較表
| 重量 | EMS(第2地帯) | ポチロジ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 0.5kg | 1,900円 | 3,713円 | EMSが1,813円安い |
| 1kg | 3,150円 | 4,487円 | EMSが1,337円安い |
| 2kg | 4,550円 | 5,727円 | EMSが1,177円安い |
| 5kg | 8,150円 | 10,624円 | EMSが2,474円安い |
| 10kg | 13,350円 | 14,050円 | EMSが700円安い |
| 15kg | 18,350円 | 18,077円 | ポチロジが273円安い |
| 20kg | 23,350円 | 21,984円 | ポチロジが1,366円安い |
| 30kg | 33,350円 | 29,886円 | ポチロジが3,464円安い |
タイやシンガポールなど東南アジア宛ては、逆転ラインが15kgとやや遅め。ただし特筆すべきはオセアニアです。オーストラリアやニュージーランド宛てのEMSはヨーロッパと同じ第3地帯の高い料金が適用される一方、ポチロジではアジア大洋州向けの安い区分になるため、なんと2kg以降はすべての重量帯でポチロジが安く、30kgでは35,614円もの差がつきます。送り先の国によってはこうした「地帯のねじれ」による大逆転があるので、決め打ちせずに両方の料金を見比べる価値があるんです。
ヨーロッパ宛ての重量別比較表
| 重量 | EMS(第3地帯) | ポチロジ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 0.5kg | 3,150円 | 4,334円 | EMSが1,184円安い |
| 1kg | 4,400円 | 5,109円 | EMSが709円安い |
| 5kg | 13,000円 | 12,588円 | ポチロジが412円安い |
| 10kg | 23,500円 | 17,786円 | ポチロジが5,714円安い |
| 15kg | 34,000円 | 22,985円 | ポチロジが11,015円安い |
| 20kg | 44,500円 | 28,064円 | ポチロジが16,436円安い |
| 30kg | 65,500円 | 43,781円 | ポチロジが21,719円安い |
フランスやドイツなどのヨーロッパ宛ては、逆転がもっとも早く、わずか5kgでポチロジが安くなります。しかもその先は差が開く一方で、15kgで1万円超、30kgでは21,719円の差。EU宛ては前述の免税撤廃で受取人負担も増えているだけに、送料側でこれだけ節約できる意味は大きいですよね。なお米国宛ては、郵便が条件付き運用となっている現状では、そもそも比較以前に国際宅配便ルートを持つ代行サービスが現実的な選択肢になります。
重い荷物ほどポチロジが安くなる理由
3つの表を見ると、共通する法則が浮かび上がります。軽い荷物はEMS、重い荷物はポチロジ。そして重くなるほど差が開く、という法則です。ポチロジの料金表は、重量が増えるほど1kgあたりの単価が下がる設計になっています。中国・韓国・台湾宛てで計算してみると、0.5kgでは1kgあたり6,000円超なのに、30kgでは1kgあたり580円ほど。一方のEMSは30kgでも1kgあたり886円で、単価の下がり方がゆるやかです。この構造の違いが、重量帯での逆転を生んでいるわけです。
さらに見逃せないのが、30kgの壁です。EMSをはじめ郵便で送れる荷物は1個30kgまでという上限があり、それを超える引越し荷物や大量の買い置き品は、郵便では物理的に1個口で送れません。ポチロジなら30kgを超える荷物も相談ベースで対応してもらえるので、「重くて郵便では送れない」段階の荷物こそ、代行の出番になります。逆に言えば、軽い荷物まで無理に代行へ寄せる必要はありません。2kg以内の本や書類なら、郵便の小形包装物や印刷物といった格安種別が引き続き最強です。少量の荷物を安く送るテクニックは印刷物種別で本や書類を格安発送する方法の記事にまとめてあるので、軽量派の方はそちらをどうぞ。重量帯ごとに最適ルートを使い分ける。これが値上げ時代のいちばん賢い戦い方です。
もうひとつ、実践的なコツをお伝えします。表の逆転ラインぴったりの重さ、たとえば中国・韓国・台湾宛ての5〜7kgや東南アジア宛ての13〜16kgあたりの荷物は、どちらが安いか微妙な境界線上にいます。こういうときは、ひとつのルートに決め打ちせず、郵便局の料金確認とポチロジの見積もりを両方取ってから決めるのが正解です。見積もりは無料なので、かかるコストは数分の手間だけ。また、荷物をあと少し足して重くする、逆に2箱に分けるといった調整で合計額が変わることもあります。「この重さならどう送るのが最安か」という聞き方で相談すれば、プロの視点で最適な形を提案してもらえますよ。
禁制品チェックで没収リスクを防ぐ

料金の話ばかりしてきましたが、値上げ時代にいちばん痛い出費は、実は送料の差額ではありません。「送料を払ったのに、荷物が没収・返送されてゼロになる」ことです。数千円から数万円の送料と、選んで詰めた中身がまるごと無駄になるのですから、これほどもったいない失敗はありませんよね。
そして海外発送の禁制品ルールは、想像以上に複雑です。肉エキスを含むインスタント食品、アルコールを含む化粧品や医薬品、リチウム電池を内蔵した電子機器、国によっては中古品や特定の書籍まで。「これくらい大丈夫だろう」という感覚で詰めた品が、相手国の税関で止まるケースは珍しくありません。国ごとにルールが違ううえ、米国宛ての運用やEUの課税のように制度そのものが動いている時期ですから、個人が全部を追いかけるのは正直かなり大変です。
ここがポチロジのような発送代行を使うもうひとつの大きなメリットで、ポチロジでは発送前に内容品の発送可否、つまり禁制品のチェックをしてもらえます。プロが「この国にこの品は送れるか」を確認したうえで発送してくれるので、送料と中身を丸ごと失う最悪の事態を避けやすくなるんです。料金の逆転ラインに達していない軽い荷物でも、「中身に不安がある荷物」なら相談する価値があります。安く送れても届かなければゼロ。値上げ時代の海外発送は、料金と同じくらい「確実に届くこと」への投資が大切ですよ。
梱包から書類まで任せる発送の流れ

「代行って手続きが面倒そう」と思われがちですが、流れはシンプルです。まず公式サイトの問い合わせフォームから無料で相談し、見積もりをもらいます。金額に納得したら、荷物を千葉の倉庫へ送るだけ(倉庫までの国内送料は自己負担です)。あとはプロが検品・梱包・インボイスなどの書類作成・発送までまとめて対応してくれて、発送後は追跡で荷物を見守れます。海外発送で挫折しがちな英語での書類作成や、国ごとの通関ルールへの対応を丸ごと任せられるのが、料金以外の大きな価値です。2026年3月からは佐川急便と提携した集荷サービスも始まっており、倉庫まで送るのが大変な大口の荷物は個別見積もりで集荷の相談もできます。
問い合わせのコツは、最初のメッセージに情報を詰め込むことです。そのまま使える実例を置いておきますね。「オーストラリアの家族へ、食品と日用品を段ボール2箱(合計約25kgの見込み)で送りたいです。発送可否と見積もりをお願いします。急ぎではなく、安さ重視です」──①品目、②箱数と概算重量、③宛先の国、④速さと安さのどちら重視か。この4点が揃っていると、担当者がその場で最適な輸送方法を検討でき、少ないやり取りで具体的な金額が返ってきます。フォームには写真を添付できないので、伝えたい内容は文章にまとめるのがポイントです。見積もりに納得できなければ断って郵便で送ればいいだけなので、比較のコストは数分の手間だけ。金額の相談だけでなく、「この国にこの品は送れますか」という発送可否の確認や、「もう少し安くする方法はありますか」という相談にも答えてもらえます。サービスの実態が気になる方は、ポチロジの評判・口コミを徹底調査した記事で良い口コミも悪い口コミも隠さずまとめています。
まとめ:郵便料金値上げ2026への備え

最後に、この記事の要点をまとめます。
- 2026年10月1日の値上げは国内サービスが対象。ゆうパックは平均約10%、ゆうパケットは一律360円、クリックポストは240円に
- 手紙・はがきは2024年10月に改定済み(手紙110円・はがき85円)。郵便料金は段階的な値上げの流れの中にある
- EMSなど国際郵便の料金改定は発表されていない(2026年8月時点の公式情報)
- ただし米国宛ての条件付き運用やEUの免税撤廃で、海外発送の実質負担は増加中
- 海外発送は中国・韓国・台湾宛て6kg前後・東南アジア宛て15kg・ヨーロッパ宛て5kgでEMSとポチロジの料金が逆転(オセアニア宛ては2kg以降ずっとポチロジが安い)。30kgでは最大3万円超の差。禁制品チェックまで任せられる代行が値上げ時代の防衛策
この記事を振り返ると、やるべきことはシンプルでした。まず「2026年10月の値上げは国内の荷物系サービス」と正確に把握する。手紙やはがきはすでに2024年に上がっており、国際郵便は今回の対象外。そのうえで、海外発送派は料金表の外側で進む実質負担の増加に備えて、重量帯ごとに最安ルートを使い分ける。軽い荷物は郵便の格安種別、重い荷物は代行への切り替えで、値上げ分を取り返しておつりが来るくらいの節約が可能です。
郵便料金の値上げは、私たちには止められません。でも、どのルートでいくら払うかは、私たちが選べます。とくに5kgを超える海外発送を控えている方は、EMSの料金を調べるのと同じ気軽さで、代行の見積もりも取ってみてください。比べた結果、郵便のほうが安ければ郵便で送ればいいだけ。失うものは何もありません。無料の見積もりひとつで、値上げ時代の発送コストは十分に守れますよ。
あなたの大切な荷物が、値上げの波を上手にかわして、海の向こうへ無事に届きますように。


