こんにちは。セカイニオクル、運営者の「アキ」です。
このブログ「セカイニオクル」は、海外転勤・留学・国際発送の3つのテーマで、日本から海外への荷物の送り方・生活準備に関する情報をまとめたサイトです。
📌 セカイニオクルでわかること
留学が決まって、まず気づくことがあります。「やることが多すぎる」です。
パスポート、ビザ、保険、銀行、スマホ、荷物、VPN、語学学校への連絡……。リストアップしてみると、頭が白くなりますよね。しかも優先順位がわからない。どれから手をつければいいのかわからないまま、気づいたら出発1ヶ月前になっていた、という話はよくあります。
留学経験者が口をそろえて「やっておけばよかった」と後悔するNo.1の準備があります。それがVPNです。日本にいる間にインストールしておかないと、渡航後にインストールしようとしても手続きが複雑になったり、規制の強い国では実質不可能になります。これは後半に詳しく書きます。
この記事では、留学前のやることリストを時系列・優先順位別に整理します。「3ヶ月前の自分に伝えたかった」という視点で書きました。
📋 この記事でわかること
- 留学前に絶対済ませるべき手続き(ビザ・保険・銀行)
- スマホ・SIM・VPNなどデジタル準備の進め方
- 荷物の送り方と国際発送サービスの活用方法
- 見落としがちな準備と留学前チェックリストの総まとめ
留学前にやることリスト:必須手続き編
パスポートとビザの手続きを確認する
これだけは最優先で動いてください。ビザが間に合わなければ、留学自体がなくなります。
パスポートの確認ポイント
- 有効期限:帰国予定日から6ヶ月以上残っているか(多くの国の入国条件)
- 残余ページ数:ビザのスタンプを押すページが足りているか
- 期限が近い・残ページが少ない場合:新規申請か更新申請が必要(国内申請で約2〜3週間。在外公館での申請は1ヶ月以上かかる場合も)
次にビザです。留学期間や渡航先によって必要なビザが異なります。
| 留学期間の目安 | ビザの種類 | 手続き先 |
|---|---|---|
| 90日以内 | ビザ不要(多くの国)または観光ビザ | 各国大使館・領事館 |
| 90日以上 | 学生ビザ(Student Visa)が必要 | 各国大使館・領事館 |
| ワーキングホリデー | ワーキングホリデービザ | 各国大使館・領事館 |
学生ビザの申請には、学校からの入学許可証(Acceptance Letter)が必要なことが多いです。入学許可が下りたら、できるだけ早くビザ申請を動かしてください。審査には数週間〜数ヶ月かかる場合があります。「まだ時間がある」と思ったときが、動き始めるタイミングです。
パスポート・ビザの最新情報は、外務省の海外安全情報や渡航先国の大使館公式サイトで必ず確認してください。
海外留学保険の種類と選び方
保険は「お金がかかるから後回し」にされがちですが、これも早めに動いてください。留学中に病気・ケガをしたとき、海外の医療費は日本の想像をはるかに超えます。
アメリカでは骨折の治療で100万円超、虫垂炎の手術で数百万円かかるケースが実際にあります。保険なしで渡航するのは、経済的なリスクが非常に高いです。
留学保険の主な種類
- 学校が指定する保険:留学先の学校・大学が加入を義務付けている場合があります。まず学校の条件を確認しましょう。
- 民間の海外留学保険:損保ジャパン・東京海上・AIGなどが提供。学校保険より補償が充実しているものも。
- クレジットカード付帯の旅行保険:一部カードに付帯しますが、長期留学には補償期間が足りないことが多いです。
選ぶ際のチェックポイント
- 疾病治療費用の補償額(アメリカなら最低1,000万円以上が目安)
- 賠償責任の補償(第三者への損害賠償)
- 緊急移送費用(重篤な場合の帰国搬送費)
- 24時間の日本語サポートがあるか
保険料を惜しんで薄い補償にした結果、現地で高額の医療費を自己負担することになる方が毎年います。留学保険だけは、費用より補償の手厚さを優先してください。
銀行口座・海外送金の事前準備
留学中のお金の流れは、出発前に仕組みを作っておかないと、現地で詰まります。
現地での口座開設
長期留学では現地銀行の口座を作るのが便利です。ただし開設には現地の住所証明が必要なことが多く、到着後1〜2週間かかるケースも。その間の生活費として、現金かデビットカードを用意しておきましょう。
仕送り・国際送金はWiseが必須の理由
「親から月10万円送ってもらう予定」という留学生が銀行の国際送金を使い続けると、1回あたり3,000〜6,000円の手数料+為替スプレッド数%が毎回かかります。年間12回の送金で合計5〜10万円近い手数料を払い続けるケースも珍しくありません。
Wise(ワイズ)は、銀行間取引の実際の為替レート(仲値)に近い条件で両替・送金できる国際送金サービスです。同じ10万円の送金でも、手数料がWiseなら数百円〜1,000円程度に収まることが多く、差額が歴然です。さらにWiseが発行するデビットカードを使えば、現地ATMでの引き出しや現地通貨での決済にもそのまま使えます。
留学前にアカウントを作成して試しに少額送金しておくのが鉄則です。初回の本人確認に数日かかる場合があり、「急いで送金したい」となってから始めると間に合わないことがあります。
※ 口座開設・維持費は無料。最初の送金前に本人確認を済ませておくのがおすすめです
留学前にクレジットカードを作っておくべき理由
「現金を持って行けばいいのでは?」と思う方が多いですが、海外での生活でクレジットカードがないと困る場面は思っているより多いです。
- ホテル・宿舎のチェックイン:多くの海外ホテルでは、チェックイン時にクレジットカードでのデポジット(保証金)が必要。カードがないと入れないことも。
- オンラインでの授業料・教材費の支払い:留学先の大学・語学学校のオンライン決済は、クレジットカードが前提になっていることが多い。
- 緊急の医療費:急病・ケガの際、現金だけでは足りないことも。クレジットカードがあれば一時的に立て替えて、後で保険に請求できる。
- 海外旅行保険が付帯する:一部のカードには海外旅行傷害保険が付帯しており、別途保険に加入しなくても基本的な補償を受けられる(カードによって内容が異なります)。
- 日本の家族へ買い物を頼む:日本のAmazonや各種サービスを現地から使う際、クレジットカードは必須。
留学生に特に人気なのがエポスカードです。年会費が永年無料で、海外旅行傷害保険が付帯しています(補償内容は公式サイトでご確認ください)。VISAブランドなので世界中の加盟店で使えます。学生でも作りやすく、留学前に持っておきたい1枚として定番です。
※ 海外旅行傷害保険付帯・VISA加盟店で世界中使用可。学生も申込可能です
現地通貨を少額用意しておく
渡航直後は現地SIM購入・交通費など現金が必要な場面があります。現地通貨を少額(3〜5万円相当)用意しておきましょう。空港両替よりも現地ATMでの引き出しのほうがレートが良いことが多いです。
スマホとSIMを留学前に整える方法
現地に着いた瞬間からネットが使える状態にしておく。これが留学スマホ準備の目標です。
SIMフリー端末の確認
現地SIMを使うにはSIMフリーのスマホが必要です。2021年10月以降の端末は原則SIMフリーですが、それ以前の端末はキャリアでSIMロック解除の手続きを。日本にいる間に完了させてください。
eSIMの活用がおすすめ
eSIM対応スマホがあれば、出発前に現地のeSIMプランを契約して設定まで完了できます。空港に着いた瞬間からネットが使える状態になります。日本語サポートがあって手続きが簡単なVOYAGEESIMは、英語が不安な方にも安心です。
※ 到着前日に設定まで完了できます
日本の電話番号の維持
銀行のSMS認証や日本の各種サービスのログイン認証コードは、日本の電話番号に届きます。楽天モバイルに乗り換えてeSIMで持ち続けると、月額を抑えながら日本番号を維持できて便利です。
現地に持っていく荷物リストの作り方
「何を持っていけばいいの?」は留学生から必ず出る質問です。持ち物は「必需品」「あると便利」「日本から送れるもの」の3つに分けて考えると迷いが減ります。
必需品(絶対に持っていく)
- パスポート・ビザ・学校の入学許可証
- 保険証書・緊急連絡先(紙でも持つ)
- 常備薬・処方箋薬(現地で手に入りにくいものを多めに)
- 電源変換プラグ・変圧器(現地の電圧を確認)
- クレジットカード・現地通貨(少額)
あると便利なもの(スーツケースに余裕があれば)
- 日本のインスタント食品・調味料(醤油・だし)
- 使い慣れた文具・ノート類
- 日本語の参考書・勉強道具
- 軽量な旅行用ポーチ・エコバッグ
スーツケースに入らない荷物は、国際発送で送ることができます。後述しますが、ポチロジという発送代行サービスを使えば、インボイス作成から発送まですべてお任せできます。「どう送ればいいかわからない」という方でも安心です。
留学前のやることリストで差がつく準備
VPNを留学前に準備すべき理由と選び方
正直に言います。VPNは「日本にいる間にインストールしておかないと詰む」準備の一つです。
留学先によっては、現地でVPNアプリをダウンロードしようとしても、そもそもアプリストアへのアクセスが制限されていることがあります。特に中国留学・インターンシップを検討している方は、渡航前のインストールが絶対条件です。規制のない国でも、学校のWi-Fiで特定サービスがブロックされていることは珍しくありません。
留学中にVPNが役立つ理由
- 日本のコンテンツを楽しめる:TVer・NHKプラス・Abema・Netflixの日本コンテンツは海外からアクセスできません。VPNがあれば日本にいるように見せてアクセスできます。寮でも帰国したときのように日本のドラマを追えます。
- 学校や寮のWi-Fiが安全になる:多くの人が使う公衆ネットワークは通信の盗聴リスクがあります。VPNで暗号化するだけで、情報漏洩リスクが大幅に下がります。
- 通信規制のある国では必須:中国ではGoogle・LINE・YouTube・Instagramが遮断されます。現地で気づいても、インストール自体が困難です。
留学生に特におすすめなのはSurfshark(サーフシャーク)です。同時接続台数が無制限なので、スマホ・PC・タブレット全部に入れておけます。長期プラン(2年など)なら月300円台〜とコスパが高く、長期留学生の利用実績も豊富です。速度重視ならNordVPNも選択肢に入ります。
※ PC・スマホ・タブレット全デバイスに入れておけます。日本を出る前に設定を完了させてください
日本から荷物を送る方法と国際発送サービス
スーツケースに入りきらない荷物、到着後に「やっぱり必要だった」と気づいた日本食や日用品。国際発送サービスを使えば、現地にいながら日本から送ってもらえます。
主な国際発送方法
- EMS(国際スピード郵便):郵便局の国際郵便。1〜2週間程度で届く。書類(インボイス)の作成が必要。
- DHL・FedEx・UPS:民間の国際宅配便。速くて追跡が確実だが、コストが高め。
- ポチロジ(発送代行):インボイス作成から梱包・発送まで代行してくれるサービス。「インボイスって何?」という方でも安心して使えます。
「インボイスの書き方がわからない」「英語での記載に自信がない」という方には、ポチロジがおすすめです。必要な書類の準備から発送まで一括でお任せできるので、初めての国際発送でも迷わず完了できます。
現地でのお金管理と両替の賢い方法
留学中のお金管理で損しないために、最初に覚えておきたいことがあります。
現地ATMでの引き出し vs 両替
一般的に、空港や両替所での両替よりも、現地のATMでクレジットカード・デビットカードを使って引き出すほうがレートが良いことが多いです。ただしATM手数料も発生するので、1回あたりの引き出し金額をある程度まとめるのがポイントです。
Wise(ワイズ)デビットカードが強い
Wiseは実際の為替レートに近いレートで両替ができ、手数料も低め。日本から現地口座への送金にも使いやすいです。留学中に日本から定期的に送金を受け取る場合は、出発前にアカウントを作成しておくことをおすすめします。
現地の飲食店やATMで「日本円でお支払いになりますか?」と聞かれたら(DCC・動的通貨換算)、必ず「現地通貨で」を選んでください。円建て請求はレートが不利で、気づかずに損をしているケースが多いです。
現金管理のコツ
財布に大金を入れず、1日分の予算だけ持ち歩く習慣をつけましょう。スリや置き引きのリスクがある地域では、ウェストポーチや内ポケットの活用を。カードが使えない場面に備えて、少額の現金は常に持っておくと安心です。
留学先の大学や語学学校への連絡事項
書類のことや日程のことで「知らなかった」となるのは、ほぼ事前確認の漏れから起きます。以下を出発前にリスト化して確認しましょう。
確認・連絡リスト
- 到着日・入寮日の連絡:寮がある場合、いつチェックインできるか事前に確認。飛行機が遅延した場合の連絡方法も確認しておく。
- オリエンテーションの日程:留学初日に重要な説明がある学校が多いです。必ず出席できるよう逆算して渡航日を決める。
- 必要書類の提出状況:入学許可証・ビザコピー・保険証書の提出が必要なものを整理しておく。
- 授業開始前のテスト・面接:語学学校ではレベル分けテストが初日にある場合が多いです。
- 現地での緊急連絡先:学校の緊急連絡先を紙にメモしておく。スマホが使えない状況でも確認できるよう。
学校への確認は「出発1ヶ月前」と「出発1週間前」の2回行うのがおすすめです。直前になって「そんな書類が必要だったの?」と慌てることを防げます。
留学前のやることリストで準備を完成させる
最後に、時系列で優先順位別に整理します。「何ヶ月前に何をするか」が見えると、焦りが消えます。
留学前のやることリスト:時系列別まとめ
【3〜6ヶ月前】絶対に動き始める
- パスポートの有効期限確認・更新申請(これが一番最初)
- ビザの申請(学生ビザは時間がかかる。入学許可が出たらすぐ動く)
- 留学保険の比較・加入(補償の手厚さ優先で選ぶ)
- 留学先の学校への連絡・書類提出
【1〜3ヶ月前】計画的に進める
- 銀行口座・Wiseアカウント・海外送金の仕組みを整える
- スマホのSIMロック解除・eSIM契約(VOYAGEESIMなど)
- VPN(Surfshark等)のインストール・動作確認(日本でやる)
- 持ち物リストの作成・荷物の仕分け
【2〜4週間前】最終確認と手配
- 送る荷物の国際発送手続き(ポチロジ等に問い合わせ)
- クレジットカードの海外利用届け出・PIN確認
- 現地通貨の準備(少額)
- 日本の電話番号の維持・停止手続き(楽天モバイルへの乗り換えも検討)
「まだ時間がある」と思ったときが、動き始めるベストタイミングです。留学前のやることリストをひとつひとつ片付けていくことが、現地での充実した生活の土台になります。
留学全般の準備情報をまとめたページもあります。あわせてご参照ください。









