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海外赴任でスマホをどうするか解説!SIM・eSIM・VPNの準備

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「スマホ、どうするか」は海外赴任準備の中で後まわしにされがちな項目No.1です。でも、後まわしにしたことで起きるトラブルは、準備の全項目の中で最も痛いものになりがちです。

実際によく聞く話があります。赴任先に着いた翌月、スマホのローミング料金の請求が届いて固まった。金額を見ると、1ヶ月で3〜4万円。年間にすると40万円を超えます。「旅行のときは気にしなかったけど、毎月これが続くとは思っていなかった」という後悔です。

もう一つ。「現地SIMに替えようと思ったら、スマホがSIMロックされていて使えなかった」というパターンも多いです。現地の空港でSIMを買ったのに、差し替えても認識しない。日本でSIMロック解除をしてこなかった結果です。

この記事では、海外赴任でスマホをどうするかについて、選択肢ごとのメリット・デメリットを整理し、私がおすすめする構成をお伝えします。

📋 この記事でわかること

  • 海外赴任のスマホ対応方法(ローミング・SIM替え・eSIM・2台持ち)の比較
  • 日本の電話番号を維持しながら現地データを使う方法
  • eSIMサービスの活用と選び方
  • VPNとスマホを組み合わせた安全・快適な使い方
海外赴任でスマホをどうするか考える様子
目次

海外赴任のスマホはどうするか方法を比較

海外ローミングで使い続ける場合の費用

国際ローミングは「設定変更なしで日本のスマホがそのまま使える」という手軽さが魅力です。でも、費用の現実を見ると、長期赴任での選択肢としては薄いです。

主要キャリアの海外データオプションの概要

キャリア主なサービス名料金の目安対象
ドコモ世界そのままギガ1日あたり980円〜短期旅行向け
auau海外放題24時間800〜1,200円短期旅行向け
ソフトバンク海外あんしん定額24時間980円〜(プランにより変動)短期旅行向け
楽天モバイル海外ローミング(2GB/月)月額無料(2GBまで)短中期向け

※料金・サービス内容は変更になることがあります。最新情報は各キャリア公式サイトでご確認ください。

1日1,000円のローミングを365日使い続けると、年間36万5千円になります。2年間の赴任なら73万円です。出張の1〜2週間なら「仕方ない」で済みますが、生活基盤として使い続けるコストではありません。

海外ローミングをオンにしたまま放置すると、バックグラウンドのアプリ通信で意図せず大量のデータを消費することがあります。長期赴任でローミングを使う場合は、データ通信量の上限設定を必ず確認してください。

現地SIMに差し替えるメリットと注意点

費用面だけで見ると、現地SIMへの差し替えが最もお得な選択肢です。現地のキャリアのプランを使えるので、データ容量・通話ともに月数百〜数千円で済むことが多いです。

ただし、落とし穴があります。それが「SIMロック」の問題です。

日本のキャリアで購入したスマホの多くは、かつてSIMロック(特定のキャリアのSIMしか使えない制限)がかかっていました。2021年10月以降に販売された端末は原則SIMフリーになっていますが、それ以前の端末はSIMロック解除が必要です。

現地に着いてからSIMを購入して差し替えてみたら認識しない。その時点でSIMロック解除の手続きをしようとしても、手続きには日本のキャリアのマイページへのログインなどが必要で、手間がかかります。SIMロック解除は必ず日本にいる間に完了させてください。

現地SIM利用のその他の注意点

  • 日本の電話番号が使えなくなる:日本のSIMを取り出すと、日本番号への電話・SMSが届かなくなります(後述の維持方法を参照)
  • 現地での手続きが必要:購入時にパスポート提示・現地登録が必要な国もある
  • 国によって通信品質が異なる:現地の主要キャリアをあらかじめリサーチしておこう

SIMフリースマホ購入か機種変更か

今使っているスマホのSIMロックを解除する方法と、新たにSIMフリー端末を購入する方法、どちらにするか迷う方も多いです。

① 今のスマホのSIMロックを解除する(まずこれを確認)
2021年10月以降に購入した端末なら、すでにSIMフリーの可能性が高いです。それ以前の端末も、各キャリアの公式サイト・マイページから無料でSIMロック解除ができます。まず現在の端末が対応しているかを確認しましょう。

② SIMフリー端末を新たに購入する
今の端末が古くて赴任先の周波数帯(Band)に対応していない場合は、買い替えが確実です。iPhoneはほぼ全モデルがグローバル対応なので安心です。AndroidはOPPO・XiaomiなどのグローバルモデルがコスパよくSIMフリーで手に入ります。

赴任先の国で主に使われている周波数帯(Band)と、自分のスマホの対応Bandが合っているかを確認することが重要です。合っていないとSIMが刺さっていても通信できません。キャリアの公式サイトやスペックシートで確認できます。

eSIMとは何か海外赴任での活用方法

eSIM(Embedded SIM)とは、物理的なSIMカードを差し替えなくても、スマホに内蔵されたSIMに通信プロファイルをダウンロードして使える仕組みです。

海外赴任でeSIMが特に強い理由があります。日本のSIMを維持したまま、現地のデータ通信プランを追加できることです。

デュアルSIM対応のスマホ(iPhone XS以降、多くのAndroid最新機種)なら、日本番号(SMSや認証コード受信用)と現地データ通信を同時に使えます。これが今の海外赴任スマホの最適解です。

eSIMが解決すること

  • 銀行・証券・各種サービスのSMS認証コードが日本番号に届き続ける
  • 物理SIMの差し替え作業なしで、ネット上だけで開通手続きが完了する
  • 複数国を行き来する場合でも、その都度プランを切り替えるだけ
  • 渡航前日に設定まで完了させておけるので、到着当日からネットが使える

日本の電話番号を維持する方法

「日本の番号なんてLINEがあればいいのでは?」と思うかもしれません。でも、日本の電話番号が必要な場面は意外なほど多いです。

  • ネットバンキング・証券口座のSMS認証コード受信
  • クレジットカードの不正利用検知通知
  • 帰国後に同じ番号を使い続けたい
  • 日本の各種サービスへのログイン認証

日本の電話番号を維持する主な方法は3つあります。

① キャリアの「一時停止」プランを使う
ドコモ・auなどは海外渡航中に番号を維持しつつ基本料金を抑えるプランがあります。月々数百円〜の費用で番号をキープできます。

② 楽天モバイルに乗り換えてeSIMで維持する(最も人気)
楽天モバイルは海外でも2GB/月まで無料でデータ通信が使え、日本の番号も維持できます。eSIMとして保持すればスマホ1台で完結します。SMS認証専用として運用するコスパが優れており、海外赴任者の間で最もメジャーな選択肢になっています。

③ デュアルSIM対応スマホで2枚同時運用
日本SIM(物理SIM or eSIM)と現地SIM(eSIM)の2枚持ちにすれば、1台で両方の番号を使えます。iPhoneのDual SIM機能(Nano SIM + eSIM)が代表例です。

海外赴任でスマホをどうするか選ぶポイント

海外赴任でeSIMを活用するスマホ設定

おすすめeSIMサービス2選を比較

海外赴任者に使われているeSIMサービスは複数ありますが、実績と使いやすさで選ぶならVOYAGEESIMAiraloの2択が定番です。自分の状況に合うほうを選んでください。

VOYAGEESIM ── 日本語サポートが安心な日本発eSIM

「英語に自信がない」「何かあったとき日本語で問い合わせたい」という方に特に向いています。日本企業が運営しており、サポートも日本語対応です。

  • 世界89カ国以上に対応(順次拡大中)
  • 日本語サポートで安心(日本企業が運営)
  • 日数や容量で選べるプランが豊富
  • アプリから数分でプロファイルをインストール可能
  • 追加データのチャージがオンラインで完結

渡航前に日本でセットアップを完了させておけるのが大きなメリットです。現地の空港に着いた瞬間からネットが使える状態にできます。

VOYAGEESIMの料金・プランを確認する →

※ 対応国・プランは随時追加されています。公式サイトで最新情報をご確認ください

Airalo ── 200カ国以上対応、コスパ重視ならこちら

Airaloは世界200カ国以上に対応したグローバルeSIMサービスで、1GB単位の細かいプランから選べるため、使う分だけ買えるコスパの良さが特徴です。赴任先が複数国にまたがる場合や、出張が多い方にも向いています。サポートは英語のみになりますが、アプリ操作はシンプルで直感的に使えます。

  • 世界200カ国以上に対応(最大クラスのカバレッジ)
  • 1GB単位から購入できる柔軟なプラン
  • アプリから全操作が完結、設定が簡単
  • 複数国・複数プランを1つのアカウントで管理できる

どちらを選ぶか迷ったら:日本語サポートを重視するならVOYAGEESIM、対応国の広さとコスパを重視するならAiralo、が判断の基準になります。どちらも渡航前に日本からセットアップできます。

Airaloのプランを確認する →

※ 200カ国以上対応。英語アプリですが操作はシンプルです

VPNと組み合わせたスマホの安全な使い方

eSIMでデータ通信を確保したら、次はVPNです。「スマホにVPNなんて必要?」と思う方がいますが、海外赴任ではVPNがあるとないとで、スマホの使い勝手が根本的に変わります。

VPNが変えること

  • ホテル・カフェ・空港のWi-Fiをためらいなく使える:公共Wi-Fiは通信の盗聴リスクがあります。VPNで通信を暗号化すれば、セキュリティを気にせず接続できます。
  • 日本のコンテンツが全部見られる:TVer・NHKプラス・Abema・dアニメ……海外からは「地域制限でご覧いただけません」と弾かれます。VPNで日本のIPに見せれば解決です。帰任後の日本のドラマを現地でリアルタイムに追えます。
  • 中国など規制国では必須:中国ではLINE・Google・YouTube・Instagramが遮断されます。VPNなしでは普通の連絡もできなくなります。しかも現地でのインストールは困難なので、必ず日本でインストールして動作確認してから渡航してください。

NordVPNはiOS・Android両対応で、スマホへの設定が数分程度で完了します。接続先サーバーをワンタップで切り替えられるのでストレスがありません。

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※ キャンペーン中は2年プランが大幅割引になっていることがあります

eSIM(データ通信)+VPN(セキュリティ・コンテンツアクセス)の組み合わせが、現在の海外赴任スマホ活用の王道スタイルです。日本の番号維持にはデュアルSIMか楽天モバイルeSIMがおすすめです。

スマホの解約・休止・維持どれがベストか

海外赴任中の日本スマホ契約をどう扱うか。3つの選択肢を整理します。

選択肢月額費用日本番号帰国後の手続きおすすめ場面
解約0円失う再契約が必要(番号は変わる)帰国予定が未定、番号不要
一時停止(休止)数百円程度維持できる復活手続きのみ赴任期間が明確、番号を守りたい
継続利用(SIM保持)基本料金がかかる維持できるなしSMS受信・デュアルSIM利用

私がおすすめするのは「楽天モバイルへの乗り換え+eSIM維持」です。月額を抑えながら日本番号を維持でき、海外でも2GB/月のデータが無料で使えます。SMS認証専用として持ち続けるコスパが他の選択肢より明らかに優れています。現在ドコモ・auを使っている方も、赴任のタイミングで乗り換えを検討する価値があります。

赴任前のスマホ設定と手続きチェックリスト

渡航当日に気づいても遅いものばかりです。以下を出発2〜4週間前には完了させましょう。

  • SIMロック解除の確認・申請:現地SIMを使う予定なら必須。各キャリアのWebサイトから手続き可能。無料でできます。
  • eSIMサービスの契約・プロファイル設定:VOYAGEESIMなどを事前に契約し、設定まで完了させておく。到着当日からネットが使えます。
  • VPNのインストールと動作確認:中国など規制が強い国は現地でのインストールが困難。必ず日本で完了させること。
  • 日本の番号の扱い決定・手続き:楽天モバイルへの乗り換え、または一時停止・継続利用を決めてキャリアに連絡。
  • 重要データのバックアップ:iCloudやGoogle Driveでバックアップ。スマホを紛失・水没しても復元できる状態に。
  • 家族との連絡手段の確認:LINE・WhatsApp・FaceTimeのどれを使うか家族と決めておく。VPN経由での接続テストもしておくと安心。
  • スマホ保険の確認:キャリアのスマホ補償が海外でも適用されるか確認。海外での修理・盗難対応は国内と異なります。

海外赴任のスマホどうするか結論まとめ

「結局どうすればいいの?」という方のために、私がおすすめする構成を最後にはっきり書いておきます。

海外赴任スマホ、私がおすすめする4点セット

  1. デュアルSIM対応スマホ(iPhone推奨)を用意する
  2. 日本の番号は楽天モバイル(eSIM)か一時停止で維持する
  3. 現地データはeSIM(VOYAGEESIMなど)か現地SIMで調達する
  4. VPN(NordVPNまたはSurfshark)をインストールして日本コンテンツとセキュリティを確保する

この4点セットが、費用・利便性・セキュリティのバランスが最も取れた構成です。「とにかくネットさえ使えれば」という方はeSIM一択で問題ありませんが、日本のコンテンツを楽しみたい方はVPNとのセットが必須です。

海外赴任の準備はスマホ以外にも、クレジットカード・VPN・荷物の送り方など多岐にわたります。赴任準備全体をまとめたページもぜひ参考にしてください。

海外転勤・赴任の準備まとめ|セカイニオクル

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