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📌 セカイニオクルでわかること
中国に着いた初日、LINEで「無事に着いたよ」と家族に送ろうとしたら繋がらない。Googleで調べようとしたら真っ白な画面。YouTubeもInstagramも開かない——これが「グレートファイアウォール」の現実です。
しかも最悪なのは、中国に着いてからVPNを準備しようとしても遅いことです。現地のApp StoreではVPNアプリ自体がダウンロードできません。「出発前に入れておけばよかった」と後悔しても手遅れです。
この記事では、中国でのVPNおすすめを駐在員・出張者・留学生の目線で5つ厳選して比較します。それぞれの特徴と中国での実績を正直にお伝えしますね。

📋 この記事でわかること
- 中国で使えなくなる主要サービスの一覧
- 中国VPNおすすめ5選の特徴と実績比較
- 駐在員・出張者・留学生のシーン別おすすめ
- 出発前に必ずやるべきVPNの準備手順
中国VPNおすすめ5選を徹底比較
グレートファイアウォールで何が使えなくなるか
中国は「グレートファイアウォール(金盾)」と呼ばれる強力なインターネット検閲システムを運用しています。日本から中国に移ると、以下のサービスが原則として使えなくなります。
| カテゴリ | 使えなくなる主なサービス |
|---|---|
| SNS・メッセージ | LINE、Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、WhatsApp |
| Google系 | Google検索、Gmail、Googleマップ、Google Drive、YouTube |
| 動画・エンタメ | Netflix、Amazon Prime Video(日本コンテンツ)、Spotify |
| 業務ツール | Slack(制限あり)、Dropbox、一部のVPNなしVoIP |
| その他 | Amazon.co.jp(アクセス可能だが遅い場合あり) |
特にLINEが使えなくなるのは日本人駐在員・出張者にとって深刻です。家族との連絡、会社の社内グループ、友人との連絡——これらがすべて断たれます。VPNがあれば日本にいるときと変わらず使えます。
中国でのVPN利用は、政府が認可していない場合、原則として違法です。外国人が個人利用する分には現時点で摘発事例はほぼ報告されていませんが、法的なリスクがゼロではないことは理解したうえで利用してください。詳細は後述します。
中国VPNを選ぶ5つのポイント
一般的なVPNと異なり、中国向けVPNには特有の要件があります。
① 難読化(オブファスケーション)機能
中国の検閲システムはVPN通信を検知してブロックしようとします。難読化技術はVPN通信を通常の通信に偽装し、ブロックをすり抜けます。中国で使えるかどうかはこの機能の有無が大きく影響します。
② 定期的な規制対応アップデート
中国の規制は常に強化されています。VPN側も定期的に対策アップデートをしているサービスでないと、ある日突然繋がらなくなるリスクがあります。
③ 日本語サポートの有無
繋がらないトラブルが起きたときに日本語でサポートを受けられるかどうか。特に長期滞在の駐在員には重要です。
④ 複数デバイス対応
スマホ・PC・タブレットを同時に使う場合は、同時接続台数の確認が必要です。
⑤ 返金・解約保証
万が一中国で繋がらなかった場合に返金対応があるかどうかも確認ポイントです。
スイカVPN:長期滞在の駐在員に最もおすすめ(1位)

スイカVPNは、海外から日本の固定IPアドレスを使うことに特化した日本製VPNサービスです。中国在住の日本人を主要ターゲットとして開発されており、中国での利用実績が豊富です。
最大の強みは日本語での手厚いサポートです。「繋がらなくなった」「設定がわからない」といったトラブルに日本語で対応してもらえるのは、海外赴任中の精神的安心感として非常に大きいです。また、固定IPオプションがあるため、会社のVPNや社内システムへのアクセスにIPアドレスの登録が必要な業務用途にも対応できます。
- 中国での利用実績が豊富(日本人駐在員の利用が多い)
- 日本語サポートあり(長期滞在の安心感)
- 固定IP対応(社内システムアクセスに有利)
- スマホ・PC・タブレットに対応
ExpressVPN:速度と安定性で選ぶなら(2位)
「中国出張中にビデオ会議がある」「業務上、回線が不安定になったら困る」という方にはExpressVPNが最有力候補です。
独自プロトコル「Lightway」による接続速度は業界随一で、中国での安定した接続実績が特に高く評価されています。世界105か国のサーバーから自動で最適なものを選び、規制をすり抜けるアップデートを定期的に実施しています。スプリットトンネリング機能で「LINEはVPN経由、現地サービスはVPNなし」という使い分けも可能です。
価格は1年プランで月1,000円前後とやや高めですが、「中国での業務に支障が出たら困る」という用途ではここをケチらないほうが賢明です。
NordVPN:実績と価格のバランスで選ぶなら(3位)
世界2,000万人以上が使う最大手VPNです。世界126か国・8,400以上のサーバーを持ち、速度・安定性とも業界トップクラス。オブファスケーション機能(難読化)を搭載しており、中国での接続実績も多数報告されています。
2年プランなら月額500円台になることが多く、コストパフォーマンスは高いです。同時接続10台で、家族全員のデバイスをカバーできます。30日間の返金保証つきなので、万が一中国で繋がらなかった場合も安心です。
MillenVPN:日本語サポート重視の方向け(4位)
MillenVPNは日本語サポートが充実した国内事業者のVPNです。同時接続無制限、世界72か国以上のサーバー、日本IPも完備。中国での利用実績もあります(最新情報は公式サイトで確認)。「英語のサポートは不安」「何かあったとき日本語で相談したい」という方に向いています。
セカイVPN:固定IP・テレワーク用途向け(5位)
セカイVPNは固定IPオプションが特徴のVPNです。「特定のIPアドレスでしか社内システムにアクセスできない」「会社のセキュリティポリシーで固定IPが必要」という業務要件がある方向けです。接続方法によっては中国でも利用できるとの情報があります(最新情報は公式サイトで確認)。
中国でVPNを使うための準備と注意点
必ず日本を出発する前にVPNを設定すること

これが最も重要な注意点です。中国国内のApp StoreではVPNアプリがダウンロードできません。「現地に着いてから準備しよう」では手遅れです。
- STEP1:日本にいる間にVPNを契約・アプリをインストール
- STEP2:日本でサーバーへの接続テストを行う
- STEP3:スマホ・PC・タブレット全端末に設定しておく
- STEP4:中国渡航後、VPNをオンにしてLINEなどへの接続を確認
出張の場合は出発2〜3日前、赴任の場合は出発1〜2週間前に契約・設定を完了させましょう。アカウント作成から決済・設定まで含めると意外と時間がかかります。
駐在員・出張者・留学生のシーン別おすすめ
渡航目的と滞在期間によって最適なVPNは変わります。
長期駐在員(1年以上)
日本語サポートが手厚く、中国での実績が豊富なスイカVPNが最もおすすめです。固定IPで会社のシステムにも対応できます。バックアップとしてNordVPNを合わせて契約しておくとより安心です。
短期出張者(数日〜数週間)
速度・安定性を最優先するならExpressVPN、コストを抑えるならNordVPNが向いています。どちらも30日返金保証があるので出張期間だけ使って解約することも可能です。
中国留学生
LINEと日本のサービスへのアクセスが主目的なら、コストパフォーマンスが高いNordVPN(月500円台)やMillenVPNが現実的です。長期留学なら日本語サポートがあるスイカVPNも安心です。
VPN使用に関する法的リスクと注意点
中国法では、政府が認可していないVPNの使用は原則として違法です。ただし現時点では、外国人が個人利用する目的でVPNを使ったことで摘発・処罰されたという事例はほぼ報告されていません。
一方で、法的リスクがゼロではないことは正直にお伝えします。特に政治的に敏感な時期(党大会・重要イベント前後)は規制が強化されることがあります。業務上の機密情報を扱う場合は、会社の情報セキュリティポリシーに従ったうえで使用してください。
この記事は一般的な情報提供を目的としています。VPN使用の最終的な判断はご自身の責任で行い、必要に応じて専門家や会社の法務部門にご相談ください。
中国VPNおすすめのまとめ
中国VPNおすすめ5選を改めてまとめます。
- 1位 スイカVPN:日本語対応・中国実績豊富・駐在員に最適
- 2位 ExpressVPN:速度・安定性No.1・ビデオ会議や業務用途向け
- 3位 NordVPN:世界最大手・コスパ良好・30日返金保証
- 4位 MillenVPN:日本語サポート・同時接続無制限
- 5位 セカイVPN:固定IP対応・テレワーク業務向け
どのVPNも必ず日本を出発する前に準備を完了させてください。中国に着いてからでは設定できません。特に初めての中国赴任・出張の方は、出発2週間前を目安に動き始めることをおすすめします。
中国でのVPN全般についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
