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📌 セカイニオクルでわかること
アイルランド留学を考えているけど、「費用がどれくらいかかるのか、正直よくわからない」という方、多いんじゃないかと思います。英語圏の中では比較的リーズナブルというイメージがある一方で、ダブリンの家賃が爆上がりしているという話も聞くし、実際どうなの?って不安ですよね。
私自身もアイルランド留学について調べてみて、「語学学校の授業料はロンドンより安いのに、住居費がかさんで結局トントン」という現実に驚きました。この記事では、アイルランド留学の費用を期間別・項目別に具体的な数字で整理しつつ、費用を抑えるための実践的なポイントもあわせてお伝えします。
📋 この記事でわかること
- アイルランド留学の費用【期間別】1ヶ月・3ヶ月・半年・1年の総額目安
- 語学学校の授業料相場と、ダブリン vs 地方都市の費用差
- 住居・食費・保険など項目別の実際のコスト
- 学生ビザで週20時間バイトが可能!費用を抑える現実的な方法

アイルランド留学の費用【2026年版】期間別の総額と内訳
まず「総額でいくらかかるのか」を期間別に整理します。留学エージェント各社のデータや現地在住者の情報をもとに、リアルな目安をお伝えします。なお、費用はあくまで一般的な目安であり、学校の選択・滞在先・生活スタイルによって大きく変わります。正確な情報は各語学学校や公式サイトでご確認ください。
1ヶ月の費用は30〜60万円が目安
アイルランドへの短期語学留学(1ヶ月)の総費用は、おおよそ30〜60万円が目安です。内訳は以下の通りです。
| 費用項目 | 目安(1ヶ月) |
|---|---|
| 語学学校授業料(4週間) | €600〜€1,000(約10〜17万円) |
| 住居費(ホームステイ or シェアハウス) | €800〜€1,300(約13〜22万円) |
| 食費・生活費 | €400〜€600(約7〜10万円) |
| 往復航空券 | 5〜12万円 |
| 留学保険(1ヶ月) | 1〜2万円 |
| 合計 | 約30〜60万円 |
1ヶ月であれば、夏休みや社会人の長期休暇を活用した「お試し留学」として利用する方も多いです。ホームステイを選ぶと食事付きで生活費が安定しやすいですが、ダブリン市内のホームステイは住宅不足の影響で空きが少なく、早めの確保が必要です。
3ヶ月の費用は90〜160万円が目安
3ヶ月(12週間)の留学は、英語力を本格的に伸ばしたい方に人気のプランです。総費用の目安は90〜160万円です。
| 費用項目 | 目安(3ヶ月) |
|---|---|
| 語学学校授業料(12週間) | €1,800〜€3,000(約30〜50万円) |
| 住居費(シェアハウス個室) | €2,700〜€3,900(約45〜65万円) |
| 食費・生活費(3ヶ月) | €1,200〜€1,800(約20〜30万円) |
| 往復航空券 | 5〜12万円 |
| 留学保険(3ヶ月) | 3〜5万円 |
| 合計 | 約90〜160万円 |
注意点として、日本国籍の場合アイルランドへの入国ビザは免除されており、3ヶ月を超える滞在でも渡航前のDビザ取得は不要です。ただし90日を超えて滞在する場合は、入国後に外国人登録(IRPカード申請)が必要で、登録料€300(約5万円)がかかります。長期留学を検討している場合はこのIRP費用を予算に含めておきましょう。
3ヶ月ちょうどの留学でも、航空券の都合で91日滞在になるケースがあります。90日を超える場合はIRP登録が必要になるので、入国日と出国日を正確に数えて確認してください。
半年〜1年の費用(英語圏最安クラス)
長期留学(6ヶ月〜1年)になると、アイルランドの「英語圏の中ではリーズナブル」という特徴が際立ってきます。
| 期間 | 費用の目安 |
|---|---|
| 6ヶ月(24週間) | 170〜280万円 |
| 1年(48〜52週間) | 325〜475万円 |
アメリカ(年間500万円〜)やイギリス・ロンドン(年間400万円〜)と比べると、アイルランドは1年留学でも約325万円からスタートできます。EUの中では英語が公用語として通じる国の一つであり、ロンドン並みのコストをかけずに英語留学ができる点が魅力です。
アイルランドはEU加盟国なので、フランス・スペイン・イタリア等へのヨーロッパ旅行も格安で楽しめます。長期留学の場合は「欧州旅行の拠点」として使える点も大きなメリットです。
語学学校の授業料:週€160〜260がダブリンの相場
アイルランドで最も一般的な英語学習の場が語学学校(EFL校)です。ダブリンの場合、週€160〜260が相場で、ロンドン(週€200〜350)より安い水準です。
| 都市 | 週あたり授業料 | 日本円換算(1€≒165円) |
|---|---|---|
| ダブリン | €160〜260 | 約2.6〜4.3万円/週 |
| コーク | €140〜220 | 約2.3〜3.6万円/週 |
| ゴールウェイ | €130〜210 | 約2.1〜3.5万円/週 |
語学学校の多くは「ILEP(Interim List of Eligible Programmes)」に掲載されており、このリストに含まれる学校で週15時間以上のコースを受講すると、学生ビザを取得した上でアルバイトができます(週20時間まで)。学校選びの際はILEP掲載校かどうかを必ず確認しましょう。なお、留学エージェント経由で学校を手配する場合は、信頼できる業者かどうかの見極めも重要です。悪質な留学エージェントの見分け方と注意点もあわせて確認してみてください。
航空券・ビザ・保険の初期費用
留学費用として見落としがちな初期費用もあわせて確認しておきましょう。
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| 往復航空券(日本〜ダブリン) | 5〜15万円(時期・経路により変動) |
| IRP登録料(90日超の滞在登録・現地申請) | €300(約5万円) |
| 海外留学保険(1年) | 5〜15万円 |
| 海外送金・口座開設費用 | 1〜3万円程度 |
航空券はロンドン経由(British Airways・Ryanair等)や中東経由(エミレーツ・エティハド等)が一般的です。早割で取れると往復8〜10万円台に収まることもありますが、直前予約だと15万円以上になることもあります。
なお、留学中の万が一のトラブルに備えた海外留学保険については、留学保険の選び方と比較ガイドも参考にしてみてください。

アイルランド留学の費用を左右する住居と生活費の実態
アイルランド留学の費用を語る上で、外せないのが「住居費の高騰」です。ダブリンは過去5年で家賃が大幅に上昇しており、「語学学校の授業料は安いのに、住居費で帳消しになった」というケースも少なくありません。実態を正確に把握しておきましょう。
ダブリンの家賃は高騰中:シェア個室で月€900〜1,300
ダブリンのシェアハウス(個室)の家賃相場は月€900〜€1,300が目安です。これは東京の一般的な1Kよりも高い水準で、ヨーロッパの中でもトップクラスの高家賃都市です。
| 住居タイプ | 月額家賃(ダブリン) |
|---|---|
| シェアハウス(個室) | €900〜€1,300(約15〜21万円) |
| シェアハウス(相部屋) | €550〜€850(約9〜14万円) |
| 学生寮 | €1,300〜€1,600(約21〜26万円) |
| ホームステイ(食事2食付き) | €1,000〜€1,500(約17〜25万円) |
ダブリンの住宅不足は深刻で、Daft.ie(現地の物件サイト)に掲載された物件は数日以内に埋まることも珍しくありません。留学開始の2〜3ヶ月前から動き始めるのが理想です。語学学校が提携する学生寮を利用すると、入居の確実性は上がりますが費用は割高になります。
ダブリンのSNS(Facebook Groups等)では「礼金なしで今すぐ入居可能」といった詐欺的な物件掲載が後を絶ちません。現地確認なしの送金は絶対に避け、学校経由や信頼できるエージェントを通じた手続きを強くおすすめします。
コーク・ゴールウェイなら月€150〜300安い
ダブリン以外のアイルランド留学先として人気なのが、コーク(Cork)とゴールウェイ(Galway)です。
| 都市 | シェアハウス個室(月額) | ダブリン比 |
|---|---|---|
| ダブリン | €900〜€1,300 | 基準 |
| コーク | €700〜€1,000 | 約€200〜300安い |
| ゴールウェイ | €650〜€950 | 約€200〜350安い |
コークはアイルランド第2の都市で、語学学校の数も充実しています。ゴールウェイは大西洋に面した港町で、アイルランドの伝統文化が色濃く残るエリア。どちらもダブリンよりも留学生同士のコミュニティが小さく、英語力が伸びやすいというメリットもあります。
「ダブリンよりコークのほうが授業中も積極的に話すようになった」という声は現地留学経験者からよく聞きます。都市の規模が小さいと、留学生同士の母国語に逃げにくい環境になるため、英語力向上に効果的なケースもあるようです。
食費・交通費・娯楽費の内訳(月€700〜800の生活費)
住居費とは別に、日々の生活費として月€700〜800を見ておきましょう。
| 費用項目 | 月額目安 |
|---|---|
| 食費(自炊中心) | €200〜300(約3〜5万円) |
| 食費(外食多め) | €350〜500(約6〜8万円) |
| 交通費(ダブリン・Leap Card利用) | €80〜120(約1.3〜2万円) |
| 携帯電話(プリペイドSIM) | €20〜30(約3,000〜5,000円) |
| 日用品・雑費 | €50〜100(約8,000〜1.6万円) |
| 娯楽・週末旅行 | €100〜200(約1.6〜3.3万円) |
ダブリン市内の交通は「Leap Card」(ICカード)が便利で、バス・路面電車(Luas)・DART(近郊電車)をまとめて利用できます。スーパーはLidlやAldiが格安で、Tesco・Dunnes Storesが一般的な価格帯です。外食は€15〜25が平均的な1食のコストで、パブのフィッシュ&チップスでも€12〜18ほどします。

学生ビザで週20時間バイト可:年間100万円超も
アイルランド留学の費用を考える上で「就労権」は非常に重要です。ILEP掲載校で週15時間以上のコースを受講し、外国人登録(IRP)を行うことで、週20時間までのアルバイトが可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就労可能条件 | ILEP掲載校・週15時間以上コース受講・IRP登録済み |
| 就労時間上限 | 週20時間(学期中)・フルタイム(学校休暇中) |
| アイルランドの最低賃金 | €14.15/時(2026年1月〜) |
| 週20時間×4週の収入 | €1,132/月(約19万円) |
週20時間・最低賃金で働いた場合、月収€1,132(約19万円)になります。1年で€13,000〜€14,000(約210万円)の収入も理論上は可能です。現実的には日本語が活かせるホテルや日本食レストランでの就労、または現地スーパー・カフェ等が多いようです。
さらに本格的に「働きながら留学」を考えるなら、アイルランドのワーキングホリデー(IYA = Ireland-Japan Young Ambassador Programme)も選択肢です。18〜30歳が対象で、年2回(1月・7月)の抽選制。選考を通過すれば最長1年間、就労時間に制限なく働けます。2026年のワーキングホリデー申請期間は、第1回が1月15日〜2月6日でした。第2回以降の申請期間については、毎年変動があるため、必ず在日アイルランド大使館公式サイトで最新情報を確認してください。
ワーホリと語学留学を組み合わせれば「現地で稼ぎながら費用の一部を回収する」スタイルも現実的です。ただし就労優先になると英語学習への集中度が下がるので、最初の3ヶ月は勉強に集中してから就労比率を上げていくプランが多いようです。
アイルランド留学の費用まとめ:期間別の計画が重要
アイルランド留学の費用について、ここまでの内容を整理します。費用の全体感を把握した上で、自分の留学スタイルに合ったプランを組み立てることが大切です。
| 期間 | 総額の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 30〜60万円 | お試し留学・短期集中に最適 |
| 3ヶ月 | 90〜160万円 | ビザなし上限・本格的な英語力強化 |
| 6ヶ月 | 170〜280万円 | 中期留学・バイトで一部回収も可能 |
| 1年 | 325〜475万円 | 英語圏最安クラス・ワーホリと組み合わせ可 |
アイルランド留学で費用を抑えるポイントを3つに絞るなら、①ダブリン以外(コーク・ゴールウェイ)を選ぶ、②ILEP掲載校で外国人登録(IRP)→週20時間バイト、③早期予約で航空券を安く取る、です。住居費の高騰は避けられませんが、就労権をうまく活用すると実質的な留学コストをかなり圧縮できます。
なお、留学中に日本からアイルランドへ荷物を送りたい場合は、アイルランドへの国際発送ガイドもあわせてご覧ください。日本食や日用品の送り方・禁制品についてまとめています。
アイルランド留学の費用に関する情報は、為替レートや現地のインフレ状況によって変わります。最終的な予算組みは、留学エージェントや各語学学校の最新情報を確認した上で判断されることをおすすめします。

