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国際郵便で韓国に送れないもの|塩も禁止?意外な規制と対策

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こんにちは。セカイニオクル、運営者の「アキ」です。

国際郵便で韓国に送れないものは何か──お隣の国だから気軽に送れるだろうと思いきや、韓国の禁制品リストにはちょっと驚く項目が並んでいます。たとえば、塩。料理用の食塩が、韓国宛の郵便では名指しで禁止されているんです。ほかにも肉・乳製品の全面禁止、果物は梅やマンゴーまで名指し、お酒は1本1リットルまで、健康食品や薬は受取人側の通関手続きが必要──近い国なのにルールは独特で、知らずに送ると没収や返送につながります。

この記事では、日本郵便の国際郵便条件表(2026年7月時点)をもとに、韓国宛の国際郵便(EMS・小形包装物・国際小包)で送れないもの・条件付きで送れるものを整理し、EMSと他の郵便種別の使い分け、ハングル宛名の書き方、受取人側で必要になる通関の準備、そして6kgを超える荷物で送料が逆転する意外な節約術まで解説します。韓国で暮らす家族や友人、推し活のやり取りまで、この1本で荷造りの不安を解消していきましょう。

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📋 この記事でわかること

  • 韓国宛の国際郵便で禁止されている意外な品目(塩・果物名指し等)
  • 酒1本1Lまで・雑誌3冊までなど数量条件のある品目
  • 薬・健康食品で必要になる受取人側の通関手続き
  • EMS・小形包装物・国際小包の使い分けと送料の節約術

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目次

国際郵便で韓国に送れないもの一覧

国際郵便で韓国に送れないものを仕分けるイメージ

まずは「何がダメなのか」の全体像からです。日本郵便の国際郵便条件表(韓国)に掲載されている禁止物品・条件付許容物品を、送る人目線で整理していきます。

まず結論:意外な禁止品リスト

韓国宛の国際郵便(通常郵便・小包・EMS共通)の禁止・制限品を一覧にまとめました。

区分品目ポイント
完全禁止食塩も名指しで禁止
完全禁止肉・肉製品、乳製品ジャーキー・ソーセージ・チーズ等すべて
完全禁止果物・野菜・穀類・種子梅・マンゴー・ナツメ等は名指し
完全禁止度量衡器、たばこ製造用品はかり・計量器も対象
完全禁止通貨(紙幣・硬貨)、武器、麻薬現金は郵便に入れない
条件付き酒類個人使用・贈答で1本(1Lまで)
条件付き健康機能食品・医薬品受取人の輸入通関申告が必要
条件付き衣類などの繊維製品、雑誌、通信機器個人使用・数量などの条件あり

ポイントは、「食品系は名指し禁止が多い」「セーフな品にも数量・手続きの条件が付く」という韓国ならではの二段構え。順番に中身を見ていきましょう。

この記事の守備範囲について

ひとつ前置きを。この一覧は日本郵便の国際郵便(通常郵便・国際小包・EMS)に共通して適用されるルールです。つまり「EMSならダメだけど船便ならOK」というような抜け道は基本的にありません。禁制品は郵便種別ではなく「韓国に持ち込めるかどうか」で決まっているからです。加えて、リチウム電池単体やスプレー缶、香水といった航空危険物は、韓国に限らずすべての航空輸送で送れない共通ルールとして別枠で存在します。この記事では「韓国だから引っかかる」品を中心に扱い、種別選びや送料の話は後半で詳しく整理します。どの便で送るか迷っている方も、まずは中身のチェックから始めてください。

塩も禁止?名指しの禁止品

韓国の禁制品リストでいちばん目を引くのが、「塩」という一行です。にがり入りの天然塩も、精製塩も、郵便では韓国に送れません。キムチ大国の韓国では塩は国の管理品目(塩管理法という法律があるほど)で、輸入が厳しく制限されているのが背景です。「実家の美味しい塩を送ってあげたい」は韓国宛では通用しないので、塩そのものは必ず外してください。塩を含む調味料(味噌・醤油など)まで一律に禁止という趣旨ではありませんが、塩が主成分の品(岩塩ギフト、抹茶塩など)は避けるのが安全です。

もうひとつの意外枠が度量衡器、つまり「はかり」の類い。キッチンスケールや体重計といった計量機器は、韓国の計量法制のもとで輸入管理されており、郵便での持ち込みは禁止です。さらにたばこ製造用の機械・器具・紙(手巻きたばこ用品)も名指しで禁止。このあたりは他の国ではあまり見ない韓国独特の項目なので、「軽い気持ちで入れた小物が引っかかる」典型パターンとして覚えておきましょう。現金(紙幣・硬貨)を封筒や箱に入れるのも禁止です。お祝い金は郵便ではなく送金サービスを使ってください。

録音・録画媒体に関する項目もユニークです。条件表には、憲法の基本原則や国家の威信、社会的モラルに反する内容の録音・録画媒体を禁止する趣旨の記載があります。普通の音楽CDや映画のDVDをギフトで送る分には問題になりませんが、韓国は北朝鮮と向き合う分断国家であり、思想・表現に関わるメディアの輸入には敏感な面があるという背景は知っておいて損はありません。同様に「公共の安全に反する物品」「反乱を扇動する物品」といった項目も並びます。個人のギフトで触れることはまずない領域ですが、国のルールの個性が出る部分として面白いところです。

数量条件で覚えておきたいのが雑誌・定期刊行物です。条件表の特別条件には、定期刊行物は受取人1人につき3冊(3種類のもの又は逐次番号の異なるもの各1冊)を超えない場合に限り輸入を許されるとあります。趣味の雑誌や漫画をまとめて送るときは、同じ号を複数冊ではなく、異なる号・異なるタイトルで3冊以内に。衣類・ハンカチなどの繊維製品も「見本又は受取人の個人的な使用」に限られるため、新品タグ付きを大量に送ると販売目的と見なされるリスクがあります。

肉・乳製品は全面禁止

食品の最重要ルールがこれです。条件表には「肉、乾燥した牛肉又は豚肉でできた製品、鶏肉製品、ソーセージ、乳製品など」が禁止物品として明記されています。牛・豚・鶏を問わず、ジャーキー、ハム、ソーセージ、肉入りレトルト、そしてチーズやバターなどの乳製品まで、動物性の主役級はほぼ全滅と考えてください。

これは韓国が口蹄疫やアフリカ豚熱などの家畜伝染病の防疫に極めて敏感なためで、空港でも肉製品の持ち込みには高額の過怠金が科される国です。郵便でも同じ厳しさが適用されます。注意したいのは、肉エキスを含む加工食品のグレーゾーン。カップ麺やスナック菓子程度の「エキスレベル」は実務上流通していますが、レトルトカレーや缶詰のように肉そのものが入った食品はアウト側に倒れます。迷ったら植物性中心の構成にする、あるいは記事後半で紹介する無料相談で個別確認するのが確実です。

「韓国はなんでも買える」を逆手に取る

肉・乳製品が全滅と聞くと食品ギフトの選択肢が狭く感じますが、韓国には日本食品の流通網が発達しているという救いがあります。ソウルや釜山なら日系スーパー・コンビニ・ネット通販で多くの日本食品が手に入るため、「現地で買えるものは現地調達、買えないもの・高いものだけ送る」という分担が合理的。送って喜ばれるのは、地元限定のお菓子、新商品、季節限定品、家族の味の詰め合わせなど「韓国のECでは手に入らないもの」です。逆にチーズ入り・肉入りの加工食品は、禁制品リスクを冒してまで送る価値がない代表格。この割り切りが、韓国便の満足度と安全性を両立させる近道です。

ラーメン好きへの補足として、日本のカップ麺・袋麺を送るときはパッケージの原材料表示を一度見てください。「ポークエキス」「チキンエキス」程度の表示は前述のとおり実務上のグレー帯ですが、チャーシュー入り・肉かやく入りと明記された商品は肉製品側に寄ります。同じシリーズでも味によって構成が違うので、「この銘柄はOKだったから全部OK」とは考えないのが安全。植物由来スープの麺や、しょうゆ・塩(味付けの意味での塩味)系のシンプルな構成を選ぶと迷いが減ります。

果物・野菜・穀類の規制

韓国宛に送れない食品を確認するイメージ

植物系も厳格です。条件表では果物(梅、グレープフルーツ、リュウガン、マンゴーを含む)、生コショウ、ナツメ、種子などが禁止物品として名指しされ、穀類・野菜も禁止(条件付許容物品「植物」の枠で例外が定められる建て付け)です。生の果物や野菜、お米、園芸用の種や苗は、韓国宛の郵便には載せられないと考えてください。

植物検疫は日本側にもあります。植物防疫法により、植物類を輸出する際は検査が必要になるため、「ちょっとした家庭菜園の種を同封」も立派なルール違反。ドライフルーツや乾燥野菜のような加工品は生鮮とは扱いが変わりますが、加工度が低いものほど検疫の目が向きやすくなります。加工・密封された市販食品の形になっているかが実務上の分かれ目。梅干しのような伝統食品も「梅」由来ではありますが、市販の加工品なら塩漬け加工食品として扱いが変わります。ただし判定が読みにくい品の代表格でもあるので、大量に送るのは避け、少量にとどめるのが無難です。

お米について補足すると、穀類の禁止はお米そのものだけでなく、玄米や雑穀ミックスのような未加工穀物全般に及びます。一方、米菓(せんべい・あられ)やパックご飯のような加工済み食品は扱いが変わります。要は「そのまま植えられる・発芽し得る状態か、完全に加工された食品か」という軸で見られると考えると判断しやすいはず。お茶の葉は加工済みの嗜好品として一般に問題になりにくい品目です。植物由来でも、加工と包装の度合いで運命が変わる──この感覚を持っておくと、リストにない品に出会ったときにも応用が利きますよ。

酒は1本1リットルまで

お酒には明快な数量制限があります。条件表いわく、「酒類は、個人使用又は贈り物の場合にのみ1本(1リットルまで)まで許される。ただし、いかなる種類の酒類についても、酒税及び教育税がかかる」

つまり日本酒でもウイスキーでもワインでも、送れるのは1箱につき1本、容量1リットル以内、しかも受取側で課税ありという三点セットです。一升瓶(1.8L)は容量オーバーでアウト。720mlの四合瓶なら容量条件はクリアです。「友人の結婚祝いに日本酒を2本セットで」はできないので、1本に絞るか、2箱に分けるか、現地の酒販店から贈るかの三択になります。受取人には「酒税・教育税の請求が来る可能性がある」ことを必ず伝えておきましょう。ちなみにみりんや料理酒もアルコール度数によっては酒類側で判定されるので、調味料だからと油断しないでください。ガラス瓶は割れ物梱包(プチプチ二重+箱の中央固定)も忘れずに。

ノンアルコール・甘酒はどうなる?

「1本ルール」の周辺もよく聞かれるので整理しておきます。ノンアルコールビールやアルコール0.00%の飲料は酒類には当たりませんが、飲料は重くて送料効率が悪いので少量にとどめるのが現実的。甘酒は「酒」の字が付きますが、米麹甘酒はノンアルコールの清涼飲料です。ただし酒粕甘酒は微量のアルコールを含むため、表記次第では説明を求められる可能性があります。迷ったら米麹タイプを選ぶと確実です。また、酒類を送るときの品名は「Japanese sake (1 bottle, 720ml, gift)」のように本数と容量を明記しておくと、1本ルールの範囲内であることが一目で伝わり、通関がスムーズになります。

薬・健康食品は申告制

韓国在住の家族に常備薬やサプリメントを送りたい、というニーズは多いですが、ここには受取人側の手続きが絡みます。条件表には「関税法施行令第261条に基づき、健康機能食品及び医薬品を含む物品を輸入する場合、受取人は輸入通関申告の手続をしなければならない」とあります。

つまり薬やサプリは「送れない」のではなく、受取人が韓国側で輸入通関申告をする前提でなら送れるという位置づけ。個人使用の常識的な量(数か月分まで)にとどめ、処方薬なら処方箋や説明書きのコピーを添え、品名は「Prescription medicine (for personal use)」のように具体的に書きます。受取人には事前に「税関から連絡が来たら申告手続きをしてほしい」と伝えておくとスムーズです。薬の国際発送の基本ルールはEMSで薬を送るときの注意点の解説記事で詳しくまとめているので、あわせて確認してください。なお、EMSで韓国に送れないものをEMS目線で整理した韓国EMSの禁制品まとめ記事もあります。本記事は郵便全体+通関実務まで踏み込む姉妹編として読んでいただければ。

サプリメントの数量目安も持っておきましょう。韓国側の個人輸入の運用では、健康機能食品は常識的な個人使用量(一般に数本・数か月分程度)を超えると販売目的を疑われやすくなります。家族へまとめ買いを頼まれても、1回の箱には2〜3か月分までにとどめ、必要になったらまた送る──この小分け運用が、通関の止まりを防ぐ実務のコツです。

化粧品やスキンケア用品も薬に近い注意が必要な品目です。韓国はコスメ大国なので日本から送る機会は少ないかもしれませんが、日本製の医薬部外品(薬用化粧品)や日焼け止めなどは、成分によっては機能性化粧品・医薬品側の扱いを受けることがあります。少量の個人使用なら大きな問題になりにくいものの、スプレータイプ(エアゾール)は航空危険物として郵便に載らない点に注意。ミストではなくクリームやスティックタイプを選ぶ、という代替で回避できます。香水はアルコール濃度が高く引火性液体に該当するため、これも郵便では送れません。

国際郵便で韓国に送れないものを避けるコツ

韓国向けの荷物を準備するイメージ

禁止品を把握したら、次は「どう送るか」。郵便種別の使い分けから宛名の書き方、受取人側の準備、送料の節約まで、実践ノウハウをまとめます。

EMSと小形包装物の使い分け

韓国宛に使える主な郵便種別は、EMS・小形包装物・国際小包の3つです。距離が近い韓国は、どれを選んでも速くて安い「第1地帯」。それだけに使い分けで差が出ます。

種別重量上限向いている荷物
EMS30kg急ぎ・追跡と補償を重視。2日前後で最速
小形包装物(航空便)2kg軽い小物・書類程度。書留を付ければ追跡可
国際小包(航空・船便)30kg急がない中〜大型。船便は安いが数週間

基準はシンプルで、2kg以内の軽い荷物は小形包装物、急ぎor食品はEMS、急がない重量物は船便か後述の代行という三分法。EMSの韓国宛料金は500gで1,450円、1kgで2,200円、5kgで6,400円と、世界の中でも最安クラスのゾーンです。ソウルなら発送から2日前後で届くことも珍しくなく、「国内の遠方に送る感覚に近い」のが韓国便の魅力。ただしどの種別でも禁制品ルールは共通なので、塩や肉・乳製品が入っていれば種別を変えても没収は防げません。小形包装物は追跡なしが基本のため、フォトカードや手紙のような「なくなると悲しい小物」には書留(+数百円)を付けるのがおすすめです。

通関電子データと送り状の基本

どの種別を選ぶにせよ、ラベル作成は「国際郵便マイページ」でのオンライン作成が基本です。品名・数量・価格を入力すると通関電子データが事前に韓国側へ送信され、通関の待ち時間が短くなります。手書きラベルは引受不可や大幅遅延の原因になるため避けましょう。品名は「Snacks」のようなくくりではなく、「Rice crackers」「Green tea bags」「Instant miso soup」と1品ずつ英語で。数量と単価も正直に書きます。韓国宛は物量が多い分、書類の整った荷物とそうでない荷物の差がはっきり出ます。5分の入力の丁寧さが、到着日数の差になって返ってくると考えてください。

宛名はハングルでもOK

韓国宛の宛名には嬉しい特例があります。条件表に「宛名は、ハングル又は漢字を使用して記載することができる」と明記されているんです。英語表記に自信がなくても、受取人から送ってもらったハングルの住所をそのまま書き写せば配達されます。

実務のコツは3つ。①住所はハングル、品名は英語と役割分担する(税関告知書の品名欄は英語推奨のため)。②韓国の住所は「道路名住所」という道路名+建物番号の体系なので、受取人にコピペで正確にもらう。③電話番号を必ず記載する──韓国の宅配は到着連絡や不在対応が電話・SMS中心なので、携帯番号があるだけで配達成功率が大きく上がります。マンション名や동(棟)・호(号)の抜けは誤配のもとなので、部屋番号まで省略せずに書きましょう。

韓国の郵便番号は5桁です。受取人住所の末尾に必ず5桁の郵便番号を入れてください。旧6桁時代の番号が古い住所録に残っていることがあるので、久しぶりに送る相手の場合は現住所と郵便番号を改めて確認するのが安全です。また、受取人が会社や学校の寮に住んでいる場合は、建物の正式名称と受取人のフルネームを正確に。韓国では同姓同名が多いため、電話番号との組み合わせで本人確認されるケースもあります。「住所コピペ+5桁郵便番号+携帯番号」の3点セットさえ揃っていれば、韓国の配達網は非常に優秀なので安心して任せられますよ。

推し活の発送でよくある質問

韓国宛の郵便では、K-POPやアイドル関連の「推し活」のやり取りも定番です。CDやフォトカード、うちわ、手紙といったグッズ類は基本的に問題なく送れます。注意したいのは、ファンメイドグッズの扱い。公式ロゴや写真を無断使用したグッズは「特許権・商標権等を侵害する物品」の禁止項目に触れる可能性があるため、販売目的と見なされる数量・形態は避けましょう。プレゼント用の市販グッズと手紙、という構成なら安心です。電池入りの応援グッズ(ペンライト等)は、電池を外せるものは外して別送するか、内蔵型なら容量条件を満たすか確認を。個人の善意のやり取りでも、ルールの網は同じだと覚えておいてください。

受取人の通関準備が大切

韓国宛ならではの受取人サイドの準備も押さえておきましょう。韓国では、海外からの荷物を受け取る際に個人通関固有番号(PCCC:Personal Customs Clearance Code)と呼ばれる番号の提示を求められることがあります。韓国在住者が税関のサイトで無料発行できる本人確認用の番号で、通関をスムーズにするためのものです。送る前に受取人に「通関番号を持っているか」を確認し、持っていれば通関書類の受取人情報欄や備考に記載してもらうよう調整すると、通関の止まりを防げます。

また、前述のとおり健康機能食品・医薬品は受取人の輸入通関申告が前提。関税面では、少額の個人輸入への免税枠が設けられていますが、ギフトでも金額が大きいと課税対象になります。インボイスには実際の価格を正直に記載し、高額品を送るときは「受取人に税金の請求が行く可能性がある」ことを共有しておく──この一言があるだけで、受け取り時のトラブルはほぼ防げますよ。

没収・返送のリスクとコスト

ルールに触れた場合のダメージも知っておきましょう。禁制品が見つかった郵便物は、韓国税関の判断で没収(廃棄)または日本へ返送されます。返送でも支払った送料は戻らず、内容によっては追加費用が発生することも。そしてEMSの損害賠償制度は輸送中の紛失・破損への補償であって、禁制品による没収は補償の対象外です。つまり「うっかり塩を入れた」だけで、送料も中身も丸ごと失う可能性がある。韓国便は1箱数千円とはいえ、繰り返せば手痛い出費です。荷造り前にこの記事の一覧表と照合する5分の習慣が、いちばん確実な保険になります。

季節要因もひとつ。韓国の旧正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)の前後は、帰省ラッシュと贈答品の物流で配送網が混み合い、通常2日前後のEMSでも数日余計にかかることがあります。この時期に合わせて贈り物を送るなら、1〜2週間の余裕を持って発送してください。年末年始も同様です。

追跡の見方も共有しておきます。EMSも書留付き小形包装物も、日本郵便の追跡ページで韓国到着後の通関状況まで確認できます。「通関検査中」のまま数日止まったら、受取人宛に税関や配送業者から連絡が入っていないかを確認してもらいましょう。健康食品・医薬品の輸入申告や、課税の支払い待ちで止まっているケースが典型です。送りっぱなしにせず、追跡番号を受取人と共有して二人三脚で見守る──これが韓国便を最短で届けるコツです。

6kgを超えたらポチロジ

韓国向け送料をEMSと代行で比較するイメージ

ここからが送料の話。韓国宛のEMSは軽量帯こそ最強ですが、重くなるほど料金の伸びが急です。そこで比較したいのが、中古車輸出大手ビィ・フォアードの個人向け輸送代行ポチロジ。第1地帯(中国・韓国・台湾)の料金をEMSと並べてみます。

重量EMSポチロジ差額
1kg2,200円3,384円EMSが1,184円安い
5kg6,400円6,686円EMSが286円安い
6kg7,400円7,313円ポチロジが87円安い
10kg10,600円9,338円ポチロジが1,262円安い
20kg18,600円12,623円ポチロジが5,977円安い
30kg26,600円17,395円ポチロジが9,205円安い

6kgで逆転し、20kgで約6,000円、30kgでは9,000円以上の差。引越しの追加荷物や日本食品のまとめ送りのような重量級では、もはや勝負になりません。しかもポチロジは通関書類の作成を代行してくれて、禁制品かどうかの判定も発送前に相談できます。2026年3月からは佐川急便と提携した集荷サービスも始まっており(料金は個別見積もり)、重い箱を持ち込む負担も減らせます。「軽くて急ぎはEMS、6kg超えたらポチロジ」──韓国便はこの一行で覚えてください。

ポチロジの流れも簡単に紹介しておくと、①Webの問い合わせフォームから相談(送りたい品と宛先を伝える。商品ページのURLを貼ると判定が速い)、②見積もりを受け取る、③荷物を千葉県の倉庫へ宅配便で送るか、集荷を依頼する、④ポチロジが通関書類を整えて国際発送、という4ステップ。日本のネット通販で買った品を直接倉庫に届けて発送してもらう使い方もできるため、「日本の家族に荷造りを頼みにくい」韓国在住者が自分で完結させることも可能です。EMSとの使い分けの感覚がつかめない間は、まず見積もりだけ取って比べてみるのが手っ取り早いですよ。

船便という選択肢についても触れておきます。国際小包の船便は30kgまで送れて航空便より大幅に安い一方、韓国宛でも到着まで数週間かかります。「安いから」という理由だけで選ぶと、食品の賞味期限や季節ものが台無しになることも。韓国は近距離ゆえ航空便との価格差が他地域ほど大きくないため、急がない大型荷物はポチロジ、それ以外はEMSという整理のほうが、船便を挟むより結果的にシンプルでお得なケースが多いです。

まとめ:国際郵便で韓国に送れないものを確認

韓国向け発送チェックリストのイメージ

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 塩・度量衡器・現金は名指し禁止──韓国独特の項目に注意
  • 肉・肉製品・乳製品は全面禁止──エキス系グレー品は事前確認
  • 果物・野菜・穀類・種子も不可──梅・マンゴー等は名指し
  • 酒は1本(1Lまで)・受取側で酒税──一升瓶は容量オーバー
  • 薬・健康食品は受取人の輸入通関申告が前提──個人使用量で
  • 宛名はハングルOK・電話番号必須──品名は英語で具体的に
  • 2kg以内は小形包装物、急ぎはEMS(2日前後)
  • 6kg超はポチロジが安い──30kgで9,205円の差+書類代行つき
  • 没収は補償対象外──荷造り前の照合5分がいちばんの保険

「このお菓子は肉エキス入りだけど大丈夫?」「この健康食品は送れる?」──そんな一品ごとの判断に迷ったら、プロに聞くのが確実です。ポチロジなら発送可否の確認と見積もりが無料。問い合わせフォームに商品ページのURLを貼って「韓国に送れますか」と尋ねれば、判定の難しい食品や日用品も具体的に確認できます。没収で丸ごと失うリスクに比べれば、送る前のひと手間は安い保険です。サービスの詳しい実態はポチロジの評判を徹底調査した記事をどうぞ。

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本記事の規制情報は2026年7月時点の日本郵便・国際郵便条件表に基づいています。禁制品や通関の運用は変わることがあるため、発送直前には最新の条件表もあわせて確認してください。とくに食品と健康食品まわりは、防疫状況によってルールが動きやすい分野です。

世界でいちばん近い外国だからこそ、荷物のやり取りは日常の延長です。ソウルまで飛行機で2時間、EMSなら2日。距離の近さは、ルールを知っている人にとっては最高の武器になります。塩と肉と果物を外し、酒は1本まで、薬は受取人と連携。このルールさえ押さえれば、韓国便は速くて確実な、頼れる生命線になってくれますよ。

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