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マレーシアへ荷物で食品を送る方法|禁制品・OK品・発送サービス比較

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こんにちは。セカイニオクル、運営者の「アキ」です。

このブログ「セカイニオクル」は、海外転勤・留学・国際発送の3つのテーマで、日本から海外への荷物の送り方・生活準備に関する情報をまとめたサイトです。

📌 セカイニオクルでわかること

🏢 海外転勤 ── 赴任準備・引越し荷物の送り方・現地での生活立ち上げ情報
🎓 海外留学 ── 留学準備・食品や日用品の送り方・現地での困りごと解決
📦 国際発送(禁制品・通関) ── 17か国の禁制品チェック・インボイスの書き方・発送サービス比較

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マレーシアに住んでいる家族や友人に日本食を荷物で送りたい、マレーシア赴任中に日本食が恋しい、という方は多いと思います。でも、マレーシアへの食品発送は意外と落とし穴が多く、何が送れて何がNGなのかをきちんと把握しておかないと、現地で荷物が没収・廃棄・返送されてしまうリスクがあります。

マレーシアはイスラム教徒が国民の約60%を占める多民族国家で、食品の輸入規制には宗教的背景も絡んでいます。農業・植物検疫機関(MAQIS)と王立マレーシア税関局の両方のルールに従う必要があり、「日本では普通に売っている食品」でも通関で問題になるケースがあります。

この記事では、マレーシアへ荷物で食品を送る際の禁制品リスト・条件付き発送可能品・低リスク品を具体的な商品名・成分レベルで解説し、日本郵便・FedEx・DHLの発送サービス比較もあわせてまとめています。

📋 この記事でわかること

  • マレーシアの食品輸入規制の根拠法令とMAQIS・税関の役割
  • 絶対に送れない禁制品・条件付きOK・低リスク品の具体的な判定基準
  • 日本郵便EMS・FedEx・DHLの料金・日数・食品対応の比較
  • 発送前にAIチェックツールで成分レベルまで確認する方法
目次

マレーシアへ荷物で食品を送る際の禁制品と基本ルール

マレーシアへ送れる食品・送れない食品の分類

マレーシアの食品輸入を管轄するMAQISと税関の役割

マレーシアへの食品発送(郵便・宅配便含む)に関わる主な機関は2つです。MAQIS(Malaysian Quarantine and Inspection Services / マレーシア検疫検査局)が動植物由来食品の検疫を担当し、王立マレーシア税関局(Royal Malaysian Customs Department)が関税・通関を担当します。食品の安全基準については保健省食品安全品質局(FSQD)が食品法1983(Food Act 1983)と食品規則1985(Food Regulations 1985)に基づいて監督しています。

マレーシア食品輸入規制の主なポイント

  • 食品法1983(Food Act 1983):食品の安全基準・製造・輸入に関する包括的な法律
  • MAQISによる動植物検疫:生肉・生鮮果実・植物・種子などは発送前に検疫許可が必要
  • 個人輸入(個人消費目的)でも禁制品は通関できない。少量であっても例外はない
  • ハラール規制:マレーシアは多数派がイスラム教徒。豚由来成分を含む食品は税関検査で止められるケースがある

個人消費目的の少量食品でも、禁制品に該当するものは通関できません。「友人への贈り物だから大丈夫」という考えは通用しません。発送前に成分レベルで確認することが重要です。

絶対に送ってはいけない食品(全面禁制品)

以下の食品はマレーシアへの発送が全面的に禁止または原則として認められていません。いかなる梱包・申告方法でも通関できないため、発送自体を諦めてください。

マレーシアへの発送が全面禁止または原則不可の食品

  • 生肉・生の鶏肉・生の牛肉・生の羊肉:獣医局(DVS)の輸入許可証が別途必要。個人発送での許可取得は現実的に困難
  • 生鮮果実・生野菜(土付き・切り口あり含む):植物検疫法。害虫・病害の侵入防止のため
  • 土・植物の種(発芽能力あるもの)・生きた植物:MAQIS植物検疫許可が必要
  • 生卵・液体卵:食品衛生上のリスク・鳥インフルエンザ防疫措置
  • マレーシア食品規則で禁止された添加物含有食品:特定の色素・防腐剤が基準超えの食品

特に注意が必要なのが生鮮果実・生野菜です。日本からのマンゴーやみかんなどはMAQISの植物検疫基準を満たさないため、個人の郵便発送では通関できません。「密封すれば通る」という判断は通用しません。

申告・許可が必要な食品(条件付き発送可能品)

以下は条件を満たせば発送できる可能性がある食品です。ただし通関で確認されるカテゴリであり、「通過できないケースも多い」ことを前提に発送を判断してください。

食品の種類申告・許可通過の条件
加工肉製品(缶詰・レトルト)申告必須・DVS許可要商業処理済み密封品。獣医局(DVS)の輸入許可証が必要になるケースあり。少量個人用でも確認要
乳製品(チーズ・バター・粉ミルク)申告必須商業処理済み密封品。賞味期限が長いもの。マレーシア食品規則の成分基準を満たすもの
魚介類の乾物(煮干し・干しエビ)申告必須完全乾燥・密封・商業パッケージ。通過可能なことが多い
即席麺(肉エキスなし)申告推奨豚・牛・鶏エキスが含まれないこと。成分表示あり・密封品
レトルトカレー(野菜・豆のみ)申告推奨肉由来成分なし・完全密封・商業パッケージ

申告なしで送りやすい食品(低リスク品)

以下の食品は、商業包装されていれば比較的発送しやすい品目です。ただし「申告不要」ではなく、発送時に税関申告書(CN22/CN23)への正確な記載が必要です。

マレーシアへ比較的送りやすい食品の条件

  • 完全乾燥・密封された商業パッケージに入っている
  • 豚由来成分(豚肉・豚骨エキス・ポークエキス・ラード・豚由来ゼラチン)が含まれていない
  • 動物性成分(肉・生乳)が少ない植物性・魚介エキスベースの加工食品
  • お菓子・チョコレート・飴(豚由来成分なし)
  • 醤油・みそ・だし(豚由来成分なし)・わさび・海苔・ふりかけ
  • 緑茶・ほうじ茶・麦茶のティーバッグ・インスタントコーヒー
  • 乾燥わかめ・昆布・のり

「日清カップヌードル シーフード」は名称に魚介が入っていますが、原材料に豚由来成分が含まれており発送のリスクが高いです。フレーバー名だけで判断せず、必ず原材料表示を確認してください。豚由来成分のないカップ麺については肉エキスなしで送れるカップ麺おすすめ11選を参考にしてください。

豚由来成分とハラール規制への注意点

マレーシアはイスラム教徒が国民の約60%を占める国です。商業的な食品輸入ではハラール認証が事実上必要になりますが、個人が少量を友人・知人に送る「非商業的な個人荷物」の場合、ハラール認証そのものは必須ではありません。ただし以下の点に注意が必要です。

豚由来成分に関する実務上の注意点

  • 「ポークエキス」「豚骨エキス」「豚脂(ラード)」「豚由来ゼラチン」を含む食品は税関検査官によっては差し止めになる可能性がある
  • マレーシア税関は豚由来成分の有無を原材料表示で確認するケースがある
  • 受取人がムスリムの場合、豚由来成分を含む食品は受け取り拒否・廃棄になる場合がある
  • 日本の食品のアレルゲン表示(「豚肉由来」等)はマレーシアの税関でも参照される

発送時の税関申告書(CN22・CN23)の記載方法

日本からマレーシアへ荷物を送る際は、国際郵便・宅配便問わず税関申告書の添付が必要です。食品を含む場合は正確な内容物の記載が求められます。

税関申告書(CN22/CN23)の記載ポイント

  • 内容品の名称は英語で具体的に記載(「food」だけは不可。「Dried seaweed (nori), sealed, no pork」など)
  • 数量・重量・価格を正確に記載
  • 「Gift(贈り物)」か「Commercial(商業)」かの区分を正しく選択
  • 食品が含まれる場合は成分表示が確認できるパッケージを梱包材で隠さない
  • 虚偽申告は受取人・発送人の双方にペナルティが及ぶ

マレーシアへの荷物 食品の発送サービス比較と選び方

マレーシアへの荷物発送サービス比較

マレーシアへの食品発送に使える主なサービスは、日本郵便(EMS・航空小包)、FedEx、DHLの3系統です。いずれも禁制品は受け付けておらず、窓口での申告内容と現物が一致しない場合は発送を断られます。サービスごとの特徴を比較して選びましょう。

日本郵便(EMS・航空小包)でマレーシアに送る

日本郵便のEMS(国際スピード郵便)は、マレーシアへの個人発送で最もよく使われる手段のひとつです。費用を抑えつつ追跡付きで送れるのが特徴です。

サービス料金目安(2kg)日数目安食品発送
EMS(国際スピード郵便)約3,500〜5,000円4〜7日申告書添付で対応。禁制品は受付不可
国際eパケット約1,500〜2,200円7〜14日2kg以内・追跡あり。食品可(禁制品除く)
航空小包約3,000〜4,500円5〜9日食品可(禁制品除く)・重量上限30kg
SAL便(廃止済み)2022年9月30日に廃止。再開未定

日本郵便の国際郵便禁制品リストには「肉類・肉製品」が明記されており、窓口でも確認されます。EMSは補償・追跡・対応スピードのバランスが良く、食品発送の基本サービスとして使いやすいです。マレーシアは東南アジアの中では通関がスムーズな国のひとつで、EMSなら概ね1週間以内に届きます。

FedEx・DHLでマレーシアに送る

FedExとDHLは、日本郵便と比べてスピードと荷物追跡の精度が高く、価格は高めになりますが、大型荷物や重量物の発送に向いています。

サービス料金目安(2kg)日数目安特徴
FedEx 国際優先約7,000〜11,000円2〜3日高速・高追跡精度。重量制限なし
FedEx 国際エコノミー約4,500〜7,500円4〜6日コスト抑え目。重量制限なし
DHL エクスプレス約7,500〜12,000円2〜3日通関サポートが手厚い。禁制品チェック厳格

FedExは独自の禁制品リストにおいて、マレーシア宛ての食品(非生鮮食品を含む全て)を全面的に禁制品としています。DHLも食品の発送には厳格な規制を設けており、生肉・生鮮食品・豚由来成分を含む食品は受け付け拒否されるか、特別な許可が必要となる場合があります。発送前にオンラインまたは電話で内容物を申告し、受け付け可能か確認することを推奨します。

梱包・発送業者選びと保険のポイント

食品を国際発送する際は、梱包の品質が通関の印象にも影響します。以下の点に注意して梱包してください。

食品国際発送の梱包チェックリスト

  • 液体(醤油・みそ等)は二重に密封し、液漏れしないよう底をテープで補強する
  • 粉末食品(だし・小麦粉等)はジッパー袋に入れてからさらに防水袋で包む
  • パッケージが破損しやすい食品(お菓子等)はプチプチで個別に包んで段ボールに詰める
  • 箱の重量が偏らないよう、重いものを底に配置する
  • EMSの補償は申告がない場合は2万円まで。追加料金(2万円を超えて2万円またはその端数ごとに50円)を支払うことで、最大200万円まで補償額を増やすことができます。
  • パッケージの成分表示が税関で確認できるよう、外箱が見える面を梱包材で隠さない

ポチロジで日本の食品をマレーシアへ発送する

「どの食品が送れるか事前に確認したい」「豚由来成分が含まれているかわからない」「梱包・通関の手続きが不安」という方には、国際発送専門サービスのポチロジがおすすめです。送りたい食品が発送可能かどうかを事前に相談でき、禁制品のアドバイスや梱包サポートも受けられます。

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AI禁制品チェックで発送前に成分レベルで確認する

「この食品、マレーシアに送れるか判断できない」という場合は、当サイトのAI禁制品チェックツールが役立ちます。商品名や原材料を入力するだけで、マレーシアを含む17か国の規制データに基づいた発送可否の判定が得られます。豚由来成分の有無も含めて確認できます。

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※判定はあくまで参考情報です。最終的な通関判断は現地税関職員が行います。

マレーシアへ荷物で食品を送る際の総まとめ

マレーシアへ食品を荷物で送る際のポイントを最終確認リストとしてまとめます。発送前にこのリストを使って確認してください。

確認項目OKNG(発送不可・高リスク)
豚由来成分の有無ポークエキス・ラード・豚骨エキス含まない少量でも含む場合はリスク大
生肉・生魚介類—(送れない)生・冷蔵・冷凍いずれも禁止
生鮮果実・生野菜—(送れない)切断・洗浄品含む
加工食品のパッケージ完全密封・成分表示あり手作り・バラ売り・成分表示なし
税関申告書(CN22/CN23)英語で具体的に記載「food」のみ・内容物の記載なし
発送サービスへの申告食品含む旨を事前申告申告なし・虚偽申告

マレーシアへの食品発送で最も注意すべきは豚由来成分の有無と生鮮品の混入です。加工済み・完全密封・植物性または魚介エキスベースの食品を選ぶことが、通関をスムーズにする最善策です。正確な最新情報はMAQIS公式サイト(maqis.gov.my)および王立マレーシア税関局の公式サイトで確認してください。

この記事の情報はMAQIS・マレーシア税関・食品法1983の公式情報をもとにした一般的な目安です。規制内容は変更されることがあります。発送前に各発送サービスの禁制品リストおよびマレーシア当局の最新情報を必ず確認してください。

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