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ランドセルを海外発送する方法|メーカー直送不可でも届ける3ルート

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こんにちは。セカイニオクル、運営者の「アキ」です。

このブログ「セカイニオクル」は、海外転勤・留学・国際発送の3つのテーマで、日本から海外への荷物の送り方・生活準備に関する情報をまとめたサイトです。

📌 セカイニオクルでわかること

🏢 海外転勤 ── 赴任準備・引越し荷物の送り方・現地での生活立ち上げ情報
🎓 海外留学 ── 留学準備・食品や日用品の送り方・現地での困りごと解決
📦 国際発送(禁制品・通関) ── 17か国の禁制品チェック・インボイスの書き方・発送サービス比較

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「海外に住む孫の入学祝いに、日本のランドセルを贈りたい」「来年から現地の日本人学校に通う子どものために、一時帰国でランドセルを買って送りたい」。そう考えてメーカーの公式サイトを開くと、多くの人が最初の壁にぶつかります。セイバンも土屋鞄も、公式オンラインストアの配送先は日本国内のみ。海外の自宅へ直接届けてはくれないんです。

じゃあどうやって届けるのか。実は土屋鞄の公式ヘルプには答えのヒントがはっきり書かれていて、「お届け先を国内(ご親戚等)のご住所で注文し、海外への発送はお客様にてご手配を」という案内になっています。つまり「日本でいったん受け取って、そこから自分で海外へ送る」のが、メーカー公認の現実ルートなんですね。

この記事では、セイバン・土屋鞄・鞄工房山本の公式情報と日本郵便の料金データをもとに、ランドセルが海外へ届くまでの全ルートを整理します。EMSで自分で送る手順から、日本に頼れる親戚がいない場合の代行サービス活用まで、読み終わる頃には「うちの場合はこのルート」と決められるようになりますよ。

📋 この記事でわかること

  • セイバン・土屋鞄の公式回答──ランドセルはメーカーから海外直送できない
  • 土屋鞄公式が示す「国内で受けて自分で送る」ルートと、海外から直接買える例外
  • EMSでランドセルを送る手順と料金──化粧箱込み2kg帯の実額
  • 日本の親戚に頼めない場合に、購入から海外発送まで丸ごと任せる方法

💡 ランドセルのような大切な荷物や、入学用品のまとめ送りは、発送のプロに無料相談する方法もあります👇

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目次

ランドセルの海外発送はメーカー直送できない

ランドセルを海外発送用の箱に梱包する様子

最初のH2では、「なぜメーカーから直接届かないのか」「では公式にはどんなルートが用意されているのか」を、各社の一次情報で確認していきます。ここを押さえておくと、後半の手順パートで迷いがなくなります。

主要メーカーは公式に「海外配送なし」

まずは事実確認から。ランドセル業界最大手のセイバンと、工房系の代表格・土屋鞄。どちらの公式サイトにも、海外配送についての回答がはっきり書かれています。

セイバン公式FAQの回答

天使のはねで知られるセイバンの公式通販FAQには、「海外にも配送してもらえますか?」という質問に対して、こう書かれています。

セイバン公式FAQ

「配送は日本国内のみでございます。」

一行の短い回答ですが、これがすべてです。公式オンラインストアで海外の住所を入力して注文する、という道はそもそも用意されていません。

土屋鞄ヘルプセンターの回答

土屋鞄のヘルプセンターはもう少し踏み込んでいて、「海外在住です。海外住所へ発送は出来ますか?」という質問に、次のように答えています。

土屋鞄ヘルプセンター

「申し訳ございませんが、海外への配送は承っておりません。お手数ですが、お届け先を国内(ご親戚等)のご住所でご注文をお願いいたします。海外のご自宅への発送は、お客様にてご手配をお願いいたします。」

断り文句で終わらず、「国内の親戚の住所で注文して、海外への発送は自分で手配してください」という具体的な代替案まで示しているのがポイントです。メーカー自身が「日本経由ルート」を公式に案内しているわけですね。

公式が示す「日本の住所で受けて自分で送る」

土屋鞄の案内を分解すると、ランドセルの海外行きは2段階に分かれます。第1段階は「日本国内の住所でランドセルを受け取る」。第2段階は「受け取った人が国際発送の手配をする」。メーカーの仕事は第1段階で終わり、第2段階は完全に利用者側の仕事、という役割分担です。

この構図を知っておくと、ネット上の「ランドセルは海外に送れないらしい」という情報が正確ではないことがわかります。送れないのではなく、メーカーが運んでくれないだけ。国際発送そのものは、後半で見るとおり日本郵便のEMSでも代行サービスでも、ごく普通にできます。ランドセルは革や人工皮革でできた鞄なので、食品や電池入り製品のような厳しい輸送規制も基本的にかかりません。

メーカーが海外配送をやらない理由も、この構図から想像がつきます。ランドセルは1個6万円を超える高額品で、国によって関税制度も郵便事情もバラバラ。輸送中の型崩れや紛失が起きたときの対応、6年間の修理保証との整合、現地語でのカスタマー対応──海外直送を正式サービスにするには、メーカー側が背負うものが大きすぎるんです。だからこそ土屋鞄のように、越境ECという別ブランドの入り口を作りつつ、国内ストアでは「発送はお客様で」と線を引く形に落ち着いているのだと考えられます。

問題は第2段階を「誰がやるか」です。日本の実家や親戚が受け取ってくれるなら、その人が郵便局へ持ち込むことになりますし、頼れる人がいない・頼みにくいなら、受け取りから発送までを代行サービスに置き換えることになります。この記事の後半は、まさにこの2パターンの具体的なやり方の話です。

海外から直接買える例外ルートもある

「日本経由」が基本形だとお伝えしましたが、実は例外もあります。海外の住所のまま、日本を経由せずにランドセルを買える公式・準公式のルートが2つあるんです。

土屋鞄はグローバルサイトで越境EC

土屋鞄は2020年からランドセルの海外販売を始めていて、プレスリリースによると、台湾3店舗・香港1店舗の海外直営店に加え、グローバルウェブサイトを通じて世界50以上の国と地域へ越境ECで販売しています。越境EC限定で、肩ベルトの長さが通常の1.3倍のモデルまで用意されているそうです。国内のヘルプセンターが「海外配送は承っておりません」と答えているのは、あくまで国内向けオンラインストアの話。海外在住者向けには、別の入り口が用意されているわけです。

鞄工房山本はアウトレット限定

奈良の工房系メーカー・鞄工房山本の公式FAQには、「アウトレットランドセルは、海外からもご注文いただけます。海外からのご注文は『WorldShopping』を通じて承っております」とあります。海外購入サポートサービスを介した注文なので、対象がアウトレット品に限られる点と、代行手数料や国際送料が上乗せされる点は織り込んでおきましょう。

それでも日本から送る人が多い理由

海外の街でランドセルを背負って歩く子どものイメージ

越境ECの入り口があるなら話は簡単、と思いきや、実際には「日本で買って日本から送る」を選ぶ家庭が多数派です。理由を挙げると、まず選択肢の広さ。越境ECで買えるのは一部メーカーの一部モデルに限られ、セイバンをはじめ多くのメーカー・カラー・型は国内販売のみです。子どもが図鑑やカタログで選んだ「この色のこれ」が越境ECにあるとは限りません。

次に、贈り主の事情。ランドセルは祖父母が入学祝いに贈るケースが非常に多い品物です。日本に住む祖父母が国内の店舗で実物を背負わせて選び、支払いも日本で済ませて、海外の孫へ届ける──この流れだと、購入は必然的に日本国内になります。一時帰国のタイミングでラン活(ランドセル選び)をして、発送だけ後日、というパターンもよく聞きます。

そして価格。海外販売価格には輸送や関税のコストが乗りやすく、同じモデルでも国内価格より高くなる傾向があります。参考までに、セイバンの定番モデルロイヤル クラシックの国内価格は64,900円(税込)。決して安い買い物ではないからこそ、「国内価格で買って、送料は自分でコントロールする」ほうが合理的になりやすいんです。

もうひとつ、ランドセルならではの事情がフィッティングです。ランドセルは6年間、成長する体に毎日背負わせる道具なので、肩ベルトの当たり方や背中のフィット感を実物で確かめてから買いたい、という親御さんが多い。一時帰国のタイミングで子どもと一緒に店舗を回り、背負い比べて選んだ1本を、後日海外の自宅へ送る──この買い方ができるのは「日本で買って日本から送る」ルートだけです。写真だけで選んだ越境ECのランドセルが体に合わなかったとき、返品交換のハードルが国内購入とは比べものにならない点も、実物選びが支持される理由ですね。

関税と税金は受取国側で発生する

日本から送る場合に必ず知っておきたいのが、受取国側の税金です。ランドセルは6〜10万円クラスの高額品なので、多くの国で個人輸入・贈答品の免税枠を超え、受取人に関税や付加価値税の請求が届く可能性があります。「贈り物だから無税」と思い込んでいると、現地の家族が突然の請求に驚くことになります。

税額や免税の条件は国ごとにまったく違ううえ、しばしば改定されます。たとえばアメリカ宛は2026年時点で郵便物の引き受け自体が条件付きの運用になっており、条件は時期によって変動しています。EU圏も少額輸入の免税制度が段階的に縮小されてきました。正確な最新情報は受取国の税関サイトで確認するのが大前提ですが、送る側でできる備えはシンプルで、「実勢価格で正直に申告する」「受取人に、税金の請求が来るかもしれないと事前に伝えておく」の2つです。申告価格を安く偽るのは、保険が正しく掛からなくなるうえ、税関で止まる原因にもなるのでやめましょう。

ランドセルを海外発送する具体的な手順と料金

発送料金を計算するはかりと電卓のイメージ

後半のH2は実践編です。重さとサイズの把握から、EMSの料金と手順、型崩れを防ぐ梱包、保証やスケジュールの注意点、そして親戚に頼めない場合の代行活用まで、送る順番どおりに見ていきます。

まず重さとサイズを把握しよう

国際発送の料金は重さで決まるので、最初に荷物の実態を掴みましょう。ランドセル本体の重さは、主流のクラリーノなど人工皮革のモデルでおおむね1.1〜1.4kg。たとえばセイバンのモデルロイヤル クラシックは公式スペックで約1,230gです。牛革やコードバン(馬革)のモデルはこれより重く、1.4kg前後からそれ以上になります。自分のランドセルの正確な重さは、メーカー商品ページのスペック欄に必ず載っているので、送料の見積もり前にメモしておきましょう。

ここに化粧箱と緩衝材、外箱が加わります。ランドセルは購入時にしっかりした化粧箱に入っており、これごと梱包するのが基本形。箱類を合わせた発送時の総重量は、だいたい2kg台前半に収まります。サイズは外箱でおおよそ40〜50cm角の立方体に近い形になりますが、EMSの一般的なサイズ上限(長さ1.5m・長さと横周の合計3m)には余裕で収まるので、サイズ面の心配はほぼいりません。むしろ効いてくるのは「2kgを少し超えるかどうか」で料金段階が変わる点です。緩衝材の量を調整して2.5kg以内に収める、といった細かい工夫が数百円の差になります。

EMSでランドセルを送る手順

日本の家族が発送を引き受ける場合、いちばん標準的なルートは日本郵便のEMS(国際スピード郵便)です。追跡付きで数日〜1週間程度で届き、2万円までの損害賠償が無料で付いています。船便や航空小包など安い種別もありますが、高額品のランドセルは「早く・追跡できて・保険を掛けられる」EMSとの相性が良く、数百円〜千円台の節約のために1〜2か月かかる船便を選ぶメリットはあまりありません。

発送当日の流れも押さえておきましょう。ラベルを貼った箱を郵便局の窓口(ゆうゆう窓口ではなく国際郵便を扱う窓口)へ持ち込み、重さを量ってもらって料金を支払えば完了です。控えに書かれた追跡番号を海外の受取人と共有しておくと、相手側でも配達状況を確認できます。追跡画面で「国際交換局から発送」の後しばらく動きが止まるのは通関待ちのよくある状態なので、数日は慌てず待つのがコツです。

2kgまでのEMS料金の目安

EMSの料金は宛先の地帯で決まります。ランドセル1個(梱包込み2kg想定)の料金はこのとおりです。

宛先の例地帯EMS 2kg
中国・韓国・台湾第1地帯3,400円
タイ・シンガポールなどアジア第2地帯4,550円
ヨーロッパ・オーストラリア第3地帯6,700円
アメリカ第4地帯7,900円

※2026年時点の調査に基づく目安です。燃油サーチャージ等で変動するため、最新料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください。正直に言うと、ランドセル1個だけを送るなら、この料金帯のEMSが最安クラスです。梱包を自分でやれて、日本側に発送作業をしてくれる人がいるなら、EMSを選んで問題ありません。

インボイスの品名と申告価格

国際郵便は通関電子データの送信が必須なので、窓口の手書きラベルではなく「国際郵便マイページサービス」でラベルを作ります。無料の会員登録をして、受取人の住所氏名を英語で入力し、内容品を登録して、印刷したラベルを箱に貼って窓口へ──という流れです。品名は「Bag」のような曖昧な書き方ではなく、「School backpack (randoseru), personal use」のように具体的に。申告価格は購入時の実勢価格を正直に書きます。ここで安く書いてしまうと、万一の破損・紛失時の補償額まで下がってしまう点に注意してください。6万円超のランドセルなら、2万円ごとに50円の追加料金で掛けられる保険(最高200万円)を付けておくのがおすすめです。7万円のランドセルでも保険料は200円もかかりません。

型崩れと湿気を防ぐ梱包のコツ

ランドセルを緩衝材で包んで箱詰めする手元

ランドセルの輸送で怖いのは、割れ物のような破損ではなく「型崩れ」と「カビ」です。国際輸送の荷物は積み替えのたびに投げられ、ほかの荷物の下敷きになり、輸送環境によっては高温多湿のコンテナや倉庫を通過します。6年間毎日使う鞄だからこそ、最初の輸送でダメージを負わせないことが大切です。

箱は化粧箱ごと二重にする

基本は二重箱です。ランドセルを購入時の化粧箱に入れ、その化粧箱を一回り大きい丈夫な段ボールに入れて、隙間を緩衝材で埋めます。化粧箱がつぶれてもランドセル本体に力が届かない構造を作るイメージですね。ランドセル内部の空洞には丸めた紙や緩衝材を詰めて、かぶせ(フタ部分)が押されてもへこまないように支えます。肩ベルトは無理に折り曲げず、自然な形のまま固定しましょう。海外への引越し荷物と一緒にコンテナで送る場合も、この二重構造にしておくと安心です。

革の湿気対策は乾燥剤で

牛革やコードバンのランドセルは湿気に弱く、輸送中の結露でカビが生えるトラブルが起こりえます。箱の中にシリカゲルなどの乾燥剤を数個入れ、ランドセル本体は不織布や薄い布で包んでから化粧箱へ。ビニール袋で密封するのは、内部に湿気がこもって逆効果になることがあるので避けたほうが無難です。人工皮革のモデルでも、金具部分のサビ防止に乾燥剤は入れておいて損はありません。船便など輸送日数が長いルートを選ぶ場合ほど、この湿気対策が効いてきます。届いた側にも「開封したら箱から出して、風通しのいい日陰で半日ほど陰干ししてから収納してね」と伝えておくと、現地での保管トラブルまで防げますよ。

6年保証と修理は日本が窓口になる

見落としがちなのが、購入後6年間の修理保証です。主要メーカーのランドセルには6年間の修理保証が付いていますが、修理の受付や集荷・返送の流れは日本国内での対応を前提に組まれています。たとえば土屋鞄の修理案内では、指定配送会社のドライバーが自宅へ集荷・お届けに来る国内フローが基本です。海外在住のまま修理を受けたい場合は、日本の実家などをいったん窓口にして、ランドセルを日本へ送り返す段取りが現実的になります。

つまりランドセルの海外利用は、「行き」だけでなく「もしもの帰り」も日本経由になる可能性があるということ。購入時の保証書や注文番号のわかる書類は、スマホで撮影してクラウドに保存したうえで、原本は日本の家族に預けておくと、6年間のあいだ何かあったときに動きやすくなりますよ。

入学時期から逆算するスケジュール

ランドセル選び、いわゆるラン活は、日本では入学前年の春〜夏がピークで、人気工房のモデルは前年のうちに完売することも珍しくありません。海外発送が絡む場合は、ここに国際輸送の時間が上乗せされます。EMSなら数日〜1週間程度ですが、通関で止まれば1〜2週間延びることもありますし、船便を使うなら2〜3か月単位です。

さらに海外の学校は始業時期がバラバラです。9月始まりの国もあれば1月始まりの国もあり、日本人学校は4月始まりが基本。「日本の入学式シーズンに合わせて3月に送ればいい」という感覚でいると、現地の始業に間に合わないことがあります。おすすめは、遅くとも現地の始業3か月前には購入を済ませ、2か月前には発送を終える逆算です。関税の支払い手続きで受け取りが数日遅れるケースも見込んで、余裕を持たせておきましょう。なお国際郵便の料金や取扱条件は改定されることがあるので、発送時期が先の場合は郵便料金の値上げと国際郵便への影響を整理した記事もあわせてチェックしてみてください。

親戚に頼めないならポチロジに任せる

物流倉庫でランドセルを丁寧に梱包するスタッフ

ここまでは「日本の家族が受け取って送る」前提で話してきましたが、実際には「頼れる実家がない」「高齢の親に、6万円超の荷物の梱包と郵便局往復と英語のラベル作成まで頼むのは心苦しい」という家庭も多いはずです。土屋鞄の案内にあった「海外への発送はお客様にてご手配を」の部分を、丸ごとプロに置き換えるのが発送代行という選択肢です。

中古車輸出大手ビィ・フォアードグループの個人向け国際発送サービス、ポチロジを例にすると、使い方はこうなります。①フォームから「ランドセルを〇〇国へ送りたい」と無料で問い合わせ→②発送可否と見積もりの回答→③メーカー公式ストアの届け先をポチロジの千葉県の倉庫にして注文(または日本で買ったランドセルを倉庫へ送る)→④ポチロジが検品・梱包チェック・英文書類の作成・国際発送まで代行。土屋鞄が求める「国内のお届け先」を代行倉庫が引き受け、「お客様にてご手配」の部分をプロがやってくれる、という構図です。料金表ベースで世界229の国・地域をカバーしているので、宛先が郵便の苦手な国でも相談できます。

料金面も見ておきましょう。ランドセル1個・2kg帯なら前述のとおりEMSが最安クラスですが、実際の入学準備は「ランドセルだけ」で終わらないことが多いんです。文房具、体操服、上履き、学習ドリル、お祝いの品──まとめて送ると5kg、10kgはすぐ超えます。検証済みの公式料金で比べると、アメリカ宛5kgはEMS15,100円に対しポチロジ12,588円と2,512円の差。10kgならEMS27,100円に対し17,786円と、9,314円もポチロジが安くなります。ヨーロッパ宛10kgでも5,714円の差。しかもアメリカ宛は前述のとおり郵便の引き受けが条件付き運用になっているため、確実性の面でも代行ルートに分があります。「ランドセル単品ならEMS、入学準備一式ならポチロジ」と覚えておくと使い分けやすいですよ。サービスの実態や口コミはポチロジの評判を利用の流れと一緒に検証した記事で詳しくまとめています。

問い合わせのコツもひとつ。フォームには写真を添付できないので、送りたいランドセルのメーカー公式商品ページのURLを問い合わせ文に貼ると話が早く進みます。「セイバンのこのモデル(URL)と入学用品あわせて8kgほどをロサンゼルスへ送りたい。革製だが問題ないか、化粧箱ごとの梱包で型崩れ対策はできるか」──この記事で整理してきた不安を、そのまま文章にしてぶつけて大丈夫です。見積もりと発送可否の回答までは無料なので、EMSと比較検討する材料集めとして使う、という距離感でも問題ありません。

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よくある質問

最後に、ランドセルの海外行きでよくある質問をまとめます。

Q1. 革のランドセルは検疫で止まりませんか?

A. 牛革・コードバンとも、なめし加工まで終わった完成品の革製品なので、食品や未加工の動物製品のような検疫規制の対象には基本的になりません。ただし検疫が厳しい国では申告書の動物由来製品の欄に正直にチェックし、品名を具体的に書いておくと通関がスムーズです。宛先国ごとの禁制品が気になる場合は、発送前に各国の条件を確認しておきましょう。

Q2. 使い終わった中古のランドセルを海外へ送れますか?

A. 送れます。卒業後のランドセルを海外の親戚に譲る、寄付団体を通じて途上国へ届けるといったケースですね。中古品は申告価格を実勢価格(中古としての価値)で書けばOKです。ただし汚れが強いと検疫で目を引くことがあるので、よく拭いて乾かしてから梱包しましょう。

Q3. 航空便で送るとき、ランドセルに規制はありますか?

A. ランドセル本体は電池も液体も含まない鞄なので、航空輸送の危険物規制はかかりません。注意したいのは同梱品のほうで、GPS付きの見守り端末や電子文具などリチウム電池入りの製品を一緒に入れると、その荷物全体に電池のルールがかかります。電池入り製品は分けて送るか、条件を確認してから同梱してください。

Q4. 入学祝いをランドセルと一緒に送ってもいいですか?

A. 文房具や衣類などの一般的な品物なら同梱できますし、重量単価が下がるのでむしろお得です。ただし食品を混ぜる場合は宛先国の食品規制の確認が必要になります。一升餅など日本の行事の品を送る話は一升餅を海外へ送る方法をまとめた記事で詳しく解説しています。

Q5. 送ったランドセルが壊れていたら補償されますか?

A. EMSなら2万円まで無償の損害賠償が付き、追加料金で申告価格まで保険を掛けられます。ただし「梱包が不十分だった場合」は補償対象外とされることがあるため、二重箱と詰め物で輸送に耐える梱包を作ることが前提です。梱包に自信がなければ、梱包チェックごと任せられる代行サービスを選ぶのも手です。

Q6. 海外の現地校でランドセルは浮きませんか?

A. 国や学校によりますが、ランドセルは海外でも品質の高さで知られるようになっていて、土屋鞄が台湾・香港に直営店を構え、越境ECで50以上の国と地域へ販売しているほど需要があります。日本人学校ならもちろん定番ですし、現地校でも通学鞄の指定がなければ使えるケースは多いです。心配なら、現地の学校に通学鞄の指定やロッカーのサイズを確認してから購入すると失敗がありません。教科書を机に置いて帰る国ではランドセルの大容量が活きない場合もあるので、使う場面のイメージ合わせが先、購入が後、の順番が安心です。

まとめ:ランドセルの海外発送は段取りが9割

長くなったので、この記事の要点を5つに整理します。

  • セイバン・土屋鞄とも公式ストアの配送は日本国内のみ。ランドセルはメーカーから海外直送できない
  • 土屋鞄公式は「国内(親戚等)の住所で注文→海外への発送は自分で手配」を案内。日本経由がメーカー公認の基本ルート
  • 土屋鞄のグローバルサイト(越境EC)や鞄工房山本のアウトレットなど、海外から直接買える例外もあるが対象は限定的
  • ランドセル1個(梱包込み2kg帯)ならEMSが最安クラス。3,400円(中国など)〜7,900円(アメリカ)が目安
  • 日本に頼れる親戚がいない場合や入学準備一式のまとめ送りは代行が有利。アメリカ宛10kgで9,314円の差+購入受取から書類まで任せられる

ランドセルの海外行きは、「メーカーは国内までしか運ばない」という前提さえ知ってしまえば、あとは段取りの問題です。日本の家族が動けるならEMS、頼める人がいない・荷物をまとめたいならポチロジへの無料相談から。子どもの6年間を支える鞄ですから、型崩れ対策と保険だけは省略せず、余裕のあるスケジュールで送り出してあげてください。

なお、この記事の規制・料金・税金の情報はあくまで一般的な目安です。各国の制度や郵便料金は変更されることがあるため、正確な情報は日本郵便・各メーカー・受取国税関などの公式サイトをご確認のうえ、最終的な判断は各サービスの窓口にご相談ください。ピカピカのランドセルが、無事に海の向こうの新1年生に届きますように。

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