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オーストラリア ワーキングホリデーの費用って、結局いくら準備すればいいの?ビザ申請料から生活費・語学学校まで、項目が多くて全体像がつかみにくいですよね。「150万円あれば大丈夫と聞いたけど、本当に足りる?」という不安を抱えている方も多いと思います。
オーストラリアのワーホリは「英語圏・最低賃金が高い・1年→最大3年まで延長可能」という三拍子が揃っており、日本人に最も人気の海外体験先のひとつです。ただし2025年以降の円安・現地物価上昇で、必要資金の相場が上がっています。この記事では、オーストラリア ワーキングホリデーの費用を渡航前の初期費用から現地生活費・収入シミュレーションまで徹底的に整理しました。
📋 この記事でわかること
- オーストラリア ワーキングホリデーの費用【総額】1年間の目安と内訳
- ビザ申請料・航空券・保険など渡航前の初期費用
- 都市別の生活費(シドニー・メルボルン・ブリスベン)と収入シミュレーション
- セカンド・サードビザで最大3年滞在する方法と追加費用
オーストラリア ワーキングホリデーの費用【2026年版】総額と初期費用
まず「総額でいくら準備すれば安心か」を整理します。ワーホリの費用は「渡航前の初期費用」と「現地での生活費(収入で補填可能)」の2層で考えるのが正確です。
1年間の費用まとめ:必要資金160〜214万円
| 費用カテゴリ | 目安 |
|---|---|
| 渡航前の初期費用(ビザ・航空券・保険等) | 30〜50万円 |
| 語学学校(1〜3ヶ月) | 20〜60万円 |
| 現地生活費(12ヶ月) | 170〜270万円 |
| 現地収入(週20〜38時間労働) | −150〜−180万円 |
| 実質負担の目安(1年間) | 160〜214万円 |
現地で働きながら生活費の大半を賄えるのがワーホリの最大の特徴です。フルタイム(週38時間)で最低賃金(AUD 24.95/時・2025年7月1日〜)で働いた場合、月収はAUD 3,800程度(約57万円)になります。生活費を差し引いても毎月貯金できるケースも珍しくありません。なお、費用はあくまで一般的な目安です。正確な情報は各サービスの公式サイトや渡航エージェントにご確認ください。
ビザ申請料:AUD 635(約9.5万円)
オーストラリアのワーキングホリデービザ(サブクラス417)の申請料はAUD 635(2025年現在)です。オンラインで申請でき、審査は平均10〜16日程度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビザ種別 | サブクラス417(ファーストビザ) |
| 申請料 | AUD 635(約9.5万円) |
| 対象年齢 | 18〜30歳(申請時点) |
| 滞在期間 | 最長12ヶ月 |
| 就労制限 | 同一雇用主での就労は最長6ヶ月 |
| 語学学校就学 | 最長4ヶ月まで |
| 証明資金 | AUD 5,000相当以上の資金証明が必要 |
ビザ申請料はオーストラリア政府(Home Affairs)の公式サイトから直接申請してください。代行業者を使う場合は代行手数料(1〜3万円)が別途かかります。また、申請料は毎年改定されることがあるため、申請前に必ず公式サイト(immi.homeaffairs.gov.au)で最新料金を確認してください。
航空券・海外保険・その他の初期費用
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| 航空券(日本→オーストラリア・片道) | 5〜12万円(時期・経路による) |
| 海外保険(OVHC・1年) | 5〜10万円 |
| 海外キャッシュカード・送金手数料 | 1〜2万円 |
| 渡航前の英語学習・準備費用 | 2〜10万円 |
| 現地到着後の初期費用(SIM・生活用品等) | 3〜5万円(AUD 200〜300) |
航空券は早割(3〜6ヶ月前購入)だと5〜7万円台で取れることもあります。直前購入は12万円超になるケースも多いため、渡航日が決まり次第早めに手配しましょう。海外保険は、ワーホリビザ保持者も加入できる「OVHC(Overseas Visitor Health Cover)」などの適切な医療保険への加入が義務付けられています。年間AUD 500〜800(約6〜9万円)が相場です。
オーストラリア ワーキングホリデーの費用【都市別生活費と収入】
現地での生活費は都市によって大きく異なります。シドニー・メルボルンは物価が高い一方、仕事の選択肢も豊富です。ブリスベンやパース、地方都市は生活費を抑えやすいですが、日本人コミュニティが小さくなります。
都市別の月額生活費(住居費含む)
| 都市 | 家賃(シェアハウス個室) | 生活費合計(月) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シドニー | AUD 900〜1,400 | AUD 2,200〜3,000 | 最大都市・仕事多い・物価最高 |
| メルボルン | AUD 800〜1,200 | AUD 2,000〜2,800 | 文化・カフェ文化・物価高め |
| ブリスベン | AUD 700〜1,000 | AUD 1,800〜2,400 | 温暖・比較的安い・成長都市 |
| パース | AUD 750〜1,100 | AUD 1,900〜2,500 | 日本から遠い・資源系の仕事多い |
| 地方(ファームエリア) | AUD 150〜400(寮込み) | AUD 1,200〜1,800 | セカンドビザ取得に必要・生活費格安 |
日本円換算(1AUD≒112円、2026年4月時点)だと、シドニーで月24〜31万円、ブリスベンで月20〜26万円が生活費の目安です。シェアハウスを選ぶと住居費を大きく抑えられます。
語学学校費用:1ヶ月19〜22万円が相場
ワーホリで語学学校(EFL校)に通う場合、1ヶ月(4週間)の費用目安は以下の通りです。
| 費用項目 | 目安 |
|---|---|
| 語学学校授業料(4週間) | AUD 1,200〜1,600(約11〜15万円) |
| ホームステイ(4週間・食事付き) | AUD 1,000〜1,400(約9.5〜13万円) |
| 合計(学校+滞在) | AUD 2,200〜3,000(約21〜28万円) |
ワーホリビザでの語学学校通学は最長4ヶ月までです。最初の1〜3ヶ月を語学学校に集中し、英語基礎を固めてから就職活動に移るスタイルが一般的です。語学学校を含めた費用の詳細はオーストラリア留学の費用ガイドもあわせてご覧ください。
収入シミュレーション:最低賃金AUD 24.95/時
2025年7月1日より、オーストラリアの最低賃金はAUD 24.95/時に引き上げられました。これはワーホリで最も重要な数字のひとつです。
| 就労形態 | 週収入 | 月収入(4週) | 年収入 |
|---|---|---|---|
| 週20時間(アルバイト) | AUD 499 | AUD 2,000(約19万円) | AUD 24,000(約228万円) |
| 週38時間(フルタイム) | AUD 948 | AUD 3,800(約36万円) | AUD 45,600(約433万円) |
フルタイムで働けば月収AUD 3,800(約36万円)。月の生活費をAUD 2,000(約19万円)とすると、毎月AUD 1,800(約17万円)の貯金ペースも現実的です。「ワーホリで帰国時に貯金が増えた」という声もあるのはこのためです。
ただし、就労収入にはオーストラリアの所得税が課税されます。ワーキングホリデーメーカーは最初のAUD 45,000までが一律15%の税率で課税されます。タックスファイルナンバー(TFN)を取得しない場合は最高45%の税率が源泉徴収されるため、渡航直後にTFN申請を行うことが必須です。
セカンド・サードビザで最大3年間滞在する費用
オーストラリアのワーホリは条件を満たせば最大3年間滞在できます。延長ビザにもそれぞれ費用がかかります。
| ビザ | 申請料 | 延長条件 |
|---|---|---|
| セカンドビザ(サブクラス417) | AUD 635(約9.5万円) | 地方エリアで88日以上、指定業種(農業・建設・漁業等)に従事 |
| サードビザ(サブクラス417) | AUD 635(約9.5万円) | セカンドビザ期間中に179日以上、指定業種に従事 |
セカンドビザの取得条件となる地方エリアでの就労(88日ルール)は、農業・果物摘み・牧場作業・建設業などです。いわゆる「ファームジョブ」がこれにあたります。ファーム滞在中は住居が農場の寮(週AUD 100〜250程度)になることが多く、生活費を大幅に抑えながら条件を満たせます。
「ファームは過酷だけど稼げる」という声をよく聞きます。果物摘みの場合、歩合制(1箱いくら)で働くケースが多く、体力と速さがある人は週AUD 1,000〜1,500(約9.5〜14万円)を稼ぐこともあります。一方で天候や収穫量に左右されるため、収入が安定しない点も理解しておきましょう。
オーストラリア ワーキングホリデーの費用まとめ
最後に、オーストラリア ワーキングホリデーの費用全体を整理します。
| 準備段階 | 必要資金の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 出発前に最低限用意すべき資金 | 80〜120万円 | ビザ・航空券・保険・語学学校1〜2ヶ月分・初期生活費 |
| 現地収入なしで1年間を乗り切るなら | 280〜380万円 | 働かない前提の最大コスト |
| フルタイム就労を前提とした実質負担 | 100〜160万円 | 収入で生活費の大半を補填できる |
「ワーホリは150万円あれば大丈夫」という従来の相場は、円安・現地物価上昇により過去のものになりつつあります。出発前に最低80〜120万円の手元資金を確保し、現地でしっかり働く計画を立てるのが、オーストラリア ワーキングホリデーの費用を現実的に乗り切る鉄則です。
なお、ワーホリ中にオーストラリアへ荷物を送りたい場合の検疫・禁制品ルールは、オーストラリアへの食品・カップ麺持ち込みガイドもあわせて参考にしてください。費用の情報は為替・ビザ申請料の改定により変わるため、最新情報はオーストラリア移民局(immi.homeaffairs.gov.au)公式サイトでご確認ください。
