こんにちは。セカイニオクル、運営者の「アキ」です。
このブログ「セカイニオクル」は、海外転勤・留学・国際発送の3つのテーマで、日本から海外への荷物の送り方・生活準備に関する情報をまとめたサイトです。
📌 セカイニオクルでわかること
「中国に来たらTeamsが開かない」「先週まで使えていたのに急にログインできない」。2026年8月以降、こうした声が急に増えました。原因の多くはGFW(グレート・ファイアウォール)ではなく、Microsoft自身の決定です。2026年8月17日以降、個人用Microsoftアカウントで使う無料版Teamsは、中国国内で提供が終了しました。
一方で、会社や学校のアカウントで使うTeamsはこの変更の対象外です。つまり、teams 中国 つながらないという問題の答えは、いま手元のTeamsにどのアカウントでサインインしているかで決まります。この記事では、Microsoft公式の告知内容、上海在住者の実際の報告、2025年5月に上海の実サーバーで行った当サイトの実機テストをもとに、原因の見分け方と対処法を整理します。

📋 この記事でわかること
- 2026年8月17日以降の「個人用Teams中国廃止」の内容と、影響を受けない範囲
- 個人アカウントと職場・学校アカウントで結果が分かれる理由
- 上海在住者の8月の実体験と、2025年5月の当サイト実機テストとの差
- GFWの遮断とMicrosoftの廃止を切り分ける確認手順
- teams 中国 つながらない場合のVPN比較と、国慶節前の2本持ち準備
✅ 先に結論
個人用Microsoftアカウント(outlook.com・hotmail.com等)のTeamsは、2026年8月17日以降、中国国内では使えません。これはVPNで回避する種類の制限ではなく、Microsoftが提供自体を終了したものです。会社・学校アカウントのTeamsは引き続き使えますが、当サイトの上海実機テストでは、Teams以外の30サービス(LINE・Gmail・Googleドライブ・ChatGPTなど)はVPNなしで全滅でした。出張・駐在の仕事と生活はTeamsだけでは回らないので、結局VPNの準備は必要です。下のクーポンは期間限定なので、渡航予定があるうちに確保を。
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teams 中国 つながらない原因と対処法
PR先に結論:答えはアカウントの種類で決まる
Teamsが中国でつながらないとき、最初に確認すべきなのはネットワークでもVPNでもなく、サインインしているアカウントの種類です。2026年8月を境に、この違いがそのまま「使える・使えない」の境界線になりました。
個人用Microsoftアカウントの場合
outlook.com・hotmail.com・live.comなどのアドレスで作った個人用Microsoftアカウントで使うTeams(Teams for personal use、いわゆる無料版Teams)は、中国国内での提供が終了しています。Microsoftのサポートページは、モバイル版についてはすでに中国でサポートされていないこと、デスクトップ版とWeb版については2026年8月17日以降に中国で提供を終了することを明記しています。
この場合、VPNの設定を見直しても、アプリを再インストールしても解決しません。制限しているのはGFWではなくMicrosoft側だからです。友人や家族との連絡、フリーランスとして個人アカウントで顧客と会議をしていた人、留学生同士のグループ利用などがこのケースに当たります。
職場・学校アカウントの場合
会社が契約しているMicrosoft 365のアカウント(Entra IDアカウント)や、大学が発行する学校アカウントでサインインするTeamsは、この廃止の対象外です。Microsoftの告知は「この変更は個人用Microsoftアカウントでサインインするアカウントにのみ適用される」と限定しています。
したがって、日本本社との定例会議やチームチャットに会社アカウントで参加している駐在員・出張者は、8月17日以降も理屈の上では使えます。ただし「使える」と「常に安定してつながる」は別で、こちらは従来どおりGFWの規制強化時期や企業ネットワークの影響を受けます。この点は後半のVPN比較で扱います。
30秒でできる切り分け
- サインインに使っているメールアドレスが個人のもの(outlook.com・hotmail.com・gmail.com等)→ 廃止の影響。VPNでは解決しない
- 会社・学校のドメインのアドレス → 廃止の影響なし。つながらないならネットワーク・時期・VPNの問題
- 相手の会社のTeams会議に個人アドレスで招待されている → ゲスト参加・匿名参加は対象外。会議リンクからの参加は引き続き可能
2026年8月17日 個人用Teams廃止とは
Microsoftは2026年6月末にサポートページ「Microsoft Teams for personal use(Teams Free)availability changes in China」を公開し、個人用Teamsの中国での提供終了を告知しました。ポイントは次の3点です。
- モバイル:iOS・Android向けの個人用Teamsは、中国ではすでにサポート対象外
- デスクトップ・Web:2026年8月17日以降、中国内のWebおよびデスクトップで個人用Teamsの提供を終了
- 対象:個人用Microsoftアカウントでサインインするアカウントのみ。中国国外での個人用Teamsの利用は影響なし
Microsoftはこの変更の理由を「サービス体験を既存のサポート境界に合わせるため」と説明しています。中国のIT系メディアや日系のITサポート会社は、背景としてサイバーセキュリティ法・データ安全法などの規制強化を挙げていますが、Microsoft自身が法令名を挙げているわけではありません。当サイトとしても、公式に確認できる範囲は「サポート境界への整合」という説明までです。
なお、日付には食い違いがあります。利用者に届いたTeams内の通知や、上海の日系ITサポート会社が7月23日に出した解説記事では「7月28日」と記載されていました。一方、Microsoftの英語版・簡体字版サポートページはいずれも「8月17日」です。当サイトは公式サポートページの8月17日を採用しています。実際に上海在住者が「開かなくなった」と報告したのは8月18日で、公式の日付と整合しています。
もう1つ、実務上重要なのが「どこで判定されるのか」です。Microsoft Q&Aでは、中国の利用者から「ログインしているIPの場所で判定されるのか、アカウントの登録国で判定されるのか」という質問が出ています。これに対する回答(独立アドバイザーによるもの)は、Microsoftの文言が「中国国内から個人用Teamsを使えなくなる」「中国国外での利用は影響なし」となっていることから、アクセス場所に基づく制限と解釈するのが妥当であり、アカウントの国設定を変えることを解決策として頼るべきではない、という内容でした。Microsoftが判定方法を公表していないため確定ではありませんが、日本にいる間は個人用Teamsがそのまま使え、中国に入った瞬間から使えなくなる、という理解で準備するのが安全です。
廃止の対象外:職場アカウント・ゲスト参加
Microsoftのサポートページは、影響を受けないケースを明確に列挙しています。ここを読み違えると「Teamsは中国で全部使えなくなった」という誤解につながるので、正確に押さえておきましょう。
- 職場または学校アカウントでのTeams利用:組織のポリシーの範囲で引き続き利用可能
- ゲストとしての参加:個人アカウントを使って、Web版またはモバイルアプリから職場・学校のTeamsにゲストとしてアクセスすることは影響を受けない
- 会議への匿名参加:職場・学校のTeams会議に、匿名または職場・学校アカウントで参加することは可能
- Skypeダイヤルパッド:有効なサブスクリプションやクレジットがあれば引き続き利用可能
- 中国国外:個人用Teamsの中国国外での利用は変更なし
この整理から見えてくるのは、日本企業の駐在員・出張者にとって最も多い使い方、つまり「会社アカウントで日本本社の会議に出る」「取引先から届いた会議リンクにゲストで入る」は、いずれも対象外だということです。影響を受けるのは、個人アカウントを主軸にTeamsを使っていた層に絞られます。
逆に言えば、個人アカウントでTeamsを使っていた人の現実的な移行先も、この一覧に書かれています。会社や学校のアカウントがある人はそちらへ切り替える。相手側が組織アカウントを持っているなら、会議リンクをもらってゲストや匿名で参加する。Microsoft Q&Aの日本語スレッドでは、個人事業主向けのTeams Essentialsへの移行も案として挙がっていますが、それが中国国内で使えるかどうかをMicrosoftは明言していないため、当サイトでは推奨していません。
上海在住者の報告:アプリ不可・Web版は可
公式告知だけでは、実際に何が起きるのかは分かりません。参考になるのが、上海在住の日本人が2026年8月19日に公開したブログ記事です。要点を引用します。
「昨日18日、いつものごとくMicrosoft Teamsを開こうとしたら。。。あれ。。。なんか開かない。」
「ログアウトのリンクを押しても何も反応ありません。これは困りました。。。」
「Web版は普通に使用できますね。」
(上海在住者の生活ブログ・2026年8月19日公開・個人用アカウントでの体験)
ここから読み取れることが3つあります。1つ目は、デスクトップアプリ側では公式日付の翌日に、サービス利用不可の画面が出てMicrosoftのページに誘導されたこと。2つ目は、その画面からログアウト操作ができず、アカウントを切り替える導線も詰まったこと。3つ目は、8月19日時点ではブラウザのWeb版が使えたことです。
ただし3つ目は注意が必要です。Microsoftの告知はWeb版も8月17日以降の廃止対象に含めています。8月19日にWeb版が使えたのは移行期間の状態と考えるのが自然で、恒久的な抜け道として頼るべきではありません。同じ理屈で、「アプリのバージョンを戻せば使える」「別のブラウザなら開ける」といった小技も、いつ塞がれてもおかしくない類のものです。中国滞在中に個人用Teamsを業務や大事な連絡に使っている人は、Web版が開いているうちに連絡先やチャット履歴をエクスポートし、別の手段に移すのが現実的です。Microsoftもアクティビティデータのエクスポートを案内しています。
2025年5月の上海実機テストと現在の差
当サイトでは2025年5月、中国・上海の実サーバーから31サービスの接続テストを行いました。そのときのMicrosoft Teamsの結果がこちらです。
| VPN | Microsoft Teamsの結果 | 実機スクリーンショット |
|---|---|---|
| VPNなし | ✅ ログイン可 | ![]() |
| スイカVPN | ✅ 接続可 | ![]() |
| NordVPN | ✅ 接続可 | ![]() |
全31サービスの詳細は中国VPNおすすめランキング7選|上海の実機テスト全公開をご覧ください。
この時点では、TeamsはVPNなしでもログインでき、31サービスの中で唯一の「VPNなしOK」でした。スイカVPN・NordVPN経由でも問題なく接続できています。当時の記事ではこの結果をもとに「Teams単体はVPNなしでもつながる」と書いていました。
2026年9月現在、この結論には条件を付ける必要があります。テストで使ったのは組織のMicrosoft 365アカウントでしたが、個人用アカウントで同じことをしても、8月17日以降は接続できません。「TeamsはVPNなしで使える」は職場・学校アカウントに限っていまも成立する、というのが正確な表現です。
2025年5月と2026年9月の違い
- 2025年5月:Teamsは組織アカウントでVPNなしログイン可(上海実機)。個人用も当時は制限なし
- 2026年8月17日以降:個人用アカウントは中国国内で提供終了。職場・学校アカウントは従来どおり
- 変わっていない点:Teams以外の30サービスはVPNなしで全滅。GFWの規制強化時期は職場アカウントのTeamsも不安定になりうる
GFWの遮断とMicrosoftの廃止は別物
teams 中国 つながらないと感じたときに原因を考えるうえで、2つの異なる仕組みを混同しないことが大切です。片方はGFWによる技術的な遮断、もう片方はMicrosoftによるサービス提供の終了です。
| 比較項目 | GFWによる遮断 | Microsoftによる個人版廃止 |
|---|---|---|
| 制限している主体 | 中国当局側のネットワーク | Microsoft自身 |
| 影響を受けるアカウント | 種別を問わず(時期・回線で変動) | 個人用Microsoftアカウントのみ |
| 症状 | タイムアウト・読み込みが終わらない・音声が途切れる | 利用不可の案内画面・サインイン拒否 |
| VPNでの解決 | 可能(サーバー切替・プロトコル変更で改善) | 対象外(提供終了のため) |
| 現実的な対処 | VPN2本持ち・規制時期の事前確認 | 職場・学校アカウントへ移行、ゲスト参加、代替ツール |
GFWの遮断は、Teamsのサーバーが中国国外のMicrosoftデータセンターにあることに起因します。全人代(毎年3月)、天安門事件の日(6月4日)、党大会、国慶節(10月1日〜)の前後は規制が強まり、平常時につながるサービスが遮断されたり、VPN自体が不安定になったりします。こちらはVPNのサーバー切替やプロトコル変更で改善する余地があります。
一方、Microsoftの廃止は「つながりにくい」ではなく「提供していない」状態です。どれだけ高性能なVPNを使っても、Microsoftが中国国内からのアクセスと判定した個人アカウントには、利用不可の画面が返ってきます。VPNでIPを日本に見せれば理屈上は「国外」ですが、判定方法をMicrosoftが公表していない以上、それを前提に業務を組むのは危険です。当サイトでは、個人用Teamsを中国で使い続けるためにVPNを買うことは推奨しません。VPNが必要な理由は別にあり、それは後半で説明します。
Teams 21Vianet版とグローバル版の違い
Microsoftは中国市場向けに、21Vianet(世紀互聯)が運営するMicrosoft 365を提供しています。この21Vianet版のTeamsは中国国内のデータセンターを使い、中国国内での利用にVPNを必要としません。今回の個人版廃止の影響も受けていません。
| 比較項目 | グローバル版(Microsoft 365) | 21Vianet版(中国向け) |
|---|---|---|
| 運営元 | Microsoft(グローバル) | 21Vianet(中国内) |
| 中国からの接続 | 職場アカウントは接続可・規制期は不安定 | VPN不要(国内向け) |
| 個人用アカウント | 2026年8月17日以降、中国内では提供終了 | 法人契約が前提(個人向けの無料版はない) |
| 日本本社との会議 | 会社アカウントで参加(VPN併用推奨) | グローバル版参加者との会議は接続安定性が変わる場合あり |
| 向いている用途 | 日本本社との会議・日本側の取引先との連絡 | 中国国内の現地法人・中国規制準拠環境での会議 |
個人版廃止後の受け皿として、上海の日系ITサポート会社は21Vianet版の「Teams基礎版」や「Business Basic」を紹介しています(2026年7月時点の同社記事より・いずれも月額数十元の有料法人プランで、料金は契約形態により変わります)。ただしこれは中国の現地法人として契約する法人向けプランで、個人が無料版の代わりに気軽に契約できるものではありません。現地法人があり、中国国内の同僚とのやりとりが中心なら検討の価値があります。日本本社との会議が中心なら、日本側の会社アカウントで参加するのが最も手間がかかりません。
つながらないときの確認手順
ここまでの内容を、実際にTeamsが開かないときに上から順に確認する手順に落とし込みます。順番が重要で、アカウントの確認を飛ばしてVPNをいじり始めると、時間だけが消えます。
確認1:どのアカウントでサインインしているか
- STEP1:Teamsのプロフィール画像から、サインイン中のメールアドレスを確認する(ログアウトできない場合はWeb版のアカウント画面で確認)
- STEP2:個人用アドレスなら、この記事の前半のとおり中国国内では提供終了。会社・学校アカウントへの切り替え、または会議リンクからのゲスト参加に移る
- STEP3:会社・学校アカウントなのに開かない場合は、次の確認2へ進む
確認2:ネットワークとVPNの状態
- STEP1:VPNが実際に機能しているか確認する(「接続済み」表示でも通信が通っていない場合がある。ブラウザでGoogleが開くかで判定)
- STEP2:VPNのサーバーを日本・香港・シンガポールなど別のロケーションに切り替える
- STEP3:Teamsアプリを完全に終了し、VPN再接続後に起動し直す
- STEP4:ホテル・オフィスのWi-Fiで塞がれている可能性を疑い、スマホのテザリング(中国SIMまたはローミング)で試す
- STEP5:それでも不安定なら、VPN自体を別サービスに切り替える。1本しか持っていない場合はここで手が止まる
確認3:時期と相手側の環境
- STEP1:全人代・党大会・6月4日・国慶節前後など規制強化の時期に当たっていないか確認する
- STEP2:相手が21Vianet版を使っていないか確認する。グローバル版と21Vianet版は別のテナント環境で、会議招待が届かない・参加できないことがある
- STEP3:会議が迫っているなら、Teamsの音声のみ参加、電話番号での参加、代替ツールへの切り替えを相手に打診する
この3段階で切り分けられない事例は、経験上ほとんどありません。逆に、確認1を飛ばしてVPNの契約やサーバー切替から手を付けると、個人版廃止のケースでは何をしても改善せず、「このVPNは中国で使えない」という誤った結論にたどり着きます。
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teams 中国 つながらない場合のVPN比較
Teams以外にVPNが必要な30サービス
ここまで読むと「会社アカウントなら結局VPNはいらないのでは」と思うかもしれません。当サイトの上海実機テストの結論は逆です。31サービスのうちVPNなしでつながったのはTeamsだけで、残りの30サービスは全滅でした。
- LINE・Gmail・Googleドライブ・Googleカレンダー:日本側との日常連絡と資料共有が止まる
- ChatGPT・Claude・Gemini:翻訳や資料作成のAIツールが使えない
- YouTube・Instagram・X・Netflix:情報収集と生活の息抜きが止まる
- Slack・Notion・Zoom:Teams以外の業務ツールを使う取引先とのやりとりが止まる
会社アカウントのTeamsが開いても、会議の資料はGoogleドライブに、日程調整はLINEやGmailに、議事録の下書きはChatGPTに、と仕事は複数のサービスにまたがっています。Teamsだけが生き残っても業務は回りません。そのため、個人版廃止の有無にかかわらず、中国出張・駐在ではVPNが必要という結論は変わりません。
加えて、規制強化の時期には会社アカウントのTeamsも不安定になります。日本出発前にVPNを準備し、Teamsは常時VPN経由で使う運用にしておけば、この揺れも吸収できます。手順は次のとおりです。
- STEP1:日本出発前にVPNアプリをインストールし、ログインまで済ませる(中国到着後は公式サイト自体が開けないことがある)
- STEP2:中国到着後、VPNに接続する(日本・香港・シンガポールなど安定したサーバーを選択)
- STEP3:VPN接続を確認してから、会社アカウントでTeamsを起動する
- STEP4:会議前に映像・音声のテスト通話を行う
- STEP5:不安定なときはサーバーを切り替え、それでもだめなら2本目のVPNに切り替える
スイカVPN:日本語サポートと固定IP(1位)

中国からTeamsをはじめとする業務ツールに接続するためのVPNとして、日本企業の駐在員に多く使われているのがスイカVPNです。日本語サポートが手厚く、固定IPのオプションが用意されています。社内システムへのアクセスにIPホワイトリストが必要な方は、公式サイトでプランを確認してください。2025年5月の上海実機テストでも、スイカVPN経由でTeamsに接続できることを確認しています。
- 日本語サポートあり(つながらないトラブルに日本語で対応)
- 日本固定IP対応(社内システムへのIPホワイトリスト経由アクセスに対応)
- 中国での利用実績があるVPNとして紹介されることが多い
他のVPNではなくスイカVPNを選ぶべき3つの理由
- 接続安定性が1位——GFWの規制強化時にExpressVPNがつながらなくなっても、スイカVPNは接続できるケースが多いと報告されている
- 日本語サポートが手厚い——中国滞在中の「つながらない」トラブルを日本語で相談できる。ExpressVPN・NordVPNは英語チャットが中心
- 固定IPで業務に使える——会社のセキュリティポリシーでIPホワイトリスト管理が必要な場合もスイカVPNなら対応できる
Nord・Express・Millenの使い分け
スイカVPNをメインにした場合の2本目、あるいは英語サポートでも問題ない人の選択肢として、3社を比較します。
NordVPN:難読化サーバーで対策(2位)
NordVPNは難読化サーバーを専用で持つ大手VPNです。2025年5月の実機テストではNordVPN経由でMicrosoft Teamsに接続できることを確認しています。OpenVPNと難読化サーバーの組み合わせで接続でき、規制強化の時期も比較的安定した実績があります。スイカVPNと仕組みが異なるため、2本持ちのサブとして相性が良い組み合わせです。
ExpressVPN:独自Lightway(3位)
ExpressVPNは独自プロトコル「Lightway」と難読化技術を組み合わせており、GFWの検知を回避しやすいVPNです。世界105か国以上のサーバーを持ち、中国からのTeams接続に使われている実績があります。ただし、NordVPNの実機テスト結果と比較して、現時点では3位の評価です。規制強化期に一時的につながらなくなる報告が他社より多い点も、メインではなくサブに向く理由です。
MillenVPN:日本発で中国対応(4位)
MillenVPNは日本発のVPNサービスで、「MillenVPN Native(OpenConnect)」という中国向けプロトコルを提供しています。日本語サポートがあり、日本の会社が運営している安心感もあります。中国からTeamsへ接続する代替VPNとしても有効で、スイカVPNと同じく日本語で相談できる2本目を作りたい人に向いています。最新の接続台数や料金は公式サイトでご確認ください。
代替ツールと国慶節前の2本持ち
VPNを使ってもTeamsが安定しない場合、あるいは個人アカウントでTeamsを使っていて移行先が必要な場合の代替ツールを整理します。
| ツール | 中国からの接続 | 備考 |
|---|---|---|
| Teams(会社・学校アカウント) | VPN併用推奨 | 個人版廃止の対象外。日本本社との会議の基本 |
| Teams(21Vianet版) | VPN不要(国内向け) | 現地法人契約が前提。中国国内会議向け |
| Zoom(グローバル版) | VPN必要 | Teamsが不安定なときの代替として使われることが多い |
| WeCom(企業微信) | VPN不要 | 中国企業側の標準。基本機能は無料 |
| Feishu(飛書)・DingTalk(釘釘) | VPN不要 | 中国のビジネスチャット。現地チームが導入済みなら合わせる |
| WeChat(個人)・VooV | VPN不要 | 音声・ビデオ通話が中国で安定。個人用Teamsの連絡先の移行先候補 |
個人アカウントでTeamsを使っていた人の移行先は、相手が誰かで決まります。日本の家族や友人ならLINE(VPN経由)かWeChat、中国の取引先ならWeCom、会社の同僚なら会社アカウントのTeamsです。どのケースでも、VPNなしで成立するのはWeChat・WeCom側だけで、日本側とのやりとりにはVPNが要ります。
そして時期の話です。中国では国慶節(10月1日〜)の大型連休前後に、GFWの規制が普段より厳しくなる傾向があります。今まで問題なく使えていたVPNが急につながらなくなる報告が、毎年この時期に増えます。10月に中国へ渡航する予定の方は、日本にいる今のうちに2本のVPNを準備し、動作確認まで済ませてください。
おすすめの2本持ち
メイン:スイカVPN(日本語サポート・固定IP重視)
サブ:NordVPN または MillenVPN(難読化サーバー・独自プロトコルで対抗)
→ 一方がつながらないときにすぐ切り替えられる体制を、出発前に作っておきましょう。
teams 中国 つながらない問題のまとめ
この記事の要点
- 個人用Microsoftアカウントの無料版Teamsは、2026年8月17日以降、中国国内では提供終了。Microsoftの決定であり、VPNで解決する問題ではない
- 職場・学校アカウント、ゲスト参加、匿名参加、21Vianet版は対象外。日本本社との会議は会社アカウントで引き続き可能
- 「TeamsはVPNなしで使える」は職場アカウント限定で成立。2025年5月の上海実機テストの結論に、この条件が加わった
- 切り分けはアカウント→ネットワーク→時期の順。順番を飛ばすと、VPNを買い替えても直らない
- Teams以外の30サービスはVPNなしで全滅。国慶節前の今のうちに、スイカVPN+もう1本の2本持ちを準備する
以下に、中国で使えるVPNのおすすめ順をまとめました。
| VPN | 中国対応 | 難読化機能 | 日本語サポート | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| スイカVPN(1位) | ◎(実証済み) | あり | あり | ★★★★★ |
| NordVPN(2位) | ◎(実証済み) | あり | あり | ★★★★☆ |
| ExpressVPN(3位) | ○(要確認) | あり(自動) | あり | ★★★☆☆ |
| MillenVPN(4位) | ○ | OpenConnect | あり | ★★★☆☆ |
teams 中国 つながらない原因が個人版の廃止なら、会社・学校アカウントへの切り替えかゲスト参加が答えです。原因がGFWの遮断なら、VPNを日本サーバー経由で使い、不安定なときに切り替えられる2本目を持つことが答えです。どちらの場合も、日本出発前にVPNをインストール・設定しておくことが、中国到着後の数時間を無駄にしない最も確実な準備になります。
中国でのVPN選びについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
- 中国VPNおすすめランキング7選【上海の実機テスト全公開】 ── 31サービスをVPNあり・なしで検証した全結果
- vpn 中国 つながらない原因と対処法 ── GFWの仕組みから具体的な対処手順まで
- 中国赴任前にやるべきVPN準備ガイド ── 出発前に済ませておくべき手順を解説





