こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。
海外留学保険のおすすめを知りたくて検索しているけれど、留学保険の比較ポイントや安いプランの探し方、ワーホリ保険のおすすめとの違い、アメリカ留学保険の選び方など、調べれば調べるほど分からなくなってきた…という人も多いかなと思います。
特に、大学生向けの海外留学保険のおすすめプランと社会人留学向けのプランの違い、留学保険ランキングの情報をどこまで信用していいのか、クレジットカード付帯の留学保険でどこまでカバーできるか、そもそも留学保険は本当に必要なのかといったところは、かなりモヤモヤしやすいポイントですよね。
この記事では、海外留学保険のおすすめプランをどう選ぶか、留学保険比較の具体的な見方、ワーキングホリデー向けの保険の考え方、そしてクレジットカード付帯保険を組み合わせた節約術まで、あなたが実際にプランを決められるレベルまで噛み砕いて解説していきます。最後に、私が実務の中で「ここだけは外さないでほしい」と感じているポイントもまとめるので、読み終わる頃には、自分にぴったりの保険をイメージできるはずです。
- この記事で分かること
- 海外留学保険の費用相場とコストの考え方
- 補償内容の優先順位と治療費無制限プランの必要性
- クレジットカード付帯保険と専用留学保険の賢い組み合わせ方
- 保険ウィズを使って持病がある人でも加入しやすくする方法
海外留学保険おすすめの選び方

まずは、海外留学保険のおすすめを考える前提として、費用相場や補償内容の基本、治療費無制限プランやクレジットカード付帯保険の限界、そして複数社の比較ポイントを整理していきます。ここが分かると、自分にとって本当に必要な保険の条件がかなりクリアになりますよ。
費用相場と年間コスト目安
最初に気になるのは「留学保険って一年でいくらくらいかかるの?」というところだと思います。ざっくり言うと、日本の大手損保やネット専用商品で組んだ場合、保険料は年齢や行き先によってかなり変わりますが、一般的な目安は次のようなイメージです。
| 期間 | 一般的な相場(目安) | 比較的安い水準(目安) |
|---|---|---|
| 3ヶ月 | 約5〜10万円 | アジアなら約4万円台 |
| 6ヶ月 | 約10〜16.5万円 | アジアなら約8万円前後 |
| 1年 | 約14〜31万円 | 韓国・台湾向けで約13万円台 |
| 2年 | 約28〜62万円 | 韓国・台湾向けで約26万円台 |
同じような補償内容でも、保険会社や商品によって保険料は最大で2倍以上差が出ることもあります。例えばインターネット専用の留学プランは、対面申込の商品よりも10〜15%前後安くなることが多いです。
また、年齢による差も大きく、30歳以上になると29歳以下と比べて保険料が大きく跳ね上がることがあります。実感としても、30歳のラインをまたぐと1.5〜1.8倍くらいに上がるケースは珍しくありません。
ここで紹介している金額は、あくまで私が実務の中で見てきた一般的な目安です。実際の保険料は、渡航先・年齢・補償内容・為替レートなどによって変わるので、正確な数字は各保険会社や代理店の見積もりで確認してください。
必要な補償内容と優先順位
次に、「どの補償をどこまで付けるか」です。ここを間違えると、安く抑えようとして必要なところまで削ってしまったり、逆に不要な補償を盛りすぎて高くなったりしがちです。
必ず優先したい補償
- 治療・救援費用(病気・ケガの治療費、救援者の渡航費など)
- 賠償責任(他人へのケガ、物を壊したときの補償)
- 携行品損害(スマホ・PC・スーツケースなどの破損や盗難)
- 生活用動産(アパートに置いている家財一式の火災・盗難など)
特に留学では、治療・救援費用と賠償責任は外せません。現地の医療費や賠償金は、日本の感覚を超えるレベルになることが多いからです。
状況によって調整してよい補償
- 傷害死亡・後遺障害(学生だと高額すぎる設定は不要なことが多い)
- 航空機遅延・寄託手荷物遅延(発生頻度は高くないので、予算次第)
- 旅行変更費用(長期留学では使う場面が限られる)
予算を抑えたい場合は、死亡系の補償を下げる、もしくは外すことで、1年あたり数千〜1万円程度安くなることもあります。一方で、治療・救援費用と賠償責任だけは削らない、これが留学保険の基本的な考え方だと思ってください。
治療費無制限プランとは
海外留学保険のおすすめとしてよく出てくるのが「治療費無制限プラン」です。特にアメリカやハワイ、カナダなどの医療費が高いエリアでは、正直なところ無制限に近い水準がほしいと感じる場面が多いです。
例えば、アメリカでの代表的なケースとして、盲腸の手術と数日間の入院だけで200万円を超える請求になることがあります。さらに集中治療室(ICU)に入ったり、長期入院や救急搬送、チャーター機での搬送などが入ると、一気に数千万円単位まで膨らむこともあります。
治療費無制限プランが向いているケース
- アメリカ・ハワイ・カナダなど医療費が特に高い国に留学する
- 大学や語学学校が「治療費無制限」を条件としている
- 親として、医療費で数百万円単位の自己負担リスクを極力減らしたい
一方で、ヨーロッパやオーストラリア、アジアなどでは、治療費3,000万円〜5,000万円程度の上限でも現実的にカバーしやすいケースが多いです。とはいえ、為替や医療費は変動するので、「どの国で、どのくらいのリスクを許容するか」を家族で話し合って決めるのがおすすめです。
ここで紹介している金額や事例は、あくまで一例・一般的な目安です。実際の医療費や補償範囲は、国・地域・病院・保険会社によって大きく異なります。必ず最新の条件を各保険会社や代理店、公式サイトで確認し、最終的な判断は専門家にも相談してください。
クレカ付帯保険の期間限界
留学前の相談で本当によく聞かれるのが「クレジットカードの海外旅行保険だけじゃダメですか?」という質問です。結論から言うと、短期の語学留学や観光に近いスタイルなら選択肢になり得るものの、長期留学ではかなり危険です。
クレジットカード付帯保険の主な特徴
| 項目 | クレジットカード付帯保険 | 海外留学保険(専用プラン) |
|---|---|---|
| 補償期間 | 多くは最長90日 | 最長5年程度まで契約可能 |
| 治療費用の上限 | 100〜300万円程度が一般的 | 1,000万円〜無制限まで選べる |
| 救援者費用 | 付かない、または低額なことが多い | しっかり設定されていることが多い |
| 生活用動産・家財 | ほぼ対象外 | アパートの家財もカバーされやすい |
| 学校の受入条件 | 条件を満たさないことが多い | 多くの学校で受入可 |
特に問題なのが期間制限です。3ヶ月を超えると、クレジットカード付帯分は基本的に切れてしまいます。半年〜1年留学するのに、残りの期間が完全に無保険というのはさすがにリスクが高すぎます。
また、治療費用の上限が100〜300万円程度だと、アメリカなどでは1回の入院で超えてしまう金額です。「クレジットカードがあるから大丈夫」と思い込むのではなく、あくまでプラスアルファの補強程度と考えるのが現実的です。
複数社比較のチェック項目
海外留学保険のおすすめを決めるとき、私は最低3社は比較することをいつも推奨しています。同じような補償に見えても、保険料やサポート、ネットワークに意外と差があるからです。
| 会社・商品例 | 特徴 | 向いている人のイメージ |
|---|---|---|
| ジェイアイ傷害火災保険「t@biho(たびほ)」 | インターネット申込で保険料が比較的安い。アジア方面などは特に割安になりやすい。 | コストを抑えたい、ある程度自分で設計できる人 |
| AIG損保 | 治療費無制限プランや歯科補償オプションが充実。世界中の提携病院ネットワークが広い。 | アメリカなど医療費が高い国に行く、手厚い補償を重視する人 |
| 損保ジャパン「off!」 | 留学継続費用や生活用動産など、留学生向けの特約が豊富。多言語の保険証明書に対応。 | 長期留学で、学校やビザの条件をしっかり満たしたい人 |
| 東京海上日動 | 世界中に提携病院が多く、キャッシュレス診療のネットワークがかなり広い。 | 医療機関の多い都市部以外や、複数の国に移動する人 |
比較するときに必ず見るポイント
- 治療・救援費用の上限額(無制限か、3,000万円か、5,000万円か)
- キャッシュレス対応病院の数とエリア
- 24時間日本語サポートの有無と連絡手段(電話・チャット・アプリなど)
- 生活用動産・賠償責任の補償額
- 保険証明書の対応言語と発行スピード
セカイニオクルでは、保険の話とあわせて、荷物の送り方や準備物についても発信しています。例えば中国留学準備なら、中国留学必要なものを完全解説した記事もあわせて読んでおくと、保険以外の抜け漏れチェックにも役立ちますよ。
海外留学保険おすすめは保険ウィズ
ここからは、実際にどこで海外留学保険を申し込むかという話です。私自身、多くの留学生やご家族の相談に乗ってきましたが、特に持病がある人や、健康面に不安がある人こそ、保険代理店の「保険ウィズ」を使う価値が高いと感じています。その理由を順番にお話ししていきますね。
持病がある人の加入可能性
海外留学保険でいちばんハードルが高くなりがちなのが持病・既往症です。うつ病や不安障害、ADHD、糖尿病、腎疾患などがあると、「そもそも加入を断られた」「追加条件がよく分からないまま話が進んだ」という声を本当に多く聞きます。
保険ウィズの大きな強みは、複数の保険会社にまたがって「加入の可否」や「条件」を個別に確認し、現実的なプランを探してくれることです。相談事例としては、例えば次のようなものがあります。
- 不安障害とADHDがあり、過去に投薬治療歴がある大学生の長期留学
- IgA腎症や糖尿病など、通院が続いている人の留学・ワーホリ
- 潰瘍性大腸炎やバセドウ病の治療中に、1年ワーキングホリデーに行きたいケース
- 大動脈瘤の手術歴がある社会人の短期留学
こういったケースは、「どの会社なら、どういう条件なら入れるか」を個別にあたっていく作業が必要です。これを本人やご家族だけでやろうとすると、正直かなり大変ですし、断られ続けて心が折れてしまうこともあります。
保険ウィズでは、保険商品を設計してきたアクチュアリー経験者が中心となって、各社の引受条件や過去の事例を踏まえながら、持病がある人でも可能性がありそうなプランを一緒に探してくれます。相談料や持病の加入可否確認は原則無料なので、まずは「入れるかどうか」を確かめる場として使うのがとてもおすすめです。
代理店利用のメリット
「代理店を通すと高くなるのでは?」という質問もよく受けますが、海外留学保険については、保険料は基本的に同じです。手数料は保険会社側から支払われる仕組みなので、相談したからといって費用が上乗せされることはありません。
保険ウィズを使うメリット
- 複数社のプランを一度に比較できる(自分で一社ずつ見積依頼する手間がない)
- 学校の保険条件に合っているかをチェックしてくれる(治療費の下限や補償内容など)
- 英文保険証明書の発行サポート(必要な書式や表記の確認も含む)
- 持病がある人の加入可否の確認(断られた場合の代替案の提案も含む)
- オンライン相談が中心なので、忙しい親御さんでも時間を取りやすい
留学準備は、保険だけでなく航空券やビザ、荷物の発送などやることが本当に多いですよね。セカイニオクルでは、例えば荷物の送り方について、アメリカ留学荷物発送と国際便の選び方を解説した記事も公開しています。保険と同じで、「どのサービスを選ぶか」でコストと安心感はかなり変わります。
私の感覚としては、保険のプロと一緒に条件を決めていくほうが、結果的にムダな補償を削りつつ、本当に必要なところにしっかりお金をかけやすいと感じています。特に初めての留学で不安が大きいご家庭ほど、代理店をうまく使ったほうが安心度は高いです。
見積もり取得の流れ
保険ウィズで海外留学保険の見積もりを取る流れは、イメージとしては次のようなステップです。
- オンラインで相談予約・問い合わせ まずはオンラインフォームやメール、電話などで「行き先・期間・年齢・持病の有無」などを簡単に伝えます。まだ学校が確定していなくても、ざっくりした条件で相談して大丈夫です。
- ヒアリングと条件整理 次に、担当者が留学の目的や予算感、心配していること(医療・メンタル・賠償など)をヒアリングしながら、必要な補償額のイメージを一緒に整理してくれます。
- 複数社の見積もり提示 整理した条件をもとに、複数の保険会社から見積もりを取り、保険料と補償内容を比較できる形で提案してくれます。ここで「もう少しここを削りたい」「アメリカなので治療費だけは厚めに」など、微調整していくイメージです。
- プラン確定と申込手続き 納得できるプランが決まったら、申込書の記入やオンライン申込の手続きまでサポートしてもらえます。学校提出用の保険証明書が必要な場合は、このタイミングで発行手続きも一緒に進めます。
「見積もりだけ」「加入可否だけ確認したい」という相談ももちろんOKです。特に持病がある人は、渡航の半年〜3ヶ月前くらいには一度相談しておくと、万が一プランの組み直しが必要になったときでも余裕を持って対応できます。
英文証明書の発行対応
海外留学保険のおすすめを検討するときに見落としがちなのが、英文保険証明書の要件です。大学や語学学校、ビザによって、保険証明書に記載すべき項目やフォーマットが細かく指定されていることがあります。
よくある学校側の要件
- 治療費の上限が「無制限」または「10万ドル以上」など具体的に決まっている
- 補償項目ごとの金額を英語で明記する必要がある
- 補償期間が入学日から学期末までをカバーしていること
- 保険会社の連絡先やクレームの窓口が英語で書かれていること
保険ウィズのような代理店を通すと、「この学校の要件なら、A社とB社のどちらが証明書の形式と相性がいいか」といったところまで踏まえてアドバイスしてもらえます。証明書の再発行や期間変更が必要になったときも、窓口が一本化されているのはかなり心強いポイントです。
保険証明書だけでなく、荷物や持ち物リストもまとめてチェックしたい人は、留学準備全体を扱っているセカイニオクルの他の記事も役立ちます。例えば、食品や日用品の送り方をまとめたオーストラリア留学向けの荷物発送ガイドなども、現地生活のイメージを膨らませるのにおすすめです。
失敗しない選び方まとめ
最後に、海外留学保険おすすめの考え方を、ギュッとまとめておきますね。
- 治療・救援費用は最優先で考える(アメリカなど医療費が高い国は無制限プランも検討)
- クレジットカード付帯保険は「おまけ」と割り切り、長期留学では専用の海外留学保険を基本にする
- 死亡保障や航空機遅延など、優先度の低い補償を調整して予算と安心のバランスを取る
- 複数社の見積もりを取り、保険料だけでなくサポート体制や証明書の対応も含めて比較する
- 持病がある人や健康面で不安がある人は、早めに保険ウィズのような代理店に相談する
海外留学保険のおすすめは、人によって本当に違います。行き先・期間・年齢・健康状態・家族の考え方など、いろいろな要素が絡み合うからです。だからこそ、一人で「どれが正解だろう」と悩み続けるよりも、専門家と一緒に条件を整理していくほうが、結果的に納得度も安心感も高くなりやすいと感じています。
この記事で紹介した金額や補償条件、サービス内容は、あくまで一般的な傾向や一例であり、すべてのケースに当てはまるものではありません。正確な情報や最新の条件は、必ず各保険会社や保険ウィズなどの公式サイト・公式資料をご確認ください。海外留学保険の最終的な選択や加入条件については、必ず専門家に相談したうえで、あなたとご家族の責任で判断していただくようお願いします。
そのうえで、海外留学が決まったら、特に持病がある人や健康面に不安がある人ほど、保険ウィズを入り口にして複数社の海外留学保険を比較してみるのがおすすめです。あなたの留学が、できるだけ安心で、そして心から楽しめる時間になるように、この記事が少しでも役に立てばうれしいです。

