海外留学・赴任 esim おすすめ完全ガイド|国別の比較と選び方

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こんにちは。セカイニオクルのアキです。

海外留学や海外赴任が決まると、真っ先に気になるのが「スマホどうする問題」だと思います。海外留学eSIMや海外赴任eSIMを調べてみても、海外旅行eSIMや長期滞在eSIM、海外SIM、グローバルeSIM、無制限データeSIM、ワーホリeSIM、電話番号付きSIM、ポケットWiFiなど、選択肢が多すぎて正直よく分からない…という方も多いはずです。

さらに、日本の回線の海外ローミングをそのまま使うと高額請求が怖いし、現地SIMに全部切り替えると日本の番号が使えなくなる不安もありますよね。この記事では、そんなモヤモヤを一気にほどくために、「国や地域ごとに本当に使いやすいeSIM」を留学・赴任目線で整理しつつ、ローミングやポケットWiFiとの違いも含めて、あなたのケースに合った選び方を分かりやすく解説していきます。

読み終わるころには、「自分の行き先と期間なら、このeSIMとこの現地SIMを組み合わせればOKだな」とスッキリ決められる状態になれるはずです。通信の不安は、準備の早い段階で片付けて、留学や赴任のワクワクにもっと時間を使っていきましょう。

  • この記事で分かること
    • 海外留学や海外赴任でeSIMを使うメリットと注意点が分かる
    • 海外ローミングと海外SIM、ポケットWiFiの違いと使い分けが分かる
    • アメリカ・オーストラリア・カナダ・ヨーロッパ・中国・韓国・東南アジアでおすすめのeSIMが分かる
    • 自分の渡航スタイルに合ったeSIMと現地SIMのベストな組み合わせ方が分かる
目次

海外留学・赴任 esim おすすめの基礎

ここでは、そもそもeSIMとは何か、海外ローミングや物理SIMとどう違うのか、海外留学や海外赴任でどんなメリット・デメリットがあるのかを整理します。まず全体像を押さえてから、後半の国別比較に進むと、自分に合うプランがかなり選びやすくなりますよ。

eSIMとは何かとメリット

eSIMは「embedded SIM(組み込みSIM)」の略で、スマホ端末の中にあらかじめ入っているデジタルSIMのことです。物理カードを差し替える必要がなく、QRコードやアプリでプロファイルを追加すれば、そのまま現地の通信会社の回線が使えるようになります。

海外留学や海外赴任での最大のメリットは、次の3つです。

  • 現地到着後すぐインターネットが使えて、空港から迷子になりにくい
  • 日本の物理SIMを入れたまま、海外用eSIMと併用できる機種が多い
  • 国をまたいで移動するときも、グローバルeSIMならアプリ操作だけで切り替えできる

特に海外留学や海外赴任の最初の数日は、地図アプリやメッセージアプリが命綱です。eSIMを渡航前に準備しておけば、「空港でWi-Fiが見つからない」「配車アプリが呼べない」といった不安をかなり減らせます。

ただし、すべてのスマホがeSIM対応ではありません。後ほど触れますが、必ず出発前に対応状況をチェックしておきましょう。

海外ローミング料金の注意

「今のスマホのまま海外ローミングでよくない?」と思う方も多いのですが、留学や赴任のような中長期滞在ではローミング一本勝負はほぼおすすめしません

  • 1GBあたりの料金が高く、動画視聴や地図アプリであっという間に数千〜数万円になることがある
  • 国をまたぐたびにローミング条件が変わり、管理が面倒
  • 一部の国では速度や安定性がイマイチなこともある

特に海外ローミングは「うっかり使いすぎ」が怖いサービスです。日本側のアプリ自動更新やクラウド同期がオンのままだと、気づかないうちにデータを大量消費してしまうことがあります。

その一方で、日本の番号にSMSが届く必要がある場合(銀行のワンタイムパスワードなど)は、日本の回線を最低限ローミングで維持しつつ、データ通信は海外eSIMに任せるハイブリッド運用が現実的です。

ここで触れる料金や条件は、あくまで一般的な目安です。各社の海外ローミング条件や料金は頻繁に変更されるため、正確な情報は必ず公式サイトで確認し、最終的な判断は通信会社や専門家に相談してください。

eSIMのデメリット対策

便利なeSIMですが、デメリットや注意点もあります。代表的なのは次のようなポイントです。

  • 対応していないスマホや、デュアルSIM非対応の機種がある
  • 一度削除したプロファイルは、再発行できないサービスもある
  • 通話なしのデータ専用プランが多く、現地電話番号が欲しい場合は別途対策が必要

このあたりは次のように対策しておくと安心です。

  • 出発前に「機種名+eSIM対応」で検索し、公式情報で確認
  • QRコードのスクリーンショットやメールをバックアップしておく
  • 現地で電話が必要になりそうなら、電話番号付きSIMや現地プリペイドSIMも検討する

留学や赴任で現地の役所・学校・職場とやりとりする場合は、電話番号付きSIMをどこかのタイミングで用意しておくと安心です。最初の数か月は海外eSIM、その後は現地キャリアの音声付きSIMへ切り替える流れが多いですね。

eSIM対応機種確認

次に、あなたのスマホがeSIMに対応しているかどうかを確認しましょう。ざっくり言うと、最近のiPhoneと多くのハイエンドAndroidは対応していることが多いです。

かんたんチェックポイント

  • iPhoneの場合:一般的にXR以降の機種はeSIM対応の可能性が高い
  • Androidの場合:PixelシリーズやGalaxyの一部上位機種などが対応
  • 設定メニューに「モバイル通信プランを追加」「eSIMを追加」などの項目があるか確認

また、海外留学や海外赴任では「デュアルSIM対応かどうか」も大事です。日本の番号用の物理SIMと、留学・赴任用の海外eSIMを同時待ち受けできると、生活がかなりラクになります。

機種やOSによって対応状況が変わるため、最終的には公式サイトの対応端末リストや、契約中キャリアのサポートページでの確認をおすすめします。

eSIM設定と開通方法

eSIMの設定手順は、どのサービスでもおおむね共通です。海外留学や海外赴任の準備でバタバタする前に、流れだけ押さえておきましょう。

  1. eSIMサービスをオンラインで購入する(渡航先・期間・容量を選ぶ)
  2. メールまたはアプリでQRコード(もしくはアクティベーションコード)が届く
  3. スマホの設定から「モバイル通信プランを追加」を選び、QRコードを読み取る
  4. プラン名を分かりやすく変更(例:USA留学、EU周遊など)
  5. データ通信を使用する回線を「海外eSIM」に設定する

開通タイミングはサービスによって「日本で事前にアクティベート可」か「現地に着いてからのみ有効」かが変わります。日本で試せるタイプなら、出発前に一度つないでみて、挙動を確認しておくと安心です。

eSIMのアクティベーションは、一度始めると有効期限がカウント開始するプランが多いです。出発日と有効期限のバランスを見て、開始日を決めてください。料金や仕様は変わる可能性があるので、正確な条件は必ず公式サイトで確認し、最終判断は通信会社や専門家に相談してください。

海外留学・赴任 esim おすすめ国別比較

ここからは、具体的に「どの国・地域でどのeSIMが使いやすいのか」を国別・地域別に比較していきます。アメリカ、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ、中国、韓国、そして東南アジアなど、留学や赴任で特に人気のエリアを網羅しました。

それぞれの章では、代表的なeSIMサービスを表形式でランキングしながら、通信の安定性・データ容量・価格・日本語サポートといったポイントを整理しています。ここで挙げる料金はあくまで目安なので、必ず最新の料金は公式サイトで確認してくださいね。

米国およびカナダのeSIMサービス比較

まずは留学・駐在先として定番中の定番、アメリカとカナダです。どちらも通信インフラは整っていますが、エリアの広さゆえに「どの回線を使うか」で使い勝手が大きく変わります。

順位サービス対象特徴データ容量目安料金日本語サポート
1位Airalo(ローカル+グローバル)米国・カナダ両方200カ国以上対応の大手グローバルeSIM。アプリ一つで米国プラン、カナダプラン、北米周遊プランまで選べる1〜20GB、長期は30日〜1GBあたりの単価が安くコスパ良好英語のみ
2位Holafly(北米向け無制限)米国・カナダ日数ベースの無制限データ。動画視聴が多い留学生向きデータ無制限(フェアユース有り)短期は割高だが長期滞在では安心感大チャットで日本語対応
3位trifa / VOYAGEESIM主に日本出発者日本語アプリで購入・設定しやすく、北米専用プランも豊富数GB〜無制限まで多数国内決済で安心、価格は中程度日本語サポートあり
4位現地キャリアeSIM(T-Mobile等)長期滞在者現地電話番号が欲しい人向け。留学・赴任なら途中から切り替えがおすすめ20〜無制限GB月30〜70ドル台が目安店舗は英語対応が基本

北米は「最初はグローバルeSIM+慣れたら現地キャリア」に分けると失敗しにくいです。最初の1〜3か月はAiraloやHolaflyで慣れつつ、長期滞在が確定したら現地キャリアの電話番号付きプランに切り替える、という流れが王道です。

なお、アメリカ駐在前後の「荷物と通信」の考え方は、セカイニオクルの海外赴任向け記事でも詳しく整理しています。通信だけでなく荷物の送り方も気になる方は、海外赴任持って行くものと通信準備の実践ガイドも参考になると思います。


オーストラリアeSIMサービス比較

オーストラリアはワーホリや語学留学、駐在で人気の国です。大手キャリアはTelstra、Optus、Vodafoneの3社で、どのeSIMサービスもこのどれかの回線を使っているケースがほとんどです。

順位サービス回線特徴データ容量目安料金向いている人
1位Airalo(Australiaローカル)主にOptus/Telstra系短期〜中期のワーホリ・留学向け。容量を細かく選べる1〜20GB程度数GBなら数千円台に収まりやすいシティ中心で生活する人
2位Holafly(オーストラリア無制限)Telstra/Optus日数ベースの無制限データ。動画やSNSをガッツリ使う方向け無制限(フェアユースあり)長期ほど1日あたりは割安YouTubeや配信サービスを多用する人
3位Nomad大手回線シンプルで安めのデータプランが多い5〜50GB大容量でも比較的安価自分で設定・管理するのが苦にならない人
4位現地プリペイドeSIM(Optus等)Optus/Telstra/Vodafone音声通話・SMS付き。長期で住むなら途中からこちらに10GB〜無制限月30〜60豪ドル程度が目安現地銀行口座などに電話番号登録が必要な人

オーストラリアは広い国なので、郊外に出る人はTelstra回線の強さが効いてきます。都市部だけならどの回線でも大差ありませんが、ロードトリップや地方勤務の予定があるなら、Telstra系を使うeSIMや現地SIMを優先するのがおすすめです。

ヨーロッパeSIMサービス比較

ヨーロッパは国をまたいで移動するケースが多いので、「どれだけ多くの国をカバーできるか」が重要です。EU圏内ならローミング無料の現地キャリアもありますが、到着直後はグローバルeSIMのほうが圧倒的にラクです。

順位サービス対応国数特徴データ容量目安料金日本語サポート
1位Airalo(Eurolink/Global)EU周遊+200カ国以上ヨーロッパ周遊プランが豊富で、コスパも良い1〜100GB、7〜365日小容量ならかなり安い英語のみ
2位Holafly(ヨーロッパ無制限)ヨーロッパ主要国日数ベースの無制限データ。短〜中期留学向け無制限(フェアユースあり)長期ほど1日あたり割安日本語チャット対応
3位JapanConnect eSIM / trifa約130〜200カ国日本語で購入しやすく、ヨーロッパ周遊プランも多い3〜20GBなど中容量中心日本円決済で分かりやすい日本語サポート有り
4位現地キャリアeSIM(Orange等)各国内+EU圏ローミング2年以上の赴任なら、ポストペイド契約も選択肢10GB〜無制限月20〜50ユーロ程度が目安現地語/英語対応が基本

ヨーロッパは、最初の1〜3か月はAiraloやHolaflyで周遊プラン、その後は生活拠点の国のキャリアに切り替えるという二段構えが使いやすいです。特に留学初年度は移動が多いので、柔軟に国をまたげるeSIMが相性いいですね。

中国eSIMサービス比較と通信規制

中国留学や中国赴任は、他の国以上に「通信の準備」が重要になります。ご存じのとおり、中国本土ではGoogle、LINE、X(旧Twitter)、Instagramなど多くのサービスにアクセス制限があり、現地キャリアのSIMだけだと日本と同じように使うことができません。

順位サービス回線特徴データ容量目安料金日本語サポート
1位Holafly(中国向けeSIM)中国大手キャリア日数ベースの無制限eSIM。中国でも日本と同じ感覚で主要アプリが使いやすい無制限(フェアユースあり)短期〜中期の留学に向く価格帯日本語チャット対応
2位JapanConnect eSIM / trifaChina Mobile等日本語で購入しやすく、中国専用プランも多数1〜50GB程度小〜中容量を安くおさえやすい日本語サポート有り
3位Airalo / Saily(ローカルプラン)China Unicom等価格は安めだがサポートは英語中心1〜20GBライトユーザー向け英語/自動翻訳チャット
4位現地SIM(実名登録の物理SIM)中国三大キャリア通話・SMSは便利だが、規制の影響を強く受ける10GB〜無制限現地価格で割安なこともある基本は中国語対応

中国だけは「eSIM+VPN」の二段構えがほぼ必須と考えておいた方がいいです。eSIMで物理的な回線を確保しつつ、VPNで規制を回避することで、ようやく日本のサービスに近い感覚で通信ができます。

中国留学や中国赴任の荷物・通信準備については、セカイニオクルでもかなり詳しくまとめています。中国赴任での荷物とeSIM・VPN準備のポイント中国留学に必要なものと通信環境の整え方もあわせて読むと、全体像がつかみやすくなるはずです。

中国の通信規制やVPN利用に関するルールは変更される可能性があります。ここで触れている内容は、あくまで一般的な傾向と体感ベースの話なので、最新の法規制や利用条件は必ず公式情報・専門家の解説を確認し、自己判断でリスクを取りすぎないように注意してください。

韓国およびアジアeSIMサービス比較

最後に、韓国を中心としたアジアエリアです。韓国・シンガポール・タイ・マレーシアなど、留学や赴任、出張が多い国をまとめて比較していきます。

順位サービス主な対象国特徴データ容量目安料金日本語サポート
1位Saily(アジア広域)韓国・シンガポール・タイ・マレーシアなどNord系のグローバルeSIM。1枚で複数国に対応しやすい1〜100GB(7〜30日)1GBあたりの単価は中程度自動翻訳付きチャットで実質日本語対応
2位Airalo(Asialink)アジア18カ国アジア周遊専用プラン。東南アジアをまたぐ移動に便利3〜50GB/30日など容量単価が安くコスパ良好英語サポート
3位エアトリeSIM日本含む東南アジア12カ国日本企業の安心感と日本語サポートが強み数GB〜無制限周遊無制限プランは長期向け日本語で365日サポート
4位韓国ローカルeSIM(SKT/KT等)韓国短期観光〜留学初期向けのデータ専用プランが豊富無制限・日数ベース10〜30日で数千円程度基本は英語/韓国語
5位タイ・マレーシア現地eSIMタイ(AIS等)、マレーシア(Maxis等)音声付きプリペイドも選べる。長期赴任なら途中で切り替え10GB〜無制限現地購入で割安なことが多い窓口は英語対応が中心

アジア全体をまたぐ人は、SailyやAiraloのアジア周遊プランが使いやすいです。一方、韓国にどっしり住むなら途中から韓国ローカルeSIMや物理SIMに切り替えたほうが、通話やSMSを含めてトータルの使い勝手は良くなります。

海外留学・赴任 esim おすすめ総まとめ

ここまで、海外留学や海外赴任のeSIMおすすめを国別・地域別に整理してきました。最後に、「結局どう選べばいいの?」という視点で全体をまとめます。

渡航スタイルおすすめeSIM主な行き先選び方のポイント
単一国の長期留学(1年以上)AiraloHolaflyで数か月+現地キャリアeSIMアメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国など最初はグローバルeSIMで様子見し、生活が落ち着いたら現地の音声付きSIMに切り替える
複数国を周遊する留学・ワーホリAiralo(周遊プラン)、SailyエアトリeSIMヨーロッパ周遊、東南アジア周遊など対応国数と有効期限、合計滞在日数から「1枚でどこまでカバーできるか」を優先して選ぶ
中国留学・中国赴任HolaflyJapanConnect eSIM / trifa+VPN中国本土eSIMとVPNの二段構えで、日本のサービスにアクセスできるルートを確保する
短期〜中期の海外赴任NomadUbigiVOYAGEESIM北米・ヨーロッパ・アジア各地会社の出張パターンや渡航頻度に合わせて、グローバルeSIMで共通化しておくと楽
日本の番号を維持したい人日本の物理SIM+海外eSIMのデュアル運用全地域銀行や二段階認証に日本番号が必要なケースが多いので、物理SIMは解約せず維持するのがおすすめ

大事なのは、「どのeSIMが一番良いか」ではなく「あなたの行き先と滞在スタイルにとって、どの組み合わせがちょうど良いか」という視点で考えることです。海外留学や海外赴任のeSIMおすすめは、国や期間、使い方によって変わります。

この記事で紹介した料金やプラン内容は、あくまで一般的な目安です。為替やキャンペーン、各社の方針変更によって条件は変動しやすいため、正確な情報は必ず各サービスの公式サイトで最新の料金・利用規約を確認してください。

通信はあなたの海外生活の「ライフライン」です。健康や安全、仕事にも直結する部分なので、迷う場合は会社の担当者や信頼できる通信事業者、専門家に相談しながら決めるのがいちばん安心かなと思います。

海外留学や海外赴任の準備はやることが多くて大変ですが、eSIMと通信まわりの段取りが決まるだけでも、かなり気持ちが軽くなるはずです。あなたの新しい海外生活が、ストレス少なめで、思い切り楽しめるものになりますように。私もセカイニオクルから、全力で応援しています。

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