こんにちは。セカイニオクル 運営者のアキです。
ベトナム駐在の暇つぶしについて検索していると、ベトナム駐在の休日の過ごし方やホーチミン駐在の休日プラン、ハノイ駐在で暇を持て余しているときの対処法、ベトナム駐在妻の暇つぶしアイデア、さらに海外赴任の暇つぶし全般や海外駐在でやることないと感じたときの向き合い方など、気になるワードばかりが目につくと思います。
実際、私自身もベトナムで過ごす中で「外は暑いしどこに行けばいいのか分からない」「家にいてもだらだら動画を見るだけで罪悪感がある」といったモヤモヤをたくさん聞いてきました。特にホーチミンやハノイのような都市部は選択肢が多すぎて、逆に何をしたらいいか分からなくなりがちなんですよね。
そこでこの記事では、ベトナム駐在の暇つぶしというテーマで、ホーチミン・ハノイ・ダナンなど都市別の休日プランから、駐在妻向けの過ごし方、単身赴任者向けのリフレッシュ術、そして動画配信や読書など家で完結するインドアな楽しみ方まで、私が実際にベトナム在住者から聞いたリアルなアイデアをまとめていきます。
外に出てアウトドアを楽しみたい人も、エアコンの効いた部屋で動画配信サービスを満喫したい人も、「なんとなく毎日がおもしろくない」という人も、この記事を読み終える頃には「これなら週末に試してみたいかも」と思える選択肢がいくつか見つかるはずです。
大げさな自己投資や完璧なプランは必要ありません。ベトナム駐在の暇つぶしを、もう少し気楽に、そしてちょっとだけ前向きに楽しめるようになるきっかけとして、あなたの休日設計に役立ててもらえたらうれしいです。
- この記事で分かること
- ホーチミン・ハノイ・ダナン別の具体的な休日プランが分かる
- ベトナム駐在妻や単身赴任者が実践しやすい暇つぶしアイデアを知れる
- 動画配信や読書など、家で完結するインドアな過ごし方のコツがつかめる
- 海外駐在でやることないと感じたときのメンタルケアと行動のヒントが得られる
ベトナム駐在の暇つぶし活用法

ここでは、ホーチミン・ハノイを中心に、ベトナム駐在の休日の過ごし方をエリア別と立場別で整理していきます。まずは「自分はどのパターンに当てはまりそうか」をざっくりイメージしながら読んでみてください。
ホーチミン駐在週末の過ごし方
ホーチミン駐在の休日は、正直なところ「選択肢が多すぎて迷う街」です。レタントンの日本人街で日本食ランチを楽しんでからマッサージに行くも良し、7区フーミーフンや2区タオディエンをカフェ巡りしながら散歩するも良し、ランドマーク81などの大型モールでショッピングに没頭するも良しです。
私がよくおすすめするのは、午前は屋内、午後は屋外という組み合わせパターンです。例えば、午前中は高島屋やビンコムセンターで買い物を済ませて、昼からはグラブでブンタウやメコンデルタ方面の日帰りツアーに出かけるスケジュール。ブンタウなら片道約2時間前後、メコンデルタなら約1.5〜2時間なので、週末1日でもじゅうぶん非日常感を味わえます。
もう少しライトに楽しみたいときは、レタントン周辺でランチ→カフェで作業や読書→夕方にmiu miu spaなどの人気スパで60分マッサージ→夜は日本食居酒屋で締め、という「徒歩圏完結コース」も鉄板です。料金も日本に比べると抑えめなので、月に1〜2回のご褒美として取り入れやすいはずです。
ブンタウやメコンデルタ方面の日帰りツアーは、日本語ガイド付きの現地ツアー会社を使うとかなり楽です。料金やスケジュールは会社ごと、時期ごとに変わるので、予約前に公式サイトや口コミをしっかりチェックしておきましょう。
ハノイ駐在過ごし方案内
ハノイ駐在の休日は、季節ごとに「楽しみ方の正解」が変わります。春と秋は気温も湿度も落ち着いていて、ハノイランニングクラブのようなコミュニティに参加してタイ湖周辺を走ったり、旧市街をぶらぶら散歩したりするだけでもかなりリフレッシュできます。
一方で、夏の暑さが厳しい時期や冬場の底冷えする時期は、無理に外で過ごそうとすると消耗しやすいです。そんな時期は、ハロン湾やニンビンへの小旅行を組み合わせるのがおすすめ。ハロン湾なら片道2.5〜3時間、ニンビンなら約2時間前後で辿り着けるので、金曜の夜に準備して土曜朝から前述したような日帰りツアーに参加するだけで「週末が一気に旅モード」になります。
また、ハノイは日本人街のリンラン・キンマー周辺に日本食レストランやスパが密集しているので、「今日は疲れたから近場で完結したい」というときは日本食ランチ→FUJI SPA CENTERのような日本人向けスパ→夜は居酒屋という流れも定番です。気温や体調に合わせて、「今日はローカル寄り」「今日は日本寄り」とバランスを調整しながら休日をデザインしてみてください。
ベトナム駐在のゴルフ事情
ベトナム駐在の暇つぶしとして、圧倒的な人気を誇るのがゴルフです。ホーチミン周辺ならタンソンニャット・ゴルフコースやロンタン・ゴルフクラブ、ベトナム・ゴルフ&カントリークラブなど、市内から1時間前後で到着できるコースが揃っています。
ハノイ周辺だと、ハノイゴルフクラブやBRGキングスアイランド、フェニックスゴルフリゾートなど、日本語対応キャディがいるコースや大浴場付きのコースが多く、週末ゴルフを習慣化している駐在員もかなり多い印象です。ダナンならBRGダナンゴルフリゾートやモンゴメリー・リンクス、バーナーヒルズゴルフクラブなど、リゾート感あふれるコースが並びます。
ゴルフ料金の目安と注意点
- 平日のグリーンフィーはおおむね1.5〜2万円前後が目安
- 週末は2〜3万円前後になることが多く、プロモーションで変動しやすい
- キャディチップは40〜50万VND程度が一般的な相場とされる
- 料金体系やサービス内容はコースやシーズンによって変わるため、予約前に公式情報を確認することが必須
コストだけ見ると「日本とそんなに変わらないのでは?」と感じるかもしれませんが、移動時間の短さや気候、コースのクオリティを考えると、ベトナム駐在中はゴルフを集中的に楽しむ大きなチャンスです。会社のコンペや商工会のコンペに参加すると、人脈づくりの場としても機能してくれます。
ゴルフ場の料金やキャディチップ、ローカルルールは頻繁に変更されることがあります。ここで紹介している金額はあくまで一般的な目安として捉え、正確な情報は各ゴルフ場の公式サイトや予約サイトで必ず確認してください。プレー頻度や予算感に不安がある場合は、現地の先輩駐在員や専門の旅行会社にも相談してみると安心です。
ベトナム駐在妻暇つぶし提案
ベトナム駐在妻の暇つぶしは、「時間はあるけれど目的が見つからない」という悩みからスタートすることが多いです。ハノイならハノイ日本婦人会のようなコミュニティ、ホーチミンなら日本人婦人向けの交流会やママ向けのグループなど、同じ立場の人とつながれる場所がいくつもあります。
日中はカフェで読書やブログ執筆、オンライン英会話やベトナム語学習に時間を充てる人もいれば、料理教室やヨガスタジオに通って新しい趣味を見つける人もいます。ベトナムはカフェ文化が非常に発達していて、Wi-Fiと電源完備のカフェが多いので、「今日はカフェで3時間だけ作業する」と決めて出かけるだけでも、家にこもりきりのモヤモヤがかなり軽くなります。
また、オンラインでできるブログ運営やWebライターの仕事は、駐在期間中の暇つぶしでありながら、帰国後のキャリアのタネにもなり得る選択肢です。海外赴任の暇つぶしを夜の時間帯にフォーカスして、動画配信サービスやVPNの選び方を詳しく解説している記事もあるので、夜時間の使い方を整えたい人は合わせてチェックしてみてください。



現地コミュニティの情報は、フリーペーパーやFacebookグループ、日本人向けの情報サイトでこまめに更新されています。最新のイベントや募集情報は日々変わるので、「気になったときにすぐ確認する」のが参加のチャンスを逃さないコツです。
単身赴任の休日活用術
単身でベトナム駐在をしていると、最初の数ヶ月は新鮮でも、半年〜1年たったあたりから「なんとなく休日が単調になってきた」という悩みが出てきやすいです。そんなときに意識しておきたいのが、インドア・アウトドア・自己投資の3軸で休日を組み立てるという発想です。
例えば、土曜は午前にゴルフ、午後はマッサージで身体のメンテナンスをして、夜は日本のVODサービスでドラマやアニメを一気見する。日曜は午前中にカフェで資格勉強やオンライン英会話、午後はレタントンやキンマー周辺で外食や買い物を楽しむ、といった具合に「メリハリのある2日間」にしてしまうイメージです。


動画配信サービスを使う場合は、海外からでも日本の作品を視聴しやすくするためにVPNを組み合わせるケースが多いです。セカイニオクルでは、海外留学・赴任向けのVPNの選び方をまとめた記事も用意しているので、どのサービスを選べばいいか迷っている人はそちらを参考にしてみてください。

単身赴任で一番こたえるのは、暇つぶしの内容そのものより「誰とも話さない週末が続くこと」です。スポーツサークルや日本人会、趣味のサークルなど、人と軽く会話できる場所を1〜2個持っておくだけでも、心の状態はかなり違ってきます。
ベトナム駐在の暇つぶし実践集

ここからは、具体的なアクティビティ別にベトナム駐在の暇つぶしアイデアを整理していきます。マッサージ、国内旅行、語学学習、そして「海外駐在でやることない」と感じたときの考え方まで、実践しやすいものから順にイメージしながら読んでみてください。
ベトナムマッサージ活用法
ベトナム駐在の暇つぶしとして、コスパが抜群に高いのがマッサージやスパです。ホーチミンならmiu miu spaやTemple Leaf Spa、少し贅沢をしたいときはL’Apothiquaireのようなコロニアル建築のスパが人気です。ハノイならFUJI SPA CENTERやL’essence De La Vie Spa、足だけ気軽にほぐしたいときはVan Xuan foot massageのようなローカル寄りのお店も候補になります。ダナンならHerbal SpaやQueen Spa、日本人オーナーのJapanese Style Happy Spaなどがよく名前に挙がります。
料金の目安としては、ローカル寄りのマッサージであれば60〜70分で20〜40万VND前後、日本の半額以下で受けられることも珍しくありません。ベトナムの物価水準を考えると、毎週のように通うとさすがに負担になりますが、「月に1〜2回のご褒美デー」として定期的に予定に組み込むと、心身のリセットにとても役立ちます。
マッサージを活用するコツ
- 初回は口コミ評価が高い日系・日本人向けの店舗から試す
- チップの相場や支払い方法は、受付時に軽く確認しておく
- 同じ店に通う場合は、担当セラピストを固定すると好みを分かってもらいやすい
- スマホをオフモードにして、「何もしない時間」として割り切ると満足度が上がる
スパやマッサージの料金体系やサービス内容は、為替レートや観光需要の変化によって変わることがあります。ここで紹介している金額はあくまで一般的な目安です。正確な料金やキャンペーン情報は各店舗の公式サイト・SNS・予約プラットフォームで確認し、不明点があれば事前にお問い合わせください。
ベトナム国内旅行駐在向け
記事の前半でもご紹介しましたが、ベトナム駐在だからこそ楽しめる暇つぶしの代表格が、週末の国内旅行です。ホーチミン発なら、ブンタウ、メコンデルタ、ムイネー、ニャチャンなどが定番。ブンタウは海辺の散歩やカフェ巡り、キリスト像展望台など、ゆるい観光が中心で、メコンデルタはボートでジャングルの水路を進んだり、水上マーケットを覗いたりと「ザ・東南アジア」を満喫できるエリアです。
ムイネーやニャチャンは、1泊2日〜2泊3日でゆっくり行きたいビーチリゾート。砂丘でのアクティビティやサーフィン、ダイビング、泥温泉など、アクティブ派にぴったりの選択肢が揃っています。一方で、ハノイ発ならハロン湾、サパ、ニンビン、バッチャン村など、世界遺産や山岳地帯、伝統工芸の村を巡る旅が中心になります。
ダナン在住なら、ホイアンやフエ、バーナーヒルズ、五行山など「日帰り〜1泊で行ける世界遺産級スポット」がギュッとまとまっています。ミーケビーチ沿いのリゾートホテルを拠点に、朝はビーチ散歩、昼は観光、夜はビーチ沿いレストランでシーフード、といった過ごし方が定番です。
国内ツアーの料金は、シーズンやホテルランク、日本語ガイドの有無で大きく変わります。パンフレットや予約サイトの価格はあくまで目安として捉え、正確な情報は各ツアー会社の公式サイトでチェックしてください。旅行保険や医療体制について不安がある場合は、旅行会社や保険の専門家にも相談しておくと安心です。
ベトナム語学習駐在術
ベトナム駐在の暇つぶしを「自己投資」の方向に振るなら、ベトナム語学習はかなりおすすめです。発音が難しい言語ではありますが、挨拶や数字、簡単なフレーズだけでも覚えると、タクシーや市場、ローカル食堂でのコミュニケーションが一気に楽しくなります。
ホーチミン・ハノイには日系のベトナム語教室や、日本語対応のスクールがいくつもありますし、オンラインでマンツーマンレッスンを受けられるサービスも増えています。週1回〜2回の対面レッスンに加えて、移動時間は単語アプリ、夜はドラマやYouTubeをベトナム語字幕で見る、といった「ゆるい多読・多聴」を組み合わせると、ストレス少なく続けやすいです。
また、英語力に不安がある場合は、「ベトナム語と英語を同時に伸ばす」という考え方もアリです。セカイニオクルでは、海外赴任や赴任妻として英語ができないことに悩んでいる方向けに、生活インフラの整え方や学び方をまとめた記事も公開しています。語学不安を感じている場合は、通信環境や翻訳アプリの整備など「すぐできること」から整えていくと、気持ちがかなり楽になります。

語学学習を挫折しないための工夫
- 「完璧な文法」より「使える一言」を優先する
- テストではなく「現地の人との会話」をゴールに設定する
- 勉強時間を休日だけにせず、平日のスキマ時間に小分けする
- 気乗りしない日は、ドラマやYouTubeを流し見するだけでもOKと割り切る
海外駐在やることない対策
海外駐在でやることないと感じてしまうとき、一番やってはいけないのは「何も決めずに、とりあえずスマホをいじる」休日を繰り返すことです。結果的にSNSで日本の友人や他の駐在妻のキラキラした投稿を眺めて落ち込んだり、寝不足や運動不足で月曜のパフォーマンスが下がったりと、負のループに陥りやすくなります。
おすすめなのは、「休日テンプレート」を2〜3パターン持っておくことです。例えば、
- リセットデー:午前に掃除・洗濯、午後にマッサージとカフェで読書、夜は動画配信
- アクティブデー:午前にゴルフやランニング、午後に買い物やカフェ巡り、夜は友人と外食
- 自己投資デー:午前に語学学習、午後にブログや副業、夜は早めに就寝
といった具合に、「この週末はどのテンプレで行くか」を金曜の夜までに決めてしまうと、当日の迷いが減り、満足度も上がります。特に夜の時間帯は、海外赴任の暇つぶしとしてVODやオンライン学習を活用することで、孤独感やホームシックをかなり和らげられます。
メンタル面の不調が長く続く場合や、仕事や家庭生活に支障が出ていると感じる場合は、自己流で対処しようとせず、会社の産業医や現地の日本語対応クリニック、カウンセラーなど専門家に相談することを強くおすすめします。海外駐在中はストレス要因が多く、早めの相談がその後の選択肢を大きく広げてくれます。
ベトナム駐在暇つぶし総括
ここまで、ベトナム駐在の暇つぶしというテーマで、ホーチミン・ハノイ・ダナンの休日プランから、マッサージ、国内旅行、語学学習、メンタルケアまで一気に紹介してきました。ベトナム駐在の暇つぶしは、ただ退屈を埋めるための「消費時間」ではなく、自分のキャリアや人生観をアップデートするための実験の時間にもなり得ます。
外に出てアウトドアを楽しむ日もあれば、エアコンの効いた部屋でVODや読書に没頭する日があってもいい。ベトナム駐在妻としてコミュニティに飛び込む日もあれば、単身赴任者として一人の時間をしっかり味わう日があってもいい。大事なのは、「何となくスマホで一日終わってしまった…」という罪悪感を減らし、「今日はこれができてよかった」と思える小さな達成感を積み重ねていくことです。
この記事で紹介した料金やサービス内容は、いずれも執筆時点での一般的な目安に過ぎません。為替レートや各社の方針変更により変わる可能性があるため、正確な情報は必ず各サービスや施設の公式サイトで確認してください。また、医療や保険、投資など人生や資産に大きく影響するテーマについて判断する際は、最終的な判断をする前に専門家へ相談することを強くおすすめします。
ベトナム駐在の暇つぶしは、ちょっとした工夫で「なんとなく寂しい時間」から「自分の未来につながる時間」に変わっていきます。気になったアイデアから一つだけでいいので、次の週末に試してみてください。そこから、あなたなりのベトナム駐在ライフが少しずつ形になっていくと思います。
セカイニオクルでは、海外赴任や駐在妻の不安、荷物・通信・VPNなどの実務的な悩みを解決する記事も多数掲載しています。転勤準備や日々の生活インフラに不安があるときは、サイト内検索で気になるキーワードを調べてみてください。

