こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。
カナダ留学を考えているけれど、自分は英語ができないし、英語力ゼロでカナダ留学に行って本当に大丈夫なのか、授業についていけないかも、ワーホリで仕事が見つからないかも、と不安になっていませんか。カナダ留学で英語話せないまま現地に行くと、学校のクラス、アルバイト探し、ホームステイの会話、どれもハードルが高そうに感じますよね。
特に、カナダ留学で英語できない社会人ワーホリや、英語が苦手な高校生・大学生の留学は、「そもそも渡航していいのか」「英語できないと友達ができないのでは」といった悩みがつきものです。でも、実際には英語初心者からスタートしている人も多くて、事前の準備と現地でのサポートをきちんと押さえれば、十分にチャンスがあります。
この記事では、カナダ留学で英語できない人向けに、語学学校やカレッジの選び方、ワーホリのリアル、オンライン英会話の活用法、留学エージェントとの付き合い方、メンタルケアまでまとめていきます。読み終わるころには、「英語ができないから留学は無理かも」ではなく、「英語ができない今からでも、こう準備すればいけそうだな」と思える状態になっているはずです。
- この記事で分かること
- 英語ができない状態でカナダ留学を始めるリスクと対策の全体像
- 語学学校・カレッジ・ワーホリの選び方と組み合わせ方
- オンライン英会話や留学エージェントを使った不安の減らし方
- カナダ留学を後悔しないためのメンタルとお金の考え方
カナダ留学で英語できない人の準備戦略

まずは、カナダ留学で英語できないところからスタートする人向けに、出発前から現地到着までの準備戦略を整理します。語学学校やカレッジ進学のプラン、ワーホリの現実、費用と英語学習のバランスなど、最初の設計図になる部分を一緒に見ていきましょう。
英語できない人の語学学校選び
英語ができない状態でいきなりカナダのカレッジや大学に入ると、授業スピードについていけずに心が折れやすくなります。だからこそ、「まずは語学学校で基礎固めをする」というステップを挟むことをおすすめしています。
語学学校を選ぶときに、英語初心者ほどチェックしておきたいポイントはこんな感じです。
- レベル分けが細かく、英語初心者クラスがしっかりあるか
- スピーキング量を確保できる授業スタイルになっているか
- 日本人の割合が多すぎず、かといってゼロでもないバランスか
- カレッジや大学進学につながる進学準備コースが用意されているか
「ネイティブの先生がいる=良い学校」ではなく、自分のレベルと目的に合わせてくれる学校かどうかを判断軸にしたほうが、英語が苦手な人ほど失敗しにくいです。
英語が本当にゼロに近い人は、日本にいる間に少しだけオンライン英会話やアプリで基礎を触っておくと、授業の「完全に置いてけぼり感」が減ります。海外赴任・留学で英語が全くできない人向けの事前学習については、セカイニオクルの海外赴任・赴任妻や留学で英語が全くできない人の不安解消術で、具体的なオンライン英会話や勉強法も紹介しています。
学校ごとの口コミやカリキュラムは、エージェントや現地情報サイトからも集められますが、最終的には公式サイトで最新のコース内容や料金を確認するようにしてくださいね。
英語力ゼロからのカレッジ・大学プラン
「どうしてもカナダのカレッジや大学に行きたい、でも英語がまだ全然できない」という人も多いです。この場合、現実的なルートは次のどれかになることが多いかなと思います。
- 語学学校 → 条件付き入学プログラム(Pathway) → カレッジ・大学
- 語学学校 → カレッジの英語コース → 専門プログラム
- 日本である程度英語力を上げてから、直接出願を目指す
どのルートでも、「どのくらいの英語力になれば、どの学校を目指せるのか」という目安を早めに把握しておくことが大事です。TOEFLやIELTSなどの必要スコアは、学校や専攻によってかなり違いますし、基準も変わることがあります。
ここで触れているスコアや条件は、あくまで一般的な目安です。実際の出願前には、必ず各カレッジ・大学の公式サイトで最新情報を確認し、不明点は学校の担当者や専門家に相談するようにしてください。
英語ができないうちは、出願書類やエッセイ、志望理由書をひとりで仕上げるのはかなり大変です。留学エージェントのカウンセラーや英語講師と一緒に、日本語で自分のストーリーを整理 → 英語に落とし込むという流れを作ると、内容のブレを防ぎやすくなります。
カナダワーホリで英語できない場合の現実
カナダはワーキングホリデーが人気の国ですが、カナダワーホリで英語できないまま飛び込むと、仕事探しや職場でのコミュニケーションに苦労しやすいです。特に、ローカルカフェやレストラン、ショップなど「接客中心」の仕事を目指すなら、聞き取りと瞬発的な一言フレーズは避けて通れません。
よくあるパターン
- 英語ができないので、まずは日本食レストランや日本関連の職場に応募する
- 仕事内容はこなせるが、英語での指示やクレーム対応で苦戦する
- 「このままだと英語が伸びないかも」と感じて、別の職場に移るか悩む
これ自体はよくある流れで、悪いことではありません。ただ、「絶対にカナダ人の多い職場じゃないとダメ」と自分を追い詰めすぎると、英語ができない現状とのギャップにしんどくなってしまいます。最初は日本語環境に近い職場からスタートしつつ、英会話レッスンや語学学校と組み合わせて、少しずつ英語環境にシフトしていくイメージを持つと楽になりますよ。
カナダでの労働条件やビザのルールは、法律や運用が変わることがあります。ワーホリビザや就労に関する情報は、必ずカナダ政府や大使館などの公式サイトで最新の内容を確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。
カナダ留学費用と英語学習への投資バランス
カナダ留学の準備をしていると、「語学学校の学費」「生活費」「渡航前の英会話レッスン」など、お金がどのくらいかかるのかが気になりますよね。為替レートや都市(バンクーバー・トロントなど)によっても大きく変わりますが、ざっくりとしたイメージはこんな感じです。
- 語学学校:授業時間やコースによって、月あたり数万円〜十数万円程度が目安
- 生活費:家賃・食費・交通費で、日本の都市部と同じかそれ以上になることもある
- 渡航前の英会話や教材費:オンライン英会話やアプリなど、工夫次第でコスパ良く抑えられる
ここで大事なのは、「現地での時間をどれだけ有効に使えるかを考えて、どこに投資するか決める」ことです。英語ができないまま長期の語学学校に通うよりも、渡航前にある程度オンライン英会話で土台を作っておくほうが、現地での伸びが早くなるケースも多いです。
ここで挙げた費用感はあくまで一般的な目安であり、実際の金額は学校や都市、為替レートによって大きく変わります。正確な料金や最新情報は必ず公式サイトで確認し、保険やビザ、税金など重要な項目については専門家に相談しながら最終判断をしてください。
医療費やトラブルに備えるための海外留学保険も、カナダ留学ではほぼ必須レベルです。医療費と保険の考え方は、セカイニオクルの最新海外留学保険おすすめ完全ガイドで、国別の違いも含めて整理しているので、合わせてチェックしてもらえるとイメージがつかみやすいと思います。
カナダ留学で英語できないまま行っても成功するコツ

ここからは、実際にカナダ留学がスタートしたあとに、英語ができない状態からどうやって生活を軌道に乗せていくかをお話しします。オンライン英会話、留学エージェント、ホームステイ、メンタルケアなど、英語力だけに頼らない「仕組みづくり」の部分を一緒に整えていきましょう。
オンライン英会話で英語できない不安を減らす
カナダ留学で英語できない不安を一番手前で減らしてくれるのが、オンライン英会話やアプリなどの事前学習です。特に英語初心者は、「文法や単語のインプットはアプリや教材」「話す練習はオンライン英会話」と役割分担しておくと、コスパよく準備できます。
おすすめの使い方は、次のようなイメージです。
- 出発3〜6か月前から、週2〜3回のレッスンで「口を動かす」習慣づけをする
- 入国審査やホームステイ、学校で使うシチュエーション別のフレーズを重点的に練習する
- カナダ到着後も、授業の予習・復習や不安な表現をオンラインで相談する
「完璧な英語を話す」ことより、「とりあえず口に出せるフレーズを増やす」ほうが、カナダ到着直後の安心感はずっと大きいです。
英語が全くできない人向けのオンライン英会話や勉強法については、先ほども紹介した海外赴任・赴任妻や留学で英語が全くできない人の不安解消術の中で、初心者でも始めやすいサービスや選び方のポイントをまとめています。カナダ留学前の準備にもそのまま応用できますよ。
留学エージェントを使って英語できない手続きも任せる
英語ができない状態でカナダ留学の手続きを全部ひとりでやろうとすると、学校選び・願書・ビザ・保険・渡航準備…と、どこかでパンクしやすくなります。そこで頼りになるのが留学エージェントです。
エージェントに相談すると、
- 英語レベルと予算に合った語学学校・カレッジの候補を出してくれる
- 出願書類やビザ申請の流れを、日本語で分かりやすく説明してくれる
- トラブル時の相談窓口として、日本語で話せる担当者がいてくれる
もちろんエージェントにも相性がありますが、英語ができない人ほど、良いエージェントを味方につける価値はかなり大きいと感じています。特にカナダに強いエージェントなら、都市ごとの雰囲気や生活費の違い、現地の最新情報も教えてくれます。
留学エージェント選びのコツや、悪質なエージェントを避けるポイントは、セカイニオクルの留学エージェント|悪質性を見極める知恵袋とケースに応じた優良会社で詳しくまとめています。英語ができない人がどこまでサポートを任せるか、考えるときの参考になると思います。
ただし、どんなに優秀なエージェントでも、「全部お任せで、自分は何も理解していない」という状態は避けたほうがいいです。重要な書類や契約内容は、必ず自分の目で確認し、分からないところは質問してから進めるようにしてください。
ホームステイで英語できないを補うコミュニケーション
英語ができない人にとって、ホームステイは「怖いけど、実はかなり心強い環境」だったりします。ホストファミリーは留学生を受け入れる経験があることが多く、英語が完璧でないことは最初から分かっているからです。
ホームステイを最大限活かすポイント
- 到着した日に、「ゆっくり話してもらえると助かる」と素直に伝える
- 分からないときは「もう一度お願いします」「ゆっくり話してもらえますか?」を遠慮なく使う
- 食事や片付けを手伝いながら、短い会話を積み重ねる
カナダ留学で英語できないと、「迷惑をかけたくない」と思って黙ってしまいがちですが、ちょっとした一言でも、自分から話しかけてくれる留学生のほうがホストファミリーも安心します。ありがとう・おいしい・楽しかった、の3つのフレーズだけでも、毎日使っていると距離がぐっと縮まりますよ。
もしホームステイ先でどうしても合わない・安全面が不安という場合は、我慢し続けるのではなく、学校やエージェントに早めに相談してください。住環境や安全に関する判断はとても重要なので、最終的な判断は専門家や担当者と話しながら進めていきましょう。
メンタル管理と英語できない時期の乗り越え方
留学が始まってしばらくすると、多くの人が一度は「全然聞き取れない」「話すのが怖い」「友達ができない」といった壁にぶつかります。これはカナダ留学で英語できない人だけの話ではなく、英語が得意な人でもぶつかることがある壁です。
心を守るための小さなルール
- 一日の終わりに「今日できたこと」を三つだけノートに書く
- 完璧な文章を目指さず、一行英語日記でもいいから続ける
- 週に一度は、日本語で気持ちを話せる人に現状を共有する
特に英語が苦手な人は、自分を責める方向に考えがちですが、「慣れる期間が必要なのは当たり前」「落ち込む日はあっていい」とあらかじめ自分に許可を出しておくと、気持ちがかなり楽になります。
カナダ留学中のメンタルや人間関係で悩んだときは、学校のカウンセラーやエージェントの日本人スタッフに話してみるのもおすすめです。第三者に話すだけでも、状況が整理されて次の一歩が見えやすくなります。
しんどくなったときに頼れる窓口を、あらかじめ複数持っておくのも大事です。日本の家族や友人、エージェント、オンライン英会話の先生など、どこに頼ってもいいので、「一人で抱え込まない」ことだけは意識しておいてください。
カナダ留学で英語できない人が後悔しないために
最後に、カナダ留学で英語できないままスタートするあなたに、私から伝えたいことをまとめます。英語ができないこと自体は、マイナスでも失敗でもありません。大事なのは、「英語ができないと自覚したうえで、どう準備して、どんなサポートを味方につけるか」という部分です。
オンライン英会話やアプリで少しずつ口を慣らすこと、カナダに強い留学エージェントと一緒にプランを組むこと、ホームステイや現地サポートを活用して、生活の土台を整えること。こうした準備をしておくと、カナダ留学で英語できない不安は「ゼロにはならないけれど、コントロールできる不安」に変わっていきます。
英語ができないから留学を諦めるのではなく、英語ができない今の自分を前提に、準備とサポートに投資するという発想に切り替えてみてほしいなと思います。
費用やビザ、保険、学校選びなど、人生やお金に関わる重要な部分については、この記事の情報だけで判断せず、正確な情報は必ず各種公式サイトで確認し、必要に応じて専門家やカウンセラーに相談しながら決めてくださいね。この記事が、あなたの「カナダ留学で英語できないけど行ってみたい」という気持ちを、少しでも前向きな一歩につなげるきっかけになればうれしいです。

