こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。
カナダ留学で友達できないと検索してこの記事に来たあなたは、カナダ留学中に友達がいないままになりそうで不安だったり、ぼっち生活がつらいと感じていたり、語学学校やホームステイでどう動けばいいか分からない、高校生として現地の同年代とうまく馴染めない、人見知りで日本人ばかりと一緒にいてしまうなど、いろんなモヤモヤを抱えているはずです。
実際、カナダ留学で友達できないと悩む人はかなり多く、留学生の約三分の二が何らかの孤独感や孤立を経験すると言われています。特に到着して最初の数ヶ月は、英語の壁や文化の違い、クラスメイト同士の距離感などに戸惑い、「このまま友達できないまま終わるんじゃ…」と不安が膨らみやすいタイミングです。
でも安心してほしくて、このページを書いています。この記事では、カナダ留学で友達ができないと感じる理由を整理したうえで、語学学校・高校留学・ホームステイなどのパターン別に、どんな行動をすれば状況が変わりやすいのかを具体的に解説していきます。そして最後に、エージェントやオンライン英会話をうまく使って、「そもそもなんのために留学に行くのか?」を一度本気で考え直すところまで一緒に整理していきます。
- この記事で分かること
- カナダ留学で友達ができない人に共通する原因
- 高校生・語学学校・ホームステイごとの友達の作り方
- 日本人ばかりとつるんでしまう状況から抜け出すヒント
- 留学前の英会話準備とエージェント活用の具体的なステップ
カナダ留学で友達ができない理由

まずは「自分だけじゃないんだ」と知るところから始めましょう。このパートでは、カナダ留学で友達ができないと感じる人にどんな共通点があるのか、年代や環境ごとの具体的な悩み、そして背景にあるメンタルや行動パターンを整理していきます。
カナダ留学で友達ができない不安
カナダに着いて数週間〜数ヶ月、授業やオリエンテーションは一通りこなしているのに、「ちゃんとした友達」と呼べる人がいない。放課後や週末に誰からも誘われない。SNSの写真を見て、他の留学生が楽しそうに写っているのを見ると、胸がざわざわする。こういう不安、かなり多いです。
ある調査では、留学生の約65%前後が孤独感や孤立を感じた経験があると言われていて、これはカナダに限らず世界共通の傾向です。ただし、この数字はあくまで一般的な目安であり、具体的な状況は学校や地域によって変わります。正確な情報は必ず学校や公式サイトなどで確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。
特にカナダ留学の場合、最初の1〜2ヶ月がいちばんきつくなりがちです。授業の英語が聞き取れない、雑談に入っていけない、笑いのツボが違う、そういう「小さなズレ」が積み重なると、「自分だけ浮いている気がする」という感覚に繋がります。
不安を感じるのは、うまくやろうとしている証拠でもあります。大事なのは、その不安を放置せずに、少しずつ行動に変えていけるかどうかです。
カナダ留学で友達がいない高校生
高校留学の場合、悩みはさらにシビアになりやすいです。周りは地元の高校生たちで、もう何年も同じ学校に通ってきた仲間同士。そこに、言葉も文化も違うあなたがポンと入るわけなので、「輪に入りづらい」のはむしろ当たり前なんですよね。
よく聞くのはこんなパターンです。
- クラスでは静かでおとなしい子扱いになり、話しかけてもらえない
- ランチタイムに一緒に食べるメンバーが決まっておらず、毎回席に迷う
- グループワークでも受け身になり、終わったら解散して終わり
しかも高校生の時期って、日本にいる友達とのつながりがとても強い年齢です。日本の友達のストーリーズを見て、文化祭や部活の写真が流れてくるたびに、「なんで自分だけこんなに孤独なんだろう」と感じやすくなります。
この段階で「もう無理」と完全に心を閉ざしてしまうと、せっかくのカナダでの経験が、「つらい記憶だけ」に上書きされてしまいます。焦らなくていいので、週に一つでいいから新しいアクションを増やすことを意識してみてください。
カナダ留学で友達ができない原因
友達ができない理由は、人によって違うように見えて、実は共通するパターンがいくつかあります。私が留学生の相談を受けていてよく感じるのは、次の4つです。
① 言語の壁にビビりすぎて話しかけない
「文法が合っているか不安」「発音が恥ずかしい」などの理由で、そもそも話しかける回数が圧倒的に少ないケースです。英語力が原因というより、「間違いたくない気持ち」がブレーキになっていることが多いです。
② 受け身で待ちの姿勢になっている
カナダでは自分から話しかけるのが普通ですが、日本の「察してくれる文化」に慣れていると、どうしても「誰かが声をかけてくれるはず」と期待してしまいます。その結果、一日が終わるまで誰とも深く話していないということになりがちです。
③ 環境のせいにして動かなくなる
「クラスの雰囲気が合わない」「遊ぶ場所が少ない」「日本人が多すぎる」など環境要因は確かにありますが、そこを言い訳にしてしまうと一気に行動量が落ちます。「環境が悪いから友達できない」という思考にハマると、仮に環境を変えてもまた同じことを繰り返しやすいです。
④ 自分の目的があいまいになっている
留学前は「英語を話せるようになりたい」「価値観を広げたい」と思っていたはずなのに、現地についてからは「とりあえず授業行ってるし、まあいっか」で時間が過ぎていくパターン。なんのために留学しているのかがぼやけると、友達作りの行動にも本気になりきれなくなります。
カナダ人の友達ができない理由
「語学学校では友達ができたけど、カナダ人の友達はゼロ」という声も本当に多いです。これには文化差と生活導線の違いがかなり関わっています。
- 現地の学生は、すでにコミュニティができていて新規参入しづらい
- 授業以外の時間の過ごし方が、日本人や留学生とは全く違う
- 相手の「友達」の定義と、自分の「友達」のイメージがズレている
カナダ人は初対面でもフレンドリーに話してくれますが、それはあくまで「フレンドリーな態度」であって、すぐに親友になれるという意味ではありません。表面上のノリの良さ=深い友情と勘違いすると、「距離が縮まらない」とガッカリしてしまいます。
カナダ人と仲良くなりやすいのは、次のような場面です。
- スポーツチームやクラブ活動で、同じメンバーとして何度も会う
- スタディグループや課題のプロジェクトを一緒にこなす
- ボランティアやコミュニティセンターの活動で、共通の目的を持つ
「一度会って、はい友達!」ではなく、同じ時間を何度も共有しながら少しずつ距離が近づくのがカナダ式の付き合い方に近いです。
カナダ留学中日本人友達ばかり
カナダ留学でよくあるのが、「気づいたら日本人ばかりと一緒にいる」というパターンです。これ自体が悪いわけではありません。むしろ精神的なセーフティネットとして、日本人の友達がいてくれるのは心強いです。
問題は、日本語オンリーの環境にずっといることです。日本語でばかり過ごしていると、英語のインプットとアウトプットの量が激減しますし、現地の人との接点も増えていきません。
おすすめは、「日本語ゾーン」と「英語ゾーン」を自分の中で分けることです。たとえば、学校やイベントでは必ず英語、家に帰ったら日本語OKなど、シンプルなルールを決めてみてください。
日本人の友達を“ゼロ”にする必要はありません。むしろ、日本人の友達経由で他国の友達や現地の人と繋がるケースも多いので、うまくバランスを取るイメージで考えてみてください。
カナダ留学で友達ができない時の対策

ここからは、具体的に「じゃあどう動けばいいの?」という話をしていきます。このパートでは、友達の作り方の基本、性格別のアプローチ、ホームステイや語学学校での立ち回り方、そして最後にエージェントやオンライン英会話を活用した“本気の準備”についてまとめます。
カナダ留学で友達の作り方を学ぶ
そもそも「友達の作り方」を体系的に教わったことって、ほとんどの人はないと思います。だからこそ、留学をきっかけに一度ちゃんと学んでおくと、その後の人生でもかなり武器になります。
友達作りの基本3ステップ
- 接点を増やす(同じ人と何度も会う場を作る)
- 会話のきっかけを作る(挨拶+一言の雑談)
- 約束を一つ増やす(一緒にランチ、勉強、イベントなど)
この3つを意識して回すだけでも、友達のでき方はかなり変わります。「友達がいない」という状態からいきなり「親友を作ろう」とするのではなく、まずは“知り合い”を増やすことにフォーカスしてみてください。
セカイニオクルでは、留学エージェントや海外準備の情報もまとめているので、留学全体の流れや、安全なエージェント選びについては留学エージェントの選び方と注意点も参考になると思います。
カナダ留学で人見知りでも友達作る
「人見知りだから無理です」と言う高校生や大学生は本当に多いですが、人見知りだからこそできるアプローチもあります。大人数の場が苦手なら、少人数や1対1の場を増やすように工夫すればOKです。
人見知り向け・低ハードル行動リスト
- 授業のたびに、隣の人に一言だけ話しかける(例:This class is tough, isn’t it?)
- 先生に「スタディグループありますか?」と聞いてみる
- 語学学校のアクティビティに一人で参加してみる
- オンライン英会話で「初対面トーク」を10回くらい練習しておく
特にオンライン英会話は、「初対面の相手に自己紹介して質問する」という練習には最適です。留学前の英語準備やメンタルのウォーミングアップとしては、英語が全くできない人向けのオンライン英会話の選び方も合わせてチェックしておくと、かなり安心感が変わるはずです。
カナダ留学のホームステイで友達
ホームステイは、うまく使えば最強の「友達づくりの土台」になります。ホストファミリーとの関係が良いと、そこから友達やコミュニティに繋がっていくことが多いからです。
ホームステイでやるべきこと
- 部屋のドアを開けている時間を増やす(「話しかけてOK」のサイン)
- 食事のたびに必ずThank youを伝える
- リビングで一緒にテレビを見たり、片付けを手伝ったりする
- 外出の予定や帰宅時間をきちんと共有する
ホームステイ先に他の留学生がいる場合、その人たちとも積極的に話してみてください。同じ立場の仲間がいるだけでもだいぶ心が軽くなりますし、そこから学校や街での活動に一緒に出ていくこともできます。
ホームステイ先やエージェントによってルールやサポート体制は異なります。ここで紹介した内容はあくまで一般的な目安なので、正確な条件や安全面は必ず公式情報を確認し、必要に応じて専門家に相談してください。
カナダ留学の語学学校で友達作る
語学学校は、留学生同士の友達が最も作りやすい環境です。全員が「英語を勉強しに来ている」「ひとりで来ている」という共通点があるので、きっかけさえ作ればつながりやすいんですよね。
語学学校での具体的な動き方
- 毎回違う人の隣に座ってみる(固定メンバーに偏らない)
- アクティビティには全部出る勢いで参加する
- 同じ国籍で固まりすぎないよう意識する
- 先生に「友達作りたい」と正直に相談する
学校によっては、クラブ活動やボランティアの情報を貼り出しているところもあります。気になるものがあれば、怖がらずに申し込んでみてください。
また、留学中の荷物や生活準備も含めて全体像を整理したい場合は、セカイニオクルの海外留学の荷物を送るためのガイドも、生活面のイメージ作りに役立つと思います。
カナダ留学で友達ができない時の結論
ここまで読んで、「結局どうすればいいの?」というあなたに、ちょっとだけ辛口でまとめます。
エージェントや英会話をフル活用して情報収集と準備をしてから、本気で留学に行こう——これが、私の結論です。
カナダ留学で友達ができないと悩む人の多くは、現地に着いてから「なんとかなるでしょ」と思っていたパターンが少なくありません。でも、冷静に考えてみてください。見知らぬ国で、英語と文化が違う環境に飛び込んで、何の下調べも練習もなしに、友達が自然発生するわけがないんですよね。
だからこそ、留学前に:
- 信頼できる留学エージェントで、学校・街・生活情報を徹底的に聞く
- オンライン英会話で最低でも「自己紹介」「質問」「雑談」の型を体に染み込ませる
- 自分がどんな友達を作りたいのか、どんな1年・半年にしたいのかを言語化しておく
この3つをやっているかどうかで、現地についてからの動きやすさがまったく変わります。エージェント選びに不安があるなら、さっきも紹介した留学エージェントの悪質性を見極めるための解説をしっかり読んで、騙されない知識を持っておいてください。
最後に、あえてきつめの言い方をすると、なんのために留学に行くのかを自分に問い直してほしいんです。「海外に行けばなんとかなるでしょ」と思っていると、現地で壁にぶつかったときに一気に折れてしまいます。留学は旅行じゃないし、環境任せでうまくいくほど甘くもありません。
だからこそ、「留学をなめるなよ」という気持ちで、ちゃんと準備して、ちゃんと情報を集めて、本気でやりたいことに向き合ってほしい。カナダ留学で友達ができないと悩む今の時間も、動き方しだいで、あとから振り返ったときに「ここがターニングポイントだった」と思える経験に変わります。
この記事が、あなたの次の一歩を決めるヒントになればうれしいです。数値や制度は変わることもあるので、正確な情報は必ず公式サイトで確認し、最終的な判断は学校や専門家に相談しながら進めてくださいね。

