こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。
アメリカ留学でなかなか友達ができないと感じて、アメリカ留学友達できないと検索したり、留学友達できないアメリカや留学友達できないカナダの体験談を知恵袋で読みあさったりしているかもしれません。語学学校でクラスメイトと距離が縮まらなかったり、大学のキャンパスでアメリカ人の友達ができず、日本人ばかりと過ごしてしまうと「自分だけうまくいってないのかな」と不安になりますよね。
英語力に自信がない、コミュニケーションが得意じゃない、ホームステイ先でうまくなじめない、大学や語学学校の授業についていくのに必死で友達作りどころじゃないなど、悩みのパターンも人それぞれです。これから留学する人も、すでに現地にいる人も、アメリカ留学の友達作りは本当に大きなテーマだと思います。
この記事では、私自身が見てきたアメリカ留学の現場や、アメリカ留学中に上手に友達を作るためのコミュニケーション法、留学で友達ができない原因、語学学校や大学、社会人留学それぞれの特徴をまとめながら、「どう動けばいいのか」を具体的に整理していきます。英語を勉強し直して会話のハードルを下げる方法や、留学エージェントに頼って友達作りのコツを事前に教えてもらう活用法まで、あなたの状況に合わせて選べるようにお話していきます。
「今からでも間に合う?」「もう学期の半分まで来ちゃった…」と心配かもしれませんが、大丈夫です。この記事を読み終わる頃には、「次に何をやればいいか」がかなりクリアになっているはずです。
- この記事で分かること
- アメリカ留学で友達ができない主な原因と対策の全体像
- 高校・大学・語学留学などタイプ別の友達作りのコツ
- 言語交換アプリやイベントを使った具体的な一歩の踏み出し方
- 英語学習や留学エージェントを味方につける現実的な活用方法
アメリカ留学 友達 できない理由と対策

ここでは、アメリカ留学で友達ができないと感じやすい理由を、文化・言語・性格・学校環境・留学タイプといった切り口で分解していきます。原因が見えると、どこから手をつければいいかが具体的に分かるようになります。
文化的壁が友達できない原因になる理由
アメリカ留学で最初につまずきやすいのが、文化の違いです。日本は空気を読むハイコンテクスト文化、アメリカははっきり言うローコンテクスト文化と言われます。アメリカ人の学生は、自分の意見をしっかり主張することが「普通」なので、授業中もディスカッションもどんどん話します。
一方で、日本から来た留学生は「出しゃばりに見えたらどうしよう」「変なこと言って笑われたくない」とブレーキを踏みがちです。その結果、授業後にクラスメイトと話すきっかけもつかみにくく、「話しかけてもらえない=友達できない」と感じてしまいやすくなります。
アメリカ側から見ると、「静か=興味がないのかな?」と誤解されてしまうことも少なくありません。文化のズレでお互いに誤解しているだけなのに、「自分は好かれていない」と思い込んでしまうパターンですね。
文化の違いは「性格の問題」ではなく、あくまでスタイルの違いです。アメリカでは、少しオーバーなくらいにリアクションしたり、自分の意見を一言添えたりするだけで、印象がガラッと変わります。
例えば、相手の話に対して「That’s cool!」「I like that idea.」と一言リアクションを足すだけでも、「この人は話を聞いてくれている」と伝わりやすくなります。
「沈黙=考えている」は伝わらない
日本では、考えるときに黙るのはよくあることですが、アメリカでは沈黙が長いと「興味がない」「会話を続けたくない」と受け取られることもあります。沈黙しそうになったら、「Let me think…」「That’s a good question.」とワンクッション入れるだけで、印象はかなり変わります。
言語の壁が友達作りを妨げる構造
次に大きいのが、英語のハードルです。英語そのものより、「間違えたらどうしよう」という不安がコミュニケーションのブレーキになっているケースがとても多いです。
多くの留学生が、最初はHow are you?に対して決まったフレーズを返すだけで精一杯です。それ自体は全く問題ありませんが、「その一言で会話を終わらせてしまう」クセがつくと、そこから友達関係に発展しにくくなります。
友達作りに必要なのは、完璧な文法よりも「会話を続けるためのフレーズのストック」です。
- 相手に質問を返すフレーズ(What about you? / How about your hometown? など)
- 聞き返すフレーズ(Sorry, could you say that again? など)
- 分からない単語を聞くフレーズ(What does ○○ mean? など)
こういった「つなぎの英語」を少し練習しておくだけでも、「会話が続かないから友達できない」という悪循環をかなり断ち切りやすくなります。
事前学習しておくことで友達作りの不安は減ります。
こちらの「英語が全くできない人の不安解消術」で詳しくまとめているので是非ご覧ください。
英語学習は「留学前+現地」で二段構え
もちろん、基礎的な英語力を日本にいるうちから準備しておくことはとても大事です。留学エージェントやオンライン英会話を活用して、留学前から日常会話のロールプレイをしておくと、現地の最初の3ヶ月がかなり楽になります。
費用やサービス内容はエージェントによって異なるので、あくまで一般的な目安として捉えつつ、正確な情報は必ず各社の公式サイトで確認してください。迷ったときは、最終的な判断をする前に専門家に相談するのがおすすめです。
私の記事でも詳しく必要なケースとサービスの使いどころをご紹介しています。
留学生の性格や行動パターンが影響する点
性格や行動パターンも、友達作りに大きく関わってきます。特に、人見知り・シャイ・受け身・ネガティブ思考のどれかに当てはまると、「友達できないループ」に入りやすくなります。
例えば、こんな流れになりがちです。
- 話しかけられるのを待つ
- 誰も話しかけてこないので「やっぱり自分は嫌われている」と感じる
- 自信を失って、さらに話しかけづらくなる
実際には、クラスメイトも「どう話しかければいいか分からない」だけ、ということも多いです。特にアメリカ人の学生は、留学生が英語に自信がないかもしれないと気を使って、距離を取ってしまうこともあります。
「話しかけられる側」から「話しかける側」に一歩だけ立ち位置を変えるだけで、状況はガラッと変わります。
1対1の会話がハードル高ければ、「授業の内容」や「宿題」をきっかけに声をかけるのがおすすめです。
内向的だからこその強みもある
内向的なタイプは、派手に盛り上げるのは得意じゃないかもしれませんが、じっくり話を聞いたり、少人数で深い話をするのが得意な人が多いです。アメリカにも、落ち着いたタイプの学生はたくさんいます。
パーティーが苦手なら、スタディグループや図書館での勉強会、カフェでのゆるいお茶会など、静かな場を選んでいけば大丈夫です。
アメリカの学校環境が友達できない背景
アメリカの学校制度そのものも、友達作りを難しくしている要因のひとつです。日本のように1年間同じクラスで過ごすスタイルではなく、授業ごとに教室とメンバーが入れ替わるので、「顔は知っているけど関わるきっかけがない人」が大量に生まれます。
さらに、授業と授業の間の休憩時間も短く、チャイムが鳴ったらすぐ移動という学校も多いです。語学学校では週ごとにクラスメイトが変わることもあり、せっかく仲良くなりかけた頃にクラス替え、ということも珍しくありません。
こうした環境では、「授業の前後」や「グループワーク」を友達作りの場として意識的に使うのがポイントです。
- 授業開始前に隣の人に一言話しかける
- グループワークのときに連絡先を交換しておく
- 発表やプロジェクトが終わったタイミングで「おつかれ!」と声をかける
また、住まいの選び方も友達作りに影響します。学生寮はキャンパス内で安心感が高く、友達を作りやすい反面、騒音やルームメイトとの相性問題もあります。ホームステイやアパートシェアなど、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて選ぶことが大事です。
住まい選びと安全面が気になる場合は、アメリカ留学は危ない?日本が超安全なだけ!不安を減らすポイントも参考になると思います。治安と住まいを整えることは、安心して友達作りに集中するための土台になります。
留学タイプ別に異なる友達できない傾向
一口にアメリカ留学といっても、高校留学・大学留学・語学留学・社会人留学など、タイプによって友達作りの難しさはかなり違います。
例えば、高校留学では、アメリカの高校生のノリについていけず、最初は「テンションの差」に疲れてしまう人も多いです。大学留学だと、成績基準が厳しく、宿題とリーディングに追われて友達作りの時間を取りづらいという悩みが出てきます。
語学学校ではクラスメイトの出入りが激しく、せっかく仲良くなっても数週間で帰国してしまうことも珍しくありません。社会人留学では、クラスメイトの多くが10代・20代前半で、年齢差や温度差を感じてしまいやすい傾向があります。
自分の留学タイプごとの「ハードモードポイント」を知っておくと、事前に準備しやすくなります。
- 高校:部活やクラブ活動を早めに決める
- 大学:スタディグループを自分から立ち上げる
- 語学学校:3ヶ月ごとに目標を決めてクラス外の出会いも作る
- 社会人:同じく進学・キャリア志向の強いクラスや学校を選ぶ
アメリカ留学 友達 できないを乗り越える方法

ここからは、「友達できない状況をどうやって具体的に変えていくか」にフォーカスしていきます。留学前の準備、現地での動き方、デジタルツールの使い方、そしてホスト国の友人との付き合い方まで、一つずつ実践できる形で整理していきます。
留学前にできる準備が友達作りを後押しする理由
アメリカ留学で友達作りを楽にしたいなら、実は勝負は「出発前」から始まっています。現地に行ってからゼロベースで動くのと、ある程度の準備をしてから行くのでは、最初の3ヶ月のしんどさがかなり変わります。
具体的には、次の3つを意識しておくといいです。
- 日常会話の型をいくつか用意しておく
- 自分のことを話すためのストーリーを作っておく
- SNSや学校コミュニティで事前にゆるくつながっておく
日常会話の型は、「出身地」「専攻」「趣味」「なぜアメリカを選んだか」といった鉄板トピックを、簡単な英語で話せるようにしておくだけでも十分です。完璧に暗記する必要はなく、メモ帳に要点を書き出して何度か口に出しておく程度でOKです。
留学エージェントを利用しているなら、事前オリエンテーションやオンライン相談で「友達作りのロールプレイ」をしてもらうのもおすすめです。
エージェントは過去の留学生の事例をたくさん持っているので、「こういう言い方をすると現地の学生は話しやすい」「逆にこれは引かれやすい」といった生の情報を聞けることも多いです。
留学準備全体のイメージをつかみたいときは、各国のガイドをまとめた国別留学準備ガイド一覧も役立つと思います。荷物や通信、生活面の不安をある程度つぶしておくと、現地で友達作りに使えるメンタルの余裕が増えます。
課外活動やサークルで友達できない状況を打破する方法
アメリカのキャンパスで友達を作るうえで、課外活動やサークル(クラブ)は本当に強い味方です。授業だけだと接点が薄くても、同じサークルで毎週顔を合わせていれば、自然と会話が増えていきます。
ただ、「どのサークルに入ればいいか分からない」「説明会に一人で行くのが怖い」と感じる人も多いですよね。そんなときは、次のステップでハードルを下げてみてください。
サークル選びの3ステップ
- オリエンテーションウィークで気になるサークルを3つメモする
- その中から「楽しそう」と感じた1〜2個だけに体験参加してみる
- 雰囲気が合いそうなところにだけ絞って継続する
スポーツ系、文化系、ボランティア系、国際交流系など、サークルの種類はかなり豊富です。体力や性格、スケジュールに合った活動を選ぶことが長続きのポイントです。
サークル活動やイベント参加には、会費や交通費などの費用がかかる場合があります。金額は学校や団体によって大きく異なるため、ここで触れている内容はあくまで一般的な目安として受け止めてください。具体的な費用は必ず公式サイトやキャンパスの案内で確認し、必要であれば学生課や専門家に相談してから判断するようにしてください。
「毎週同じ時間・同じ場所」で顔を出す効果
人は、繰り返し会う相手に自然と親近感を持つと言われます。1回だけのイベントより、毎週・隔週で集まるサークルのほうが友達は作りやすいです。
最初は会話がぎこちなくても、「あ、この前もいたよね?」という空気ができてくると、そこから一気に距離が縮まります。
言語交換やアプリ活用で友達を作る具体策
最近は、キャンパスの外でも友達を作れるツールがどんどん増えています。言語交換アプリやイベントをうまく使うと、「授業以外のコミュニティ」にアクセスしやすくなります。
代表的な例として、言語交換アプリや交流系アプリ、オフラインイベントプラットフォームなどがあります。こうしたツールは、使い方次第でアメリカ留学の友達作りをかなり後押ししてくれます。
アプリやイベントを使うときの基本スタンス
- 最初から「親友を作ろう」と力みすぎず、「英語の練習+軽い雑談」の感覚で試す
- プロフィールには「留学の目的」や「興味のあること」をシンプルに書く
- 実際に会うときは、人通りの多い安全な場所を選ぶ
留学エージェントによっては、提携している現地語学学校や大学が主催する交流イベントの情報をまとめて教えてくれるところもあります。自分一人で探すのが不安なら、「現地で参加しやすいイベントや言語交換はありますか?」と事前に聞いておくと安心です。
アプリやオンラインサービスの利用ルール、安全対策、料金体系は頻繁に変更されることがあります。ここでの説明は一例に過ぎず、すべてのサービスに当てはまるわけではありません。利用前には必ず各サービスの公式サイトで最新情報を確認し、必要に応じて専門家や信頼できる大人に相談したうえで、最終的な判断を行ってください。
ホスト国の友人を増やすことで友達できない状況を改善
アメリカ留学での満足度は、「どれだけホスト国(アメリカ)の友人がいるか」と強く関係していると感じています。もちろん、日本人の友達や他の留学生仲間も大切ですが、アメリカ人の友達が一人いるだけで、キャンパスの見え方が大きく変わります。
とはいえ、最初からアメリカ人のグループの真ん中に飛び込むのは、かなりハードルが高いですよね。そこでおすすめなのが、次のような「ゆるい接点」から始める方法です。
- 授業のパートナーやグループメンバーとまず仲良くなる
- RA(寮の先輩)やチューターに話しかけてみる
- 日本語や日本文化に興味がある人を探す
「日本人だからこそ提供できるもの」があると、関係は作りやすくなります。
例えば、日本のスナックを持ち寄る小さな会を開いたり、日本のアニメやゲーム、スポーツの話をきっかけにしたりするのも立派なきっかけです。
特に日本のカップラーメンなどは海外では喜ばれます。日本から海外に送れるカップラーメンや食品を以下の記事でまとめているので是非ご活用ください。
➤アメリカ 持ち込み食品 おすすめ16選!三田天喜堂活用術完全解説
➤初めてでも安心!アメリカ カップラーメン 送る際の注意点と安全な送り方
ホスト国の友人ができると、週末の過ごし方やキャンパスライフの情報量が一気に増えます。「友達できない」と感じる時間が減るだけでなく、英語力や文化理解の伸び方も大きく変わってきます。
一方で、生活や準備の不安が大きすぎると、友達作りに回す余力がなくなってしまうこともあります。荷物や日本からの差し入れをうまく活用したいときは、アメリカ留学荷物送る方法をまとめたアメリカ留学荷物送る前に必読!EMS・DHL・代行サービスの選び方なども、現地生活を整えるうえで参考になると思います。
アメリカ留学 友達 できないを克服するためのまとめ
最後に、アメリカ留学で友達できないと悩んでいるときに、私が一番伝えたいことをまとめます。
まず、アメリカ留学で孤独を感じるのは、とても「普通」のことです。多くの留学生が最初の数ヶ月はホームシックや不安を抱え、友達作りに苦戦します。それは、あなたの人間性や価値の問題ではなく、文化・言語・環境が一気に変わる大きなチャレンジだからです。
そのうえで、状況を変えていくためのカギは次のようなものだと思っています。
- 文化や学校制度の違いを理解して、「自分だけの問題じゃない」と知る
- 英語を勉強し直して、会話のハードルを少しだけ下げる
- 授業・サークル・イベント・アプリなど、接点の数を増やしていく
- ホスト国の友人との「小さなつながり」を重ねていく
そして何より、「一人で全部抱え込まないこと」が大事です。
留学エージェント、大学のカウンセリングセンター、チューター、RA、日本にいる家族や友人など、頼れる相手は意外とたくさんいます。英語に不安があっても、エージェントに「アメリカ留学で友達ができないとき、どう動けばいいか教えてほしい」と率直に相談するのも、立派な一歩です。
この記事で紹介した方法や考え方は、あくまで一般的な傾向や私の経験に基づくもので、すべての人に同じように当てはまるわけではありません。学校ごとの制度やサポート体制、ビザや安全に関するルール、エージェントやサービスの料金などは必ず公式サイトで最新情報を確認し、最終的な判断は専門家と相談しながら進めていってください。
アメリカ留学で友達できない状況は、一夜にして劇的に変わるものではないかもしれません。でも、小さな一歩を積み重ねていけば、気がついたときに「あ、この人たちとは帰国しても連絡を取り合いたいな」と思える仲間がきっとできているはずです。

