アメリカ留学は危ない？日本が超安全なだけ！不安を減らす完全ガイド

こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。

「アメリカ留学は危ないのでは？」と検索して、治安や危険、銃社会、人種差別、トラブル、事件、ホームステイ先での生活、一人暮らしの安全、都市部と郊外の違いなど、いろいろ不安になっているかもしれませんね。特にアメリカ留学の治安や危険エリア、人種差別に関する情報はネット上でもバラバラで、何を信じていいのか分かりづらいと感じる方が多いです。

実際にアメリカ留学の相談を受けていると、「アメリカ留学は危ないからやめたほうがいいのでは？」「アメリカ留学で銃や事件に巻き込まれないか心配」「アメリカ留学中のトラブルや詐欺、人種差別が怖い」といった声をたくさん聞きます。一方で、きちんと準備した人たちは、治安へのリスクをかなり抑えながら、充実した留学生活を送れているのも事実です。

この記事では、アメリカ留学の危険と言われるポイントを「どの地域がリスク高めか」「どんな行動が危ないか」「どんな留学タイプにどんな落とし穴があるか」といった具体的な視点から整理していきます。そのうえで、エージェントの使い方も含めて、初めてのアメリカ留学でもできるだけ安全に近づける現実的な対策をお伝えします。

アメリカ留学は本当に危ないだけなのか、それとも工夫次第で安全に近づけるのか――この記事を読み終えるころには、自分や家族と冷静に相談できるだけの材料がそろうと思います。

• この記事で分かること
  • アメリカ留学で「危ない」と言われる具体的な理由を理解できる
  • 都市ごとの治安や危険エリアを見分ける考え方が分かる
  • 留学タイプ別のリスクと安全対策を整理して考えられる
  • 初めてのアメリカ留学でエージェントをどう使うべきか判断できる

安全確保を考える アメリカ留学 危ない と感じる前に知っておくべきこと

ここでは、まず「どこが危ないのか」「どんな場面でリスクが上がるのか」を具体的にイメージできるように整理していきます。都市別・エリア別の特徴や、語学留学・スポーツ留学・医学留学・J1プログラムなど、留学スタイルごとの注意点もまとめて確認していきましょう。

危険地域の実態とアメリカ留学 危ない 場所の見分け方

アメリカ留学で本当に危ないのは「国全体」ではなく、「特定のエリア」です。治安情報を見るときは、州レベルよりも、もっと細かい街区レベル・駅単位でチェックするイメージのほうが現実に近いです。

例えば、ロサンゼルスやニューヨークのような人気都市でも、大学のすぐそばはかなり安全なのに、数ブロック離れるだけで暴力犯罪が何倍という場所があります。こうしたエリアを避けるだけでも、体感する危険度は大きく変わります。

代表的な都市	危険エリアの例（ざっくりイメージ）
ロサンゼルス	スキッドロウ周辺、サウスセントラル、ダウンタウン東側など
サンフランシスコ	テンダーロイン、シビックセンター周辺、ミッションの一部
ニューヨーク	ブロンクスの一部、イーストハーレム、一部地下鉄駅周辺
シカゴ	ウェストガーフィールドパーク、イングルウッドなど南・西側エリア
フィラデルフィア	ケンジントン、テンプル大学周辺の一部

危ないエリアの共通サイン

• 窓やドアに鉄格子が多い
• ゴミや落書きが目立つ
• ホームレスのテントや路上生活者が密集している
• マリファナなどの強い匂いが常にする
• 昼間から大声や口論、ケンカが多い

数字で見ると、暴力犯罪率は全米平均より数倍〜十数倍というエリアもありますが、これらはあくまで統計上の目安です。最新の治安情報や犯罪統計は、必ず各都市の公式サイトや外務省の海外安全情報などで確認してください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

「安い物件ほど要注意」という発想

家賃が極端に安いエリアは、だいたい治安面で理由があります。アパート探しでは価格だけでなく、「どの通りに面しているか」「最寄りの駅はどこか」までチェックするのがおすすめです。

都市別の危険地域例とアメリカ留学 危ない とのギャップ

「アメリカ留学は危ない」というイメージの多くは、ニュースで取り上げられるごく一部の地域や事件に引っ張られていることが多いです。実際には、同じ都市でも区・エリアによって安全度がかなり違うので、そのギャップを理解しておくと不安が整理しやすくなります。

都市	比較的安全と言われる代表例	留学生が避けたい代表例
ロサンゼルス	UCLAがあるWestwood周辺、海側の一部	スキッドロウ、サウスセントラル、夜のダウンタウン東側
サンディエゴ	UCSDのあるラホヤなど	East VillageやMarina Districtの一部
ニューヨーク	ミッドタウンの一部、大学周辺（キャンパス内）	ハンツポイント、ブラウンズビル、イーストニューヨークなど
ヒューストン	高級住宅街や大学のキャンパス内	サニーサイド、グリーンズポイント、サードワードの一部
マイアミ	マイアミ大学のあるCoral Gablesなど	Liberty CityやOvertownの一部

「◯◯大学は安全」といった表現を見たときは、「大学の敷地内」と「数ブロック先」の安全度が違うことを前提にしたほうがいいです。大学公式サイトやキャンパス警察のページでは、パトロールエリアやシャトルのルートが公開されていることが多いので、必ずチェックしておきましょう。

なお、ここで挙げたエリア区分や治安の傾向は、あくまで一般的な傾向の整理です。状況は年ごとに変わるため、必ず最新の情報を現地の公式情報や信頼できるサイトで確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

留学タイプ別リスクとアメリカ留学 危ない 可能性

アメリカ留学が危ないかどうかは、住む場所だけでなく留学のタイプでもかなり変わります。ここでは、代表的な4つのパターンに分けてリスクを整理してみます。

留学タイプ	主なリスク	安全のポイント
語学留学（F1）	ビザミル（偽装校）、違法就労の勧誘	SEVP認定校か確認、就労条件を厳守
スポーツ留学	ハレイジング（新人いじめ）、スカラシップ詐欺	大学のポリシー確認、怪しい業者を使わない
医学・医療系留学	針刺し事故、過重労働によるメンタル不調	安全マニュアルを熟読、バーンアウト対策
J1インターン・Work&Travel	低賃金・劣悪な住環境、人身取引に近い搾取	認定スポンサーか確認、住居の事前チェック

語学留学で注意したい「ビザミル」

語学学校の中には、授業実態がほとんどなく、F1ビザを取るためだけのビザミル（偽装校）と呼ばれるものもあります。こうした学校は、「出席しなくても大丈夫」「学費が異常に安い」「ビザを保証する」などの甘い言葉で勧誘してくることが多いです。

学校選びのときは、必ずSEVP認定リストで学校名を確認し、口コミや卒業生の声もチェックしておきましょう。ビザや就労に関する条件は頻繁に変わるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

公共交通や移動手段で起こるトラブルとアメリカ留学 危ない リスク

アメリカ留学で「危ない」と感じる場面として多いのが、公共交通機関（地下鉄・バス・L電車）と車の移動です。特に大都市では、駅や車内でのスリ・置き引き、夜間の暴力事件などが集中しやすい傾向があります。

シーン	起こりやすいトラブル	具体的な対策
地下鉄・電車	スリ、痴漢、ホームからの転落事故	先頭車両に乗る、ホーム端を避ける、イヤホンを控える
バス停・駅周辺	スマホ強奪、押し売り、詐欺	人通りの多い場所に立つ、夜はタクシーや配車アプリを利用
車での移動	ロードレイジ（路上トラブル）、車上荒らし	挑発しない、車内に荷物を見せない、ドアロックを徹底
長距離移動	深夜の休憩所でのトラブル	明るいエリアに駐車し、単独行動を避ける

時間帯別の注意ポイント（目安）

• 午後4時〜深夜：強盗・暴力事件が増えやすい時間帯と言われる
• 深夜〜早朝：酔客や薬物関連のトラブルが増えやすい
• 昼間でもスリや詐欺は常に起こりうる

これらはあくまで一般的な傾向であり、必ずしもすべての都市に当てはまるわけではありません。

地下鉄で意識したい「乗る位置」と「服装」

混雑した車両では、リュックを背負ったままだとスリには狙いやすいです。人混みでは前に抱える、貴重品は身体の前側ポケットに入れるなど、日常的な習慣として身につけておくと安心度が上がります。

違法就労やビザ違反による法的トラブルとアメリカ留学 危ない 点

アメリカ留学で「危ない」のは犯罪だけではなく、ビザや就労のルールを知らずに違反してしまうリスクもかなり大きいです。一度ステータスを失うと、その後の再入国やビザ申請に長期的な影響が出る可能性があります。

NG行為	想定されるリスク	避けるためのポイント
無許可のアルバイト	F1ステータス喪失、不法滞在扱い	オンキャンパス就労やOPTなど、認められた範囲のみ働く
住所変更の未報告	SEVIS違反扱いになることがある	引っ越し後10日以内の報告をルール化する
21歳未満の飲酒	逮捕・起訴・退学などの可能性	年齢確認が厳しい国だと理解しておく
マリファナ使用	州によって合法でも日本の法律では処罰対象になりうる	「住んでいる国」だけでなく「自国の法律」も意識する
万引き・軽犯罪	前科・ビザ更新への影響	「軽い気持ち」が最大のリスクと理解する

ビザや就労のルールは頻繁に変わるため、SNSや噂話だけを頼りにするのはかなり危険です。必ず大学の国際オフィスや公式サイトの案内を確認し、疑問があれば学校の担当者や専門家に相談してください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

留学を安心にする対策とアメリカ留学 危ない を回避する方法

ここからは、アメリカ留学の危ない部分をできるだけコントロールし、安心して生活するための具体的な対策をまとめていきます。エージェントの賢い使い方、住居選び、大学の安全サービス、日常生活のNG行動、そして最終的な判断軸について整理していきましょう。

留学エージェント利用の利点とアメリカ留学 危ない 不安軽減

初めてのアメリカ留学で一番多いのが、「情報が多すぎて何を信じていいか分からない」という不安です。この情報整理と手続きの部分をサポートしてくれるのが留学エージェントです。

エージェントを使うメリット	具体的な内容
学校選びのサポート	治安や通学方法も含めて候補を提案してくれる
手続きの代行	出願書類、ビザ申請、滞在先手配などを一括サポート
トラブル時の相談窓口	留学中のトラブルで、日本語で相談できる
最新情報のアップデート	ビザや入国ルールの変更に対応しやすい

「初めてで不安が大きいなら、エージェントをうまく使うのも十分アリ」というのが私のスタンスです。ただし、どんなエージェントでもいいわけではなく、料金体系や提携校、サポート範囲は必ず比較したほうがいいです。

➤国・留学目的別のエージェント比較

エージェント選びでチェックしたいポイント

• アメリカ留学の取り扱い実績がどのくらいあるか
• カウンセラーに実際のアメリカ留学経験があるか
• サポート終了のタイミング（出発までか、現地到着後もか）
• 費用の内訳が明確かどうか

情報収集を自力で行うのが苦手な人や、忙しくて細かい手続きに時間を割きづらい人ほど、エージェント利用のメリットは大きくなりやすいです。

➤失敗しないエージェント利用の極意

ホームステイや住居選びでアメリカ留学 危ない を避けるチェックポイント

アメリカ留学の危ない・安全は、どこに住むかでかなり変わります。ホームステイ、学生寮、ルームシェア、一人暮らしなど、住まいのスタイルごとにチェックしたいポイントを整理しておきましょう。

住まいのタイプ	メリット	注意点
ホームステイ	生活サポートが得られやすい、現地文化を体験しやすい	ホストの質に差がある、家のルールが合わない場合も
学生寮	キャンパス内で安心感が高い、友達を作りやすい	騒音、ルームメイト問題が起こることも
アパート・シェア	自由度が高い、自分でエリアを選べる	治安の悪いエリアを選ぶリスクがある
一人暮らし	プライバシーを守りやすい	緊急時に助けを呼びづらい場合がある

物件探しのときは、「住所で犯罪統計を検索する」「Googleストリートビューで周辺環境を見る」といった下調べを必ず入れたほうがいいです。家賃や間取りだけで決めるのは、アメリカではかなり危ない選び方になります。

荷物の送り方や、住まいに置いておく荷物量を調整したいときは、セカイニオクルでまとめている海外留学荷物送る完全ガイドも参考になると思います。

大学の安全リソース活用でアメリカ留学 危ない 事態に備える方法

多くのアメリカの大学は、キャンパスの安全を守るためにかなり手厚い仕組みを用意しています。これらを知っているかどうかで、夜間の移動やトラブル時の安心感が大きく変わります。

大学に多い安全サービス	内容
Safety Escort Service	夜間にキャンパス内外を警備員や学生スタッフが送ってくれる
キャンパスシャトル	夜間も運行している巡回バス
Blue Light電話	キャンパス内の緊急通報ボタン・電話
緊急アラートシステム	事件・災害時にSMSやメールで一斉通知される
Safe Ride / Lyft割引	深夜のタクシー・配車サービスを割引や無料で利用できる

私としては、キャンパスに着いたらまず「安全関連のページとアプリ」を確認するところから始めてほしいです。登録するだけで使えるサービスも多いので、もったいないくらい便利です。

医療費が高いアメリカでは、万が一のケガや病気への備えとして、留学保険も重要です。保険選びの考え方は、セカイニオクルでまとめている最新海外留学保険おすすめ完全ガイドもあわせてチェックしてみてください。記載されている金額は一般的な目安なので、最終的な保険料は必ず保険会社の公式サイトでご確認ください。

留学生が避けるべき行動とアメリカ留学 危ない 事例の予防策

「アメリカ留学は危ない」と言われる背景には、避けられたはずの行動ミスもかなり含まれています。ここでは、私が特に避けてほしい行動と予防策をセットでまとめておきます。

避けたい行動	なぜ危ないか	代わりにどうするか
夜遅くに一人で人気のないエリアを歩く	強盗・暴力事件に巻き込まれるリスクが高まる	シャトルや配車アプリを使う、友人と一緒に移動する
カフェや図書館でPCやバッグを置いたまま席を離れる	置き引き・盗難が非常に多い	席を離れるときは必ず貴重品を持ち歩く
知らない人の車に乗る・怪しいパーティーに行く	薬物や暴力、性被害などのリスク	信頼できる友人同士か、公認イベントだけに参加する
SNSで現在地をリアルタイムで公開する	ストーカーや窃盗のターゲットになりうる	投稿は時間差をつける、位置情報をオフにする
「みんなやっているから」と法律ギリギリの行為を真似する	ビザ・前科など、人生に長期的な影響が出る	法律と大学のルールを優先して判断する

特にアルコールやドラッグが絡む場面は、判断力が一気に落ちます。普段なら絶対しない行動を取ってしまいがちなので、危ない雰囲気を感じたら早めにその場を離れる習慣をつけるのがおすすめです。

通信面の不安を減らすために、到着直後から自分のスマホを安定して使えるよう、出国前にeSIMを準備しておくのも安心材料のひとつです。国別の比較や選び方は海外留学・赴任 eSIMおすすめ完全ガイドで詳しく整理しているので、あわせてチェックしてみてください。

留学前に知っておきたい アメリカ留学 危ない まとめと最終判断基準

最後に、「アメリカ留学は危ないのか？」という問いに対して、私なりのまとめと判断軸を整理しておきます。

アメリカ留学の危ないポイント（ざっくりまとめ）

• 治安が悪いエリアとそうでないエリアの差が大きい
• ビザ・就労ルールを知らないまま行動すると法的リスクが高い
• 語学・スポーツ・医学・J1など、留学タイプごとに別のリスクがある
• 医療費や訴訟リスクが高く、トラブルの金額インパクトが大きい

ただし、これらは適切な知識と準備でかなりコントロールできるリスクでもあります。

ポイント	自分への問いかけ
情報収集力	自分で英語の公式情報を読み、更新を追う自信があるか
自己管理	夜間の外出を自制し、ルールを守れるタイプか
メンタル面	困ったときに人や窓口に「助けて」と早めに言えるか
サポート体制	家族・学校・エージェントなど、相談先があるか

正直なところ、初めてのアメリカ留学で不安が大きい人ほど、エージェントをうまく使ったほうが安全度は上がりやすいと感じています。エージェントの提案をベースにしつつ、自分でも公式情報を確認し、「任せきりにはしない」というバランスがちょうどいいかなと思います。

最後にもう一度、安全面で意識しておきたい公式リソースをまとめておきます。

• 緊急時：警察・消防・救急は911（命に関わるときは迷わずコール）
• 外務省海外安全ホームページ（危険情報・スポット情報など）
• 在留届・たびレジ（長期・短期滞在時の登録）
• 在米日本国大使館・総領事館の連絡先

ここに挙げた内容や数字は、あくまで一般的な目安として整理したものです。実際の治安状況や法制度、ビザ要件、保険条件などは常に変わる可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、ビザ申請や保険、法的な判断が必要な場面では、必ず専門家に相談し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

アメリカ留学は、危ない面だけを見れば不安になるのは当然です。でも、リスクの中身を具体的に知り、対策をひとつずつ積み上げていけば、現実的な「安全に近づけるアメリカ留学」は十分に目指せます。あなたが自分のペースで準備を進めて、納得感のある形でアメリカ留学に踏み出せることを願っています。