海外留学荷物送る完全ガイド|料金比較と失敗しない選び方

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こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。

海外留学荷物送るタイミングや送り方を調べていると、どのサービスを選べばいいのか、料金はどれくらいかかるのか、EMSと船便や国際宅急便のどれが自分に合うのか、かなり迷うと思います。

海外留学荷物送り方の中でも、少ない荷物だけを送るのか、スーツケースに入りきらない大量の荷物を送るのか、航空便と船便のどちらを選ぶのか、海外留学荷物送料を少しでも抑えたいのか、優先したいポイントは人によって違いますよね。

このページでは、海外留学荷物送る方法の全体像から、安く送る方法やEMSを使った海外留学荷物送る手順、大量の荷物をポチロジで送るケース、国別の禁制品や別送品のルールまで、私自身が実務で見てきたポイントをまとめていきます。

海外留学荷物安く送る方法を知りたい人も、航空便や船便を組み合わせてコスパよく送りたい人も、この記事を読めば「自分のケースではどの方法が一番ラクで失敗しにくいか」がかなりクリアになるはずです。

  • この記事で分かること
    • 海外留学の荷物を送るときの全体像と考え方
    • EMS・ポチロジ・FedEx・DHLの違いと料金の目安
    • 国別のサイズ制限・禁制品・別送品ルールのポイント
    • 留学前にやっておきたい荷物整理と発送チェックリスト
目次

海外留学の荷物送る全体像

まずは、海外留学の荷物送るときに押さえておきたい「サービスの種類」「料金のざっくり相場」「国ごとのルール」という全体像から整理していきます。ここを押さえておくと、後で個別の比較や見積もりを見るときにブレにくくなります。

サービス比較概観

海外留学の荷物を送るときに、私が基本の選択肢として見ているのは、ポチロジ・EMS(郵便局)・FedEx・DHLの4つです。それぞれ得意分野と料金体系が違うので、まずはスペックを俯瞰しておきましょう。

項目ポチロジEMS(郵便局)FedExDHL
運営会社株式会社ビィ・フォアード日本郵便FedEx Corporation(米国)DHLジャパン(独国)
対応国数200以上120以上220以上220以上
最大重量1,000kg(パレット積み)30kg68kg70kg
最大サイズ300×200×160cm3辺合計300cm、最長辺150cm長さ+周囲330cm1辺120cm
配送日数航空便2〜7日 / 船便2〜5週間2〜7日1〜5営業日1〜5営業日
集荷サービスなし(倉庫へ自己発送)無料(1個から)あり(要予約)あり(要予約)
書類作成代行あり自己作成(国際郵便マイページ)自己作成自己作成
追跡機能ありあり(簡易)詳細リアルタイム詳細リアルタイム
基本補償提携業者規定に準拠2万円まで無料100米ドルまたは1kg20米ドル1kg22SDR相当

ポチロジは中古車輸出で年間12万台以上を扱うスケールを持っていて、そのボリュームでDHLなどと契約しているぶん、個人でDHLやFedExを契約するよりかなり割安な料金で送れるゾーンが広いのが特徴です。

一方で、30kg以内・段ボール数箱レベルの海外留学荷物送るケースなら、郵便局のEMSがやっぱり手軽で使いやすいです。集荷も無料ですし、書類も国際郵便マイページで完結するので、「とにかくシンプルに済ませたい」人には相性がいいですね。

FedExやDHLはスピードと追跡が最強クラスですが、その分コストも高め。私は「本当に1〜2日でないと困る荷物だけクーリエを使う」使い分けをおすすめしています。

料金相場と目安

海外留学の荷物送るときに一番気になるのが料金だと思います。ここでは、あくまで一般的な目安として、アジア圏と欧米圏に送るときの発送料金をざっくり整理しておきます。

ここから紹介する金額は、燃油サーチャージや諸手数料を含まない「基本運賃の目安」です。最新の料金や条件は必ず各社の公式サイトで確認してください。

アジア圏(中国・台湾)への発送料金の目安

重量ポチロジEMSFedEx※DHL※
10kg約8,400円10,600円約79,000円要見積もり
20kg12,623円18,600円約107,000円要見積もり
30kg約19,000円26,600円約158,000円要見積もり
50kg31,853円送付不可約237,000円要見積もり
100kg63,383円送付不可要見積もり要見積もり

※FedEx・DHLの金額は正規料金ベースの目安です。アカウント開設で最大70%程度の割引が入るケースもあります。

中国・台湾などアジア第1地帯は、30kg以下ならEMSが手続きの簡単さを考えてもかなり優秀です。ただ、30kgを超えた瞬間にEMSが選べなくなるので、その先はポチロジの独壇場になります。

欧米圏(アメリカ・イギリス・ヨーロッパ・オーストラリア)への発送料金の目安

重量ポチロジ(Zone3)EMSFedEx(正規)※DHL※
10kg17,786円23,500〜27,100円約79,000〜104,000円要見積もり
20kg28,064円44,500〜51,100円約108,000〜134,000円要見積もり
30kg43,781円65,500〜75,100円約160,000〜190,000円要見積もり
50kg86,332円送付不可約240,000〜280,000円要見積もり
100kg122,052円送付不可要見積もり要見積もり

※こちらも正規料金ベースの目安です。割引後の実勢価格は利用状況によって大きく変わります。

欧米向けは、20kg前後の海外留学荷物送るケースでもポチロジがEMSより30〜40%ほど安くなるゾーンが多く、さらに50kgを超えると差はもっと広がっていきます。

アメリカ向けの詳細な比較は、アメリカ留学荷物送る方法を徹底比較した記事でも整理しているので、具体的な国別の料金感を知りたい方は併せてチェックしてみてください。

国別・荷物量別の最適サービス早見表

ここからは、主要6カ国×荷物量別に、どのサービスを選ぶとバランスがいいかを一覧にしておきます。

最小限(20〜30kg程度)
最適サービス理由
アメリカEMS30kg以下なら手続きが最も簡単で料金も許容範囲
中国EMS第1地帯で料金が安く、2〜3日で到着しやすい
オーストラリアポチロジEMSの重量制限が20kgのため、それ以上はポチロジ推奨
イギリスEMS料金と手軽さのバランスが良好
ヨーロッパ(独仏等)ポチロジドイツはサイズ制限が厳しく、ポチロジの方が安全
台湾EMS第1地帯で最安クラス、翌日着も狙える
中量(50〜100kg程度)
最適サービス理由
アメリカポチロジEMS不可ゾーンで、FedEx・DHLより40%以上安いケースが多い
中国ポチロジ大量の荷物はポチロジが圧倒的にお得
オーストラリアポチロジEMS制限が厳しく、ポチロジ一択になりやすい
イギリスポチロジコスト面で大きな差が出やすい
ヨーロッパ(独仏等)ポチロジ書類代行で通関トラブルを軽減しやすい
台湾ポチロジ50kgを超えるとEMS不可になるため
大量(100kg以上、家具家電含む)
最適サービス理由
全地域共通ポチロジ(船便)最大1,000kgまで対応可能で、家具・家電も含めやすく、時間に余裕があれば航空便の半額以下になることもある

ここまでの内容はあくまで「目安」です。正確な料金と条件は各社の公式サイトや見積もりフォームで必ず最終確認してください。最終的な判断に不安がある場合は、通関や国際物流の専門家に相談しながら進めるのが安心です。

国別制限まとめ

海外留学の荷物送るときは、料金だけでなく国ごとの重量・サイズ制限もかなり重要です。特にEMSは国によって上限が変わるので、「日本側では問題ないサイズでも、相手国の上限に引っかかる」というケースが実際によくあります。

最大重量サイズ制限
オーストラリア20kg最長辺105cm
ドイツ30kg最長辺105cm、長さ+横周200cm
オランダ23kg通常通り
スウェーデン20kg通常通り
フィリピン20kg通常通り

特にオーストラリアとドイツ留学は要注意で、スーツケース1個分を丸ごとEMSに詰めようとすると重量オーバー・サイズオーバーになりやすいです。こうした国向けは、最初からポチロジなどの専門輸送サービスを前提に組み立てた方が、結果として安くて安全になるケースが多いですね。

オーストラリア向けの細かい規制やNG品目が気になる場合は、日本からオーストラリアへ荷物送れないものの調査レポートも参考になると思います。

ポチロジ特徴

出典:ポチロジ公式

ポチロジは、ビィ・フォアードが運営する海外発送・輸出の総合サービスです。もともと中古車輸出で実績のある会社なので、大量貨物や特殊な荷物を扱うノウハウをそのまま留学荷物にも活かせるのが強みです。

海外留学の荷物送る場面で、私がポチロジをおすすめしやすい理由は大きく3つあります。

  • 最大1,000kgまで対応できる器の大きさ(航空便・船便の両方に対応)
  • インボイスや通関書類の作成をかなり細かくサポートしてくれる
  • FedExやDHLと提携したスケールメリットで、個人で契約するより安い料金帯が多い

特に複数箱・家具・家電を含むような「ほぼ引っ越しに近い留学荷物」を扱うとき、単純に集荷してくれるだけのサービスだと、書類や通関で詰まりがちです。ポチロジはそのあたりを丸ごと巻き取ってくれるので、「とりあえず条件と行き先を共有すれば、後は一緒に詰めてくれる」感じで進められるのが、現場目線ではかなり助かります。

倉庫への送り方

ポチロジを使うときに最初にイメージしてほしいのは、「国内の倉庫まで自分で荷物を送る→そこから先は丸ごとお任せ」という流れです。

ポチロジの配送拠点は千葉県東金市にあるアドレス・サービス株式会社 東金サービスセンター内「ポチロジ配送センター」です。ここまでの送り方は大きく2パターンあります。

  • 宅配便で送る(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など)
  • 事前連絡のうえ、自分で直接持ち込む

宅配便で送る場合、送料は発送元の地域やサイズで変わりますが、目安としては以下くらいで見ておくとイメージしやすいです。

  • 関東圏から140サイズで1,500〜2,000円程度
  • 関西圏からだと2,500〜3,000円程度

この国内送料も含めてトータルのコストを比較しておくと、「EMS2回に分けるより、ポチロジでまとめて送った方が安い」という判断がしやすくなります。

総費用シミュ

実際に海外留学の荷物送るときのイメージを掴みやすいように、具体例でポチロジとEMSを比較してみます。

東京からアメリカへ50kg(段ボール5箱)を送る場合

項目ポチロジEMS
国際輸送費86,332円送付不可(30kg制限)
倉庫への送料約5,000円(5箱分)集荷無料
書類作成代行(無料)自己作成
合計約91,000円利用不可

仮にEMSで30kg×2回に分けて送る場合は、65,500〜75,100円ゾーンの運賃が2回分になるので、合計で150,200円前後と見ておく必要があります。このケースだと、ポチロジの方がおよそ6万円安いイメージになりますね。

もちろん、実際の料金はその時点のレートや燃油サーチャージで変動します。ここでの金額はあくまで目安として見てもらって、「自分の荷物量だとどのくらい差が出そうか」をイメージするための参考にしてください。

海外留学の荷物送る実践術

ここからは、実際に海外留学の荷物送る際に役立つ「制度」「禁制品」「評判」といった実務寄りのポイントをまとめていきます。最後にチェックリストも用意するので、出発前の最終確認にも使ってもらえるはずです。

別送品制度

海外留学の荷物送るときに、特に覚えておいてほしいのが別送品制度です。これは、旅行者や留学生が日本に出入りするときに、手荷物とは別に送る荷物に対して、税金の扱いを優遇してくれる仕組みです。

別送品とは何か

別送品とは、旅行者が入国する際に携帯せずに、別便で送る個人使用の荷物のことです。日本に帰国するとき、別送品には20万円までの免税枠が用意されています。

日本から海外へ出国するとき

日本から海外留学の荷物送る場合、日本側で特別な手続きが必要になることは基本的に多くありません。ただし、到着国での課税を避けるために、私は次のような工夫をおすすめしています。

  • インボイスの品名に「Personal Effects」「Used Goods」「Student Moving」などと記載しておく
  • 入学許可証(Admission Letter)のコピーを荷物に同封しておく
  • 特にEU圏では、新品扱いになりやすい品目について税関ルールを事前にチェックしておく

海外から日本へ帰国するとき

帰国時の別送品は日本税関への申告が必須です。ここをやり忘れると免税が使えず、一般の輸入貨物として関税・消費税がかかってしまいます。

  1. 海外から送る段ボールの外装に「別送品(Unaccompanied Baggage)」と明記する
  2. 日本入国時に「携帯品・別送品申告書」を2通作成して税関に提出する
  3. 税関の確認印が押された1通を大切に保管する(紛失すると再発行不可)
  4. 荷物到着後、税関外郵出張所から届くハガキを持って手続きに行く

別送品として送っても、運賃自体は通常のEMSやポチロジの料金と同じです。メリットはあくまで税金面の優遇なので、「どこまでが免税枠に入るか」をざっくり把握しておくといいかなと思います。

税金や免税の扱いは国や時期によって細かい変更が入ることがあります。正確な情報は税関や各国の公式情報を確認し、最終的な判断に迷う場合は専門家に相談してください。

返送サービス

留学が終わって日本に帰るときの荷物も、出発時と同じくらい大変です。現地で増えた荷物や家具・家電をどうするか、早めに考えておくと後がラクになります。

ポチロジは、日本向けの返送にも対応しているので、留学前に「帰国時の荷物もお願いしたい」と伝えておくと相談がスムーズです。基本的な流れとしては、現地のパートナー倉庫まで荷物を送り、そこから日本へまとめて転送してもらうイメージになります。

現地での集荷方法や梱包資材の手配などは国によって変わるので、帰国の1〜2か月前には一度相談を入れておくのがおすすめです。特に船便で安く送りたい場合、出航スケジュールとの兼ね合いもあるので、余裕を持って動くほど選択肢が増えます。

禁制品注意点

海外留学の荷物送るときに必ず押さえてほしいのが禁制品・規制品のルールです。ここを知らないまま荷物を出してしまうと、没収・返送・罰金といったリスクにつながります。

アメリカ向けの注意点

  • 肉類・肉エキスを含む食品(ジャーキー、ソーセージ、カレールー、コンソメ、ブイヨン、肉入りカップ麺など)はほぼNG
  • 乳製品(多くのチーズ・バター・ヨーグルトなど)、生鮮品(生の果物・野菜・卵)は原則送れない
  • コンソメ味・BBQ味など肉エキス入りスナックも要注意
  • 2025年7月以降は、FDA規制対象品目の800ドル未満免除措置が廃止され、金額に関わらず申告・審査が必要

違反した場合は、最高1万ドルレベルの罰金が科される可能性もあります。アメリカに送れるもの・送れないものをしっかり把握したい場合は、日本からアメリカに送れるものを整理した調査レポートも参考になると思います。

オーストラリア向けの注意点

  • 卵製品(マヨネーズ、卵入りカップ麺、エッグヌードルなど)は原則NG
  • 乳製品(クリーム入りソース、チーズ、乳飲料)、肉・魚製品、蜂蜜は非常に厳しく制限
  • 生鮮品、種子、土付き植物なども送れない
  • 違反時は6,000豪ドル超の罰金や、ビザ取消し・数年間のビザ取得不可といった重いペナルティになることも

イギリス向けの注意点

  • EU離脱後、肉・乳製品はEU圏外から全面禁止に近い扱い
  • じゃがいもを含む食品(ポテトチップスやレトルトカレーなど)も制限対象になりやすい
  • はちみつ、砂糖を多く含む菓子類、アルコール類(料理酒・みりん・日本酒など)にも注意が必要

イギリス向けの食品発送は、配合のチェックや配送会社との事前相談が欠かせません。国別の禁制品全般を整理したいときは、禁制品カテゴリのまとめページも役に立つはずです。

中国向けの注意点

  • 政治・経済・文化・道徳に有害とされる印刷物・映像物などはNG
  • 米はEMSでは送付不可
  • ラジオ送受信機など、一部電子機器に追加の条件あり

いずれの国でも、インボイスの品名は「Food」ではなく「Dried udon noodles 500g」のように、具体的でわかりやすい英語表記にしておくことが重要です。内容物のリストを受取人と共有しておくと、税関から連絡が来たときにもスムーズに対応できます。

禁制品や検疫ルールは頻繁に更新されます。正確な情報は各国の税関・検疫当局、配送会社の公式サイトで確認し、最終的な判断に迷うときは専門家に相談してください。

利用者の評判

最後に、私が実務で見聞きしている範囲で、各サービスの評判やトラブル事例も簡単に整理しておきます。海外留学の荷物送るときの「安心感」を測る材料として使ってもらえればと思います。

ポチロジの評判

良い声としては、

  • 他社より40〜60%安かった
  • 問い合わせのレスポンスが早く、トラブル時も誠実に対応してくれた
  • インボイスの内容を工夫してくれて、結果的に関税が節約できた
  • 美術品や大型荷物にも柔軟に対応してくれた

といったものが多いです。その一方で、

  • 船便は2〜5週間かかるので急ぎの荷物には向かない
  • 土日祝は基本的に動かないので、週末の急な相談には対応しにくい
  • サイトのUIが少し分かりづらく感じる人もいる

といった声もあります。スピードよりもコスト・対応力を重視したい人向けのサービスだと考えるとイメージに近いかなと思います。

EMS(郵便局)の評判

EMSは、

  • 料金にある程度の保険と追跡が含まれていて安心
  • 全国どこの郵便局からでも出せて、集荷も無料

といった「身近さ」と「安心感」で選ばれることが多いです。一方で、

  • コロナ禍以降、一部地域では遅延が常態化(アジアでも2〜3日→1〜4週間というケースも)
  • 海外到着後は現地の郵便事業者に引き継がれるため、地域によって配達品質がばらつく

といった弱点もあります。

実際のトラブル事例としては、スウェーデンでの紛失や、アメリカで玄関前に放置されて盗難に遭ったケースなども耳にします。とはいえ、トータルで見ると「コスパと手軽さのバランスが良いサービス」という位置づけは今も変わっていません。

FedEx・DHLの評判

FedExやDHLは、

  • トラッキングが詳細で、リアルタイムに近い形で動きが追える
  • 日本側のドライバーやサポートは丁寧な対応が多い

といった安心感が大きな魅力です。一方で、

  • 関税・税金は配達後に別途請求されることが多く、立替手数料が思ったより高くつくこともある
  • 海外側のドライバーの対応品質にムラがあり、不在票対応などでストレスを感じることがある
  • カスタマーサポートのチャットが一方的に終了されるなど、サポート体験に差がある

といった声もあります。私としては、「本当に急ぎの書類や高額な電子機器など、絶対に遅らせたくない荷物専用」というポジションで使うのがおすすめです。

FedEx・DHLの割引イメージ

クーリエを使うなら、アカウント開設による割引はほぼ必須です。正規料金のままだと、ポチロジやEMSとの価格差がかなり大きくなってしまいます。

サービス初回割引継続割引
FedEx開設後3ヶ月間55%OFF最大70%OFF(利用実績に応じて)
DHL開設後4ヶ月間50%OFF最大70%OFF(前月実績に応じて)

例えば、FedExでアメリカへ20kgを送る場合、正規料金が約10万円クラスでも、割引後は4万5千円程度になることがあります。それでもポチロジの2万8千円前後と比べるとまだ高いことが多いので、「スピードにどこまでお金を払うか」が判断ポイントになります。

チェックリストとまとめ

最後に、海外留学荷物送る前に確認しておきたいポイントをチェックリスト形式でまとめておきます。出発前の最終確認用にも使ってみてください。

発送前チェックリスト

  • 送りたい荷物を「機内持ち込み」「預け入れ」「別送」にざっくり分類したか
  • 国別の重量・サイズ制限(特にEMS)を確認したか
  • 禁制品や食品の規制を、行き先ごとに確認したか
  • EMS・ポチロジ・クーリエそれぞれで簡単な見積もりを取ったか
  • 別送品制度を使う場合、申告方法と書類の扱いを理解したか
  • 受取人に追跡番号と内容物の概要を共有したか

梱包と書類のポイント

  • 段ボールはできれば二重構造で、内箱+外箱+緩衝材で守る
  • 「こわれもの」「天地無用」の表示はあくまで補助だと考え、転倒しても大丈夫な梱包にする
  • インボイスの品名は具体的な英語表記で、数量・価格をざっくりでも書いておく
  • 高額品は追加保険の有無を確認して、おおよその補償額も把握しておく

荷物量別の最終推奨

ここまでの内容を、荷物量別に整理し直したものが次の表です。

荷物量最適サービス理由
20〜30kg(最小限)EMS手続きが最も簡単で集荷無料、料金も一般的には許容範囲
50〜100kg(中量)ポチロジEMSより30〜40%安くなるケースが多く、書類代行で安心
100kg以上(大量)ポチロジ(船便)最大1,000kgまで対応でき、家具・家電もまとめやすい
緊急(1〜2日以内)DHL / FedEx高額だが最速で、追跡も非常に詳細

もう一度整理すると、30kg以下の海外留学荷物送るならEMSが手軽でおすすめです。郵便局からそのまま出せて、インボイス作成もオンラインで完結します。一方で、30kgを超える荷物や複数箱、家具・家電を含むようなケースでは、ポチロジを使った方がトータルコストも手間も抑えやすいことが多いです。

数値や条件は常に変わる可能性があるので、ここで紹介した金額や日数はあくまで一般的な目安として受け取ってください。正確な情報は必ず各社の公式サイトで確認し、税金や通関に関わる部分については、最終的な判断をする前に専門家へ相談することも検討してもらえると安心です。

海外留学の荷物送る準備は、考えることが多くて大変ですが、一つずつ整理していけばちゃんとゴールにたどり着きます。この記事が、あなたが賢く・手間なく・安全に荷物を届けるための、少しでも役に立てばうれしいです。

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