こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。
アメリカに持ち込む食品のおすすめを知りたくて検索すると、アメリカの持ち込み食品でカレーをどうするかや、アメリカの持ち込み食品でカップ麺は大丈夫なのか、さらにアメリカのお菓子の持ち込みまで、いろいろな情報が出てきて迷ってしまいますよね。
そのうえ、カナダの持ち込み禁止食べ物の話や、国際線での食べ物持ち込みのおすすめ、海外旅行でレトルト食品を持ち込みたい人向けの記事、さらには国内旅行の持ち物チェックリストまで一緒に表示されて、「結局、アメリカには何をどう持って行けばいいの?」とモヤモヤしやすいかなと思います。
このページでは、海外生活中の家族や友人、留学中の子どもに日本食を送り続けてきた私の経験をもとに、アメリカに食品を持ち込むときの現実的なルールと、安全に日本の味を楽しむための選び方をまとめました。機内に持参するパターンと、現地の住所に食品を送るパターンを比較しつつ、最終的にどの方法が一番ラクで失敗しにくいかを、あなたの目線でお伝えしていきます。
- この記事で分かること
- アメリカ入国時の食品ルールと禁止品の考え方
- 肉エキス入り食品が危険視される理由と見分け方
- 機内持参と日本から発送する場合のメリット・デメリット
- 三田天喜堂を使って日本の味を安全に届ける具体的おすすめ商品
アメリカ持ち込み食品おすすめ!の前に規制品の基礎知識

まずは、アメリカに食品を持ち込むときの大枠ルールから整理します。ここを押さえておくと、何を持ち込むかだけでなく「そもそも持ち込みがベストなのか?」という判断もしやすくなります。
禁止品リストと代表例
アメリカの食品持ち込みで一番気をつけたいのは、肉類や肉エキスを含む食品です。これは、生肉やソーセージ、ハムのような分かりやすい肉製品だけでなく、カップ麺のスープやカレールー、コンソメ味のスナックなど、原材料に少しでも肉由来の成分が含まれているものまで含まれます。
特に注意したい代表例としては、次のようなものがあります。
| カテゴリー | 没収リスクが高い例 | 備考 |
|---|---|---|
| 肉そのもの | 生肉、冷凍肉、サラミ、ビーフジャーキー | 個人旅行者の持ち込みは原則NG |
| 加工食品 | カレーやシチューのルウ、中華スープの素 | ビーフエキス・ポークエキスなどが入っているとNG |
| インスタント麺 | お肉系フレーバーのカップ麺・袋麺 | パッケージの絵や表記だけでアウトになることも |
| スナック菓子 | コンソメ味、BBQ味など | 肉エキス入りが多く、没収例が多いジャンル |
| 生鮮野菜・果物 | リンゴ、みかん、生野菜など | 害虫や病害防止のため厳しく制限 |
ここで挙げたのはあくまで典型的な例であり、実際の可否は成分や検査官の判断によって変わる可能性があります。最新のルールや詳細な条件は、必ずアメリカ税関(CBP)や米国農務省(USDA)、日本郵便などの公式情報で確認し、最終的な判断は各機関や専門家に相談するようにしてください。
肉エキスの見分け方
「お肉そのものは入っていないから大丈夫」と思いがちですが、原材料表示を見ると、意外なほど多くの食品に肉由来成分が紛れ込んでいます。アメリカ向けに食品を選ぶときは、まず原材料欄をじっくりチェックするクセをつけておくと安心です。
日本語表記の場合は、次のようなワードがあれば肉由来の可能性が高いです。
- チキンエキス・ポークエキス・ビーフエキス
- 肉エキス・動物性油脂・牛脂・ラード
- ゼラチン(お菓子やデザート系に多い)
英語表記の商品なら、以下のような単語が目安になります。
- chicken broth / chicken stock / chicken extract
- beef extract / pork extract / animal fat
- gelatin(特にマシュマロやグミなどに注意)
魚介ベースや野菜ベースのだし、ヴィーガン仕様の商品は肉エキスが入っていないものが多く、アメリカ向けとして選びやすいジャンルです。とはいえ、製造ロットによって成分が変わるケースもあるため、発送前や購入前にもう一度ラベルを確認する習慣を持っておくと安心ですよ。
罰金と没収の実例
アメリカ入国時は、食品の有無を申告書でチェックする必要があります。ここで大事なのは、禁止品かどうかに関係なく、食品を持っているなら必ず申告することです。申告をしていれば、仮に禁止品だったとしてもその場で没収されるだけで済むケースがほとんどです。
一方で、申告をせずに食品を持ち込んでいることが見つかると、食品自体はもちろん没収されますし、追加で罰金を科される可能性もあります。金額は状況や過去の違反歴によって変わりますが、初回でも数百ドル程度の罰金が課されることがあり、あくまで「一般的な目安」としては三百〜千ドル程度と言われることが多いです。
罰金額や取り扱い方針は、空港やタイミング、担当官によっても変わる可能性があります。また、事前登録制の入国プログラムを利用している場合は、違反によって登録が取り消されるリスクもゼロではありません。お金だけでなく、今後の渡航に影響する可能性もあるため、食品の申告は慎重に行うことをおすすめします。
具体的な金額や最新の運用状況については、必ずアメリカ税関や各種公式サイトの情報を確認し、判断に迷う場合は専門家に相談してください。
申告手続きの流れ
実際の入国の流れは、そこまで難しくありません。ざっくり整理すると、次のステップになります。
- 機内で配られる税関申告書または入国前にオンライン申告(空港・航空会社による)
- 食品を持っている場合は「Yes」にチェック
- 入国審査を終えたあと、手荷物を受け取り、税関エリアへ進む
- 申告レーンで「食品を持っている」と伝え、必要に応じて検査へ
このとき大事なのは、聞かれたことに対して落ち着いて正直に答えることです。検査官は「ルールを知らない人」を罰したいわけではなく、「申告せず何かを隠している人」をチェックしたいだけなので、堂々と答えたほうがむしろスムーズだったりします。
私が家族や知人にいつも伝えているのは、「申告すれば没収だけで済むことがほとんど。申告しないほうがリスクが大きい」ということです。ちょっとでも「これは大丈夫かな?」と感じるものがあれば、迷わず申告側に倒しておくと安心ですよ。
機内持参と郵送の違い
日本からアメリカへ食品を持ち込む方法は、大きく分けて「自分でスーツケースなどに入れて持って行く」か、「日本からアメリカの住所あてに発送する」かの二択です。それぞれメリット・デメリットがあるので、あなたの状況にあわせて選ぶのが大事です。
機内持参・スーツケースに入れる場合
- メリット:その場ですぐ食べられる、送料がかからない
- デメリット:重量制限・没収リスク・申告の手間がある
特に、家族みんなの分の食品を詰め込むと、あっという間にスーツケースの重量オーバーになります。さらに、中に入れたものがすべて「持ち込みルールの対象」になるので、選び方を間違えるとかなりの量が没収される可能性もあります。
日本からアメリカへ発送する場合
- メリット:自分でルールを細かく調べなくて済む方法を選べば、精神的にラク
- デメリット:送料や通関のハードル、サービス選びが少し難しい
国際郵便や宅配便を使えば、自宅からアメリカの住所へ荷物を送ること自体はできますが、食品については「どの会社がどの範囲まで対応しているか」がとても重要です。規制はよく変わるうえ、会社ごとに細かい条件や上限金額が決まっていることも多いので、初心者が自力ですべてを理解するのはかなりハードルが高いと感じています。
アメリカに食品を送るルールや、各サービスの向き不向きについては、同じセカイニオクルでまとめたアメリカに食品を送るときの禁止事項と初心者向け発送サービス解説も参考になると思います。
「少しだけ・自分で食べる分」を持って行くなら機内持参でもOKですが、「現地の家族や友だちにたくさん日本食を届けたい」「今後も定期的に送りたい」という場合は、食品に強い発送サービスを使ったほうがトータルでラクです。
アメリカ持ち込み食品おすすめは?手間なく持ち込む最適解

ここからは、「じゃあ実際に何をどう選べばいいの?」という部分を、具体的な商品ジャンルとサービス選びに落とし込んでいきます。結論から言うと、アメリカ向けにチェック済みの商品だけを扱っている専門ショップを使うのが、時間もお金も一番ムダなく済むやり方です。
三田天喜堂の仕組み
私がアメリカ向けの食品発送で一番頼りにしているのが、兵庫県三田市にある日本食品の海外発送専門ショップ「三田天喜堂」です。ここは、海外駐在員や在住日本人向けに特化したお店で、アメリカを含む世界各国への発送実績が豊富にあります。
三田天喜堂の特徴は、商品を国別にきれいに分類していることです。アメリカ向けのカテゴリーには、アメリカに送っても問題になりにくい商品だけが表示されるようになっていて、肉エキスなどの規制に引っかかる商品は、そもそもアメリカ向けとして選べない設計になっています。
つまり、「自分で成分表とにらめっこして、これは大丈夫かな?」と悩む時間を削って、そのままカートに入れて注文するだけでアメリカの住所へ届けてもらえる仕組みなんです。
さらに、サイト内の商品だけでなく、Amazonや楽天市場の商品を代わりに購入して、まとめて海外へ送ってくれるサービスもあります。日本国内向けの通販サイトには「海外発送不可」の商品がまだまだ多いので、そこを埋めてくれる存在としてもかなり心強いです。
アメリカへ送れるもの・送れないものの全体像をざっくりつかみたい場合は、セカイニオクルでまとめている日本からアメリカに送れるもの調査レポートも、あわせてチェックしてみてください。
三田天喜堂でアメリカに届けられる商品の中で運営者おすすめ16選(他にもあります)
カタログには、インスタントラーメンやフリーズドライ味噌汁、レトルトカレー、日本のお菓子、調味料、お米など、「日本にいたときの日常の食卓」をそのまま再現しやすいラインナップが揃っています。特にアメリカ現地では手に入りにくい、日本メーカーのバラエティパックや詰め合わせセットが充実しているのも嬉しいポイントです。
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➤ 日清食品 カップヌードル12種12食 詰め合わせ セット
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➤ フリーズドライ味噌汁 いつものおみそ汁 香り楽しむ5食セット(うめ ゆず 山椒 )
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➤ グルテンフリー 国産 米粉麺 ラーメン 2種12食セット しょうゆ&とんこつ風
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➤ マルタイ 長崎ちゃんぽん 93g
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➤ 古今東西 名店監修 ご当地ラーメン 詰め合わせ10店舗20食セット 常温 半生麺
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➤ 養命酒&永平寺お試し10食セット 当店だけの贅沢セット!薬膳お粥 おためしセット フリーズドライ 和漢素材 ギフトに!
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➤ ハウス バーモントカレー辛口 230g 【海外発送可】
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➤ どん兵衛 天ぷらそば
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➤ 紀州南高梅 贅沢茶漬け山椒だし茶漬け詰合せ 10食入
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➤ 信州産そば湯まで美味しい蕎麦黒 210g 食塩無添加 無塩
送付可能な麺類
アメリカ生活で意外と恋しくなるのが、ラーメンやうどんなどの麺類です。ただ、先ほど触れたように、肉エキス入りのカップ麺やスープは規制の対象になりやすく、自分で選ぶとかなり神経を使います。
三田天喜堂では、アメリカ向けに肉エキスを使わず、魚介や昆布などのだしで味を出している麺類をしっかり揃えています。例えば、
- 魚介だしベースのご当地ラーメンセット
- 貝だしや真鯛だしを使った塩ラーメン
- ヴィーガン仕様のカップ麺・袋麺
といったラインナップです。どれも「日本のラーメンらしい満足感はありつつ、肉エキスは使っていない」という、アメリカ向けにはちょうどいいバランスのものが多い印象です。
特に、お祝いや仕送り用には、いろいろな地域の味を少しずつ楽しめる詰め合わせセットが人気です。箱を開けた瞬間のワクワク感が大きいので、誕生日や引っ越し祝いなどのタイミングにもぴったりですよ。
カップ麺をアメリカに送るときの注意点や通関の考え方については、セカイニオクルのアメリカにカップラーメンを送る際の注意点でも詳しく解説しているので、気になる場合は合わせて読んでみてください。
人気のお菓子
アメリカでもアジアンマーケットなどに行けば日本のお菓子を見かけることはありますが、種類が限られていたり、価格がかなり高めだったりすることも多いです。そこで喜ばれやすいのが、「軽くて日持ちがして、みんなで分けやすい」日本のお菓子です。
具体的には、
- ポテトチップスの塩味や、肉エキス不使用のフレーバー
- 煎餅やおかきなどの米菓
- クッキーやビスケット、ビスコのようなクリームサンド系
- ポッキーやプリッツなどのスティック菓子
あたりが、アメリカでも「日本から来たお菓子」としてかなりウケがいい印象です。逆に、コンソメ味やBBQ味など、パッケージや成分表に肉エキスがはっきり書かれているフレーバーは避けたほうが無難です。
お菓子を選ぶときのコツは、「現地ではなかなか見かけないけれど、重くなくて壊れにくいもの」を選ぶことです。三田天喜堂のアメリカ向けカテゴリーでは、こうした条件に合うお菓子があらかじめピックアップされているので、「これは大丈夫かな?」と毎回迷わずに済みます。
EMS停止の影響
ここ数年、アメリカ向けの国際郵便は、情勢や物流事情の影響を受けて内容が頻繁に変わっています。ある時期には、一定金額を超える荷物の引き受けが一時停止されたり、配送遅延が長期化したりと、「以前と同じ感覚で送ったら予想外のトラブルになった」という声も少なくありません。
また、EMSや国際小包が使えたとしても、肉エキス入り食品の規制そのものが緩くなったわけではありません。郵便が動いていても税関で止まってしまえば意味がないので、「送れる手段があるか」と「中身がルールに合っているか」は分けて考える必要があります。
国際郵便や各社の規制内容は、予告なく変更されることがあります。ここで触れている内容はあくまで執筆時点の一般的な傾向であり、最新の受付状況や上限金額、扱い品目については日本郵便や各宅配会社の公式サイトを必ず確認してください。判断に迷う場合は、郵便局の窓口や各社のサポート窓口に相談し、最終的な判断は専門家や各機関の案内に従うようにしましょう。
このように、「今このタイミングでどの会社がどの程度送れるのか」を自分で調べて判断するのは、正直かなり手間がかかります。だからこそ、アメリカ向けの発送に慣れたショップや代行サービスを選ぶ価値があると感じています。
安心入手の結論
ここまで、「アメリカ持ち込み食品おすすめ」の観点から、持ち込み禁止品や申告のポイント、機内持参と発送の違い、さらに三田天喜堂を例にしたサービスの使い方まで一気に見てきました。
整理すると、
- アメリカの持ち込みルールは、特に肉エキスを含む食品に厳しく、自分で成分を細かくチェックするのはかなり大変
- 機内持参は「少量を自分で食べる分」ならアリだが、量が多くなるほど没収リスクと荷物の負担が増える
- 日本からの発送は、ルールに詳しいショップやサービスを選べば、申告や禁止品チェックを任せられる
という形になります。そのうえで、私が現時点でベストだと考えているのが、アメリカに持ち込む食品のおすすめは、無理してスーツケースに詰め込むのではなく、三田天喜堂のような専門ショップでアメリカ向けにチェック済みの日本食を注文し、現地の住所に直接届けてもらう方法という結論です。
このやり方なら、
- 肉エキスなどの規制に自分で悩まなくていい
- 荷物の重量や没収リスクを気にせずに済む
- 日本の家族からの仕送りにも、自分自身のご褒美にも使える
という三拍子が揃います。アメリカにいる家族や友だちへ、安心して日本の味を届けたいなら、まずは三田天喜堂を前提にプランを組むのが、一番ラクで現実的かなと思います。
アメリカ以外の国へ食品や日用品を送りたい場合や、仕送り全般の考え方については、セカイニオクルでまとめている海外仕送りの食べ物と発送方法のコツも役に立つはずです。いずれにしても、ここでお伝えした内容はあくまで一般的な目安なので、最終的な判断は各国の公式情報や専門家のアドバイスを確認しながら、あなたに合った形で安全・安心な日本食ライフを楽しんでくださいね。

