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イギリスへレトルトカレーを送る方法やルール、EMSやDHL・FedExの違い、送料や日数の目安、関税やVATの考え方、禁制品や個人輸入の注意点が気になるあなたへ。
この記事では、イギリスへの食品発送に関する最新動向を踏まえつつ、レトルトカレーの可否やベジタリアンカレーの扱い、ポチロジを含む各サービスの使い分けまで、迷わず判断できるように整理して解説します。
- この記事で分かること
- イギリスへレトルトカレーを送る際の可否と最新ルールの要点
- EMS・DHL・FedEx・ポチロジの料金感や日数の目安と違い
- 通関や関税・VATの基本、書類作成と梱包の実務
- 初心者が失敗しないための具体的な手順と問い合わせ先
イギリスへレトルトカレーを送る前に知るべき基本

まずは「送れる/送れない」の線引きを明確にしましょう。ここを誤ると、せっかく準備した荷物が税関で没収されたり、配送そのものがキャンセルになるリスクがあります。特に2025年現在のイギリスは、EU離脱後の独自基準を強化しており、食品関連の規制が過去よりも厳格になっています。
イギリスへの食品輸入規制の最新情報
イギリスでは、2025年4月以降、肉や乳製品を含む加工食品の個人輸入が全面的に禁止されました。これは口蹄疫や鳥インフルエンザなどの感染リスクを抑制するための措置で、EU離脱後に独自強化された規制です。つまり、市販のレトルトカレーに「牛肉エキス」や「チキンオイル」といった動物由来成分が含まれていると、開封済みでなくても輸入できません。
この規制は、郵送・宅配便などすべての個人輸入に適用され、税関検査で該当成分が確認された場合、商品は没収・破棄されます。さらに、悪質な場合は罰金(最大5000ポンド)を科されることも。英国政府公式サイト(GOV.UK: Personal food imports)にも詳細が記載されています。
注意:これらの規制は時期や情勢により変わることがあります。ここで紹介する内容はあくまで一般的な目安であり、発送前には必ず最新の公的情報を確認してください。(出典:英国政府公式サイト)
逆に、肉・魚・乳成分を一切含まない食品(スパイス、乾麺、海藻、お茶など)は問題なく発送可能です。送付時には原材料の明記が必要で、英語で「Vegetarian food」「No meat/fish extract」などの補足を入れておくと通関がスムーズになります。
レトルトカレーが禁止される理由と背景
「なぜここまで厳しいの?」と感じる方も多いと思います。背景には、口蹄疫(Foot-and-mouth disease)などの動物感染症防止政策があります。EU時代は一定の共通基準がありましたが、イギリスはEU離脱後、独自ルールを制定し、個人輸入レベルでも厳重に管理しています。
特に「肉エキス」や「乳たんぱく」など、加工過程で混入する動物性成分を完全に排除するのは難しいため、一律禁止という措置が取られています。イギリス農業・環境・食料省(Defra)の資料によると、畜産由来製品を通じた感染拡大の懸念は依然高く、違反した場合は没収や罰金だけでなく、再入国時の荷物チェック強化にもつながる恐れがあります。
要するに、レトルトカレーを送る場合、牛・豚・鶏・魚由来の成分が「完全に含まれていない」ものでなければ通関を通すことはほぼ不可能です。ここを理解しておくことが、イギリス発送の第一歩ですよ。
肉エキスなしカレーを送る条件と注意点
送付できる可能性があるのは完全植物性のベジタリアン/ビーガン向けカレーのみです。たとえ「野菜カレー」と商品名にあっても、裏面の原材料欄に「ポークエキス」「チキンストック」「ビーフオイル」などが含まれていればNGです。
ポイントは、配送会社の担当者に事前に確認を取ること。特にポチロジやEMSの国際郵便マイページでは、写真付きで申請できるため、商品ラベルを送って判断を仰ぐのがベストです。私の経験上、「送っても良い」と明確な回答をもらってから発送するのが安全です。
英文インボイスの記載例
送付する際の英語表記は具体的に書くのがポイントです。
- 品名:Vegetable Curry (No meat/fish extract)
- 数量:3 packs
- 単価:¥500
- 合計:¥1500
- 原産国:Japan
また、税関では「成分証明」や「ラベル写し」を求められることもあります。PDF化して印刷同封するとより確実です。英語で簡単な説明文を添えておくと、現地通関官が判断しやすくなります。
ベジタリアンカレーをイギリスに送る方法
ここからは、実際の流れをより詳しく解説します。やることはシンプルですが、抜けがあると通関で止まってしまうので注意が必要です。
ステップ1:原材料の確認
まず、商品パッケージの裏面を見て、肉・魚・乳・ゼラチンなど動物性原材料が入っていないことを確認します。「植物油脂」「たまねぎペースト」「ココナッツミルク」などはOKですが、「チキンエキス」「魚醤」「ラクトパウダー」が入っていたらNGです。
ステップ2:配送会社への事前相談
次に、ポチロジ、EMS、DHL、FedExのいずれかに事前に相談しましょう。ポチロジはLINEやメール(pochilogi@beforward.jp)で手軽に相談でき、写真を送るだけで禁制品かどうかチェックしてもらえます。
ステップ3:インボイス作成と書類準備
インボイスには必ず「Vegetable Curry (No meat/fish extract)」と明記。内容量や価格、用途(Gift / Personal Use)を明確に書くことで、通関官が「安全な食品」と判断しやすくなります。
ステップ4:テスト送付で様子を見る
最初は少量(1〜2個)で送ってみて、通関がスムーズに通るかを確認するのがおすすめです。問題なければ本配送へ進みましょう。初回から大量に送るのはリスクが高いです。
これらを徹底することで、リスクを最小限に抑えながら合法的に発送することが可能になります。
禁制品リストと見落としやすい食品例
イギリスにレトルトカレーを送るとき、意外と見落とされがちなのが「加工食品に含まれる微量な動物性成分」です。例えば、粉末スープ、ふりかけ、調味だれ、即席みそ汁など、見た目は問題なさそうでもチキンエキスや魚介エキス、かつおだしなどが含まれているケースが多いんです。これらはすべて禁止対象になります。
また、パッケージにイラストとして牛や魚が描かれている商品も税関で止められることがあります。たとえ成分的に問題がなくても、外見で「肉・魚製品」と誤認される可能性があるためです。外装を無地の箱に変えたり、写真やシールを避けるなどの工夫をするだけでも通過率が上がります。
さらに、意外と見落とされがちなのが「成分表の翻訳漏れ」。イギリスの税関は日本語が読めないため、原材料欄に英訳を付けておくのがベターです。たとえば、原文の「植物油脂」「にんじんペースト」などの隣に「Vegetable Oil」「Carrot Paste」と英訳を入れるだけでも効果があります。
イギリス政府の食品輸入ガイドライン(GOV.UK公式資料)では、肉・乳製品・魚介を含む食品を「POAO(Products of Animal Origin)」と定義し、これを含むすべての加工食品を原則禁止しています。曖昧な判断で送るのは避けましょう。
このように、食品ラベルや外観のちょっとした点でも、通関で止まるかどうかが大きく変わります。判断に迷ったときは「安全側に倒す」ことがポイントですよ。
イギリスへレトルトカレーを送る際の関税とVATの仕組み
イギリスでは、商業目的でなくても、一定額を超える荷物には関税やVAT(付加価値税)が課されます。例えば、2025年現在の基準では、個人利用であっても135ポンド(約26,000円)を超える場合は関税対象になることがあります。また、輸入VAT(Import VAT)は金額に応じて5〜20%前後が課税されることが多いです。
ただし、イギリスのVAT制度は日本とは少し異なり、食品に対してはゼロレート(0%)適用になる場合もあります。特にベジタリアン食品やスパイスなどは免税扱いになりやすい傾向がありますが、これはあくまで「現地税関の判断」です。同じ食品でも、税関官によって対応が違う場合があるので、必ず控えめな姿勢で臨みましょう。
| 品目 | 関税率の目安 | VATの扱い | 課税対象 |
|---|---|---|---|
| 動物性カレー(禁止) | ー | ー | 輸入不可 |
| 植物性カレー | 0〜5% | 0〜20% | 課税対象(135ポンド以上) |
| スパイス・調味料 | 0% | 0% | ほぼ免税 |
| ギフト扱い食品 | 0〜2% | 5〜20% | 受取人に課税 |
重要なのは、「ギフトだから免税」ではないという点です。多くの方がここで誤解しますが、ギフトでも税関判断で「商業価値あり」と見なされる場合は課税されます。つまり、受取人が思わぬ税金を払うことになる可能性があるんですね。
これを防ぐには、発送前に受取人へ「関税・VATが発生する場合がある」と共有しておくこと。そして、配送会社のインボイスに「Gift – No commercial value」と明記すること。このひと手間が、トラブル防止につながります。
初めてでも安心!イギリスにレトルトカレーを送る最適サービス

ここからは、実際にどの配送サービスを選べばいいのかを解説します。イギリスへの食品発送は一般貨物よりも難易度が高いですが、サービスをうまく選べば、初心者でもスムーズに進められます。結論から言うと、初心者は「ポチロジ」に依頼するのが最も安全でコスパも良いです。ここでは、EMS・FedEx・DHL・ポチロジを比較しながら、それぞれの特徴を整理していきます。
EMS・FedEx・DHL・ポチロジの特徴比較
国際配送サービスにはそれぞれ得意分野があります。まずは特徴を整理してみましょう。スピード重視ならFedExやDHL、コスト重視ならEMS、そして手間を省いて通関ミスを避けたいならポチロジがベストです。食品を扱う場合は「通関代行」や「禁制品チェック」がついているかどうかが重要です。
| サービス | 向き・特徴 | 日数の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ポチロジ | 初心者・食品対応に強い | 2〜7日 | 禁制品チェック・書類作成・通関代行すべて対応 |
| EMS | コスト重視 | 3〜7日 | 料金は安いが自己責任での書類作成が必要 |
| DHL | 法人・業務利用向け | 2〜5日 | 追跡精度高い/食品は要事前確認 |
| FedEx | 最速・信頼性高い | 1〜3日 | 書類精度必須/運賃は高額 |
この表の通り、ポチロジは「丸投げできる」点が最大の強みです。担当者が成分表を見て禁制品かどうか判断し、適切なHSコードを設定してくれます。自分で書類を作るのが不安な人、海外発送が初めての人には理想的な選択肢ですよ。
ちなみに、ポチロジの運営元は国際輸送実績を持つ「BE FORWARD」。中古車輸出で培った通関ノウハウを食品輸送にも応用しているため、確実性が高いです。
ポチロジを使ってイギリスへ送る手順と流れ
ここでは、実際にポチロジを使ってイギリスへレトルトカレーを送る流れをステップごとに紹介します。難しそうに見えますが、実際には担当者がほとんど代行してくれるので安心です。
ステップ1:相談と写真送付
まずはポチロジのLINE公式またはメールに「送りたい商品名」「成分表写真」を送ります。担当者が禁制品チェックを行い、OKであれば発送準備に進めます。
ステップ2:見積と書類確認
次に、送料・到着予定日・書類内容をメールで確認します。特に食品の内容記載が曖昧だと再提出になるので、担当者からのフィードバックを丁寧に確認しましょう。
ステップ3:集荷・発送
国内倉庫への持ち込みまたは集荷を依頼し、最終確認後に国際発送されます。追跡番号はメールまたはLINEで共有され、到着までリアルタイムで確認できます。
このように、ほぼ全工程でサポートしてくれるので、初心者でも安心して利用できます。トラブル時も日本語対応してくれるのが心強いですよ。
なお、食品発送には各国の法改正が頻繁にあるため、正確な最新情報はポチロジ公式サイトや英国政府サイトで確認してください。
ここまでで、レトルトカレーを安全にイギリスへ送るための具体的な準備とサービス選びの基本を理解できたと思います。
通関手続き代行で失敗しない方法
イギリスへの発送で最も多いトラブルが、通関での書類不備や禁制品判定による差し止めです。これを防ぐには、「書類の精度」と「事前確認」の2点が重要になります。特に食品を送る場合、品名を「Food」「Japanese Curry」といった曖昧な表記にすると、税関で追加書類を求められ、結果的に1〜2週間遅延することもあります。
そこでおすすめなのが、ポチロジの通関代行を利用すること。担当者が商品内容を確認し、正しいHSコード(国際統一関税分類番号)を割り当ててくれます。例えば「レトルトカレー(植物性)」の場合、HSコードは「2103.90(ソース類)」や「2005.99(野菜調理品)」になることが多いのですが、素人では判断が難しい部分なんですよね。
通関でトラブルを防ぐ具体策
- 申告書の英語表記を具体的にする(例:Vegetable Curry, No meat/fish extract)
- パッケージの原材料表記をコピーして添付
- インボイスに品名・数量・単価・総額・用途をすべて明記
- 価格を実際の購入金額に近い額で記載(過少申告NG)
- 内容が複数種類ある場合は個別に記載(例:Curry 2packs + Noodles 1pack)
書類を整えるだけで、通関がスムーズに進む確率は格段に上がります。通関代行サービスを使う最大のメリットは、こうした煩雑な部分をプロが肩代わりしてくれる点にあります。
また、書類の不備によって一度差し止めになると、返送・再送のコストが数千円〜数万円単位で発生することも。特に国際便は再利用できない送り状が多いため、費用も時間も倍増してしまうんです。だからこそ、最初の段階で通関の専門家に任せるのが結果的に安上がりになります。
なお、この記事で紹介する内容は一般的な手順です。最新の関税制度や食品輸入条件は変動するため、正確な情報は英国政府および配送会社の公式サイトを確認し、最終的な判断は専門家へ相談してください。
集荷・補償・追跡サービスの違いを徹底比較
国際発送では、料金以外に「集荷」「補償」「追跡」が非常に重要です。これらがしっかりしていないと、紛失や破損が起きたときに泣き寝入りすることになってしまいます。ここではEMS、DHL、FedEx、ポチロジの3点比較をしてみましょう。
| サービス名 | 集荷 | 補償 | 追跡精度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| EMS | 郵便局無料集荷対応 | 最高200万円まで可 | 中精度 | コスパ良く、安心感も高い |
| DHL | 予約制/迅速 | 内容に応じて柔軟 | 高精度 | 法人利用が多く安定運航 |
| FedEx | 予約制 | 保証強いが高額 | 非常に高精度 | スピード重視 |
| ポチロジ | 提携業者集荷 | 個別見積で柔軟対応 | 提携キャリアの追跡利用 | 初心者でも簡単 |
食品を送る際は補償条件を必ず確認しましょう。破損や液漏れなどは「梱包不備」とされることがあり、補償の対象外になることがあります。ポチロジでは、事前に担当者が梱包チェックを行ってくれるため、トラブルを未然に防げるのが大きなメリットです。
梱包材はエアクッション(プチプチ)+ジップロック+厚手の箱が基本。液漏れを防ぐために2重包装を意識しましょう。野菜や果物が印刷された箱は避けるのが鉄則です。
初心者におすすめなのはなぜポチロジなのか


結論から言えば、ポチロジは初心者でも失敗しない仕組みが整っているからです。禁制品の判定、インボイス作成、HSコード分類、梱包アドバイス、税関対応まで、すべて日本語でやりとりできます。他社では「通関NG」とされるケースでも、ポチロジの担当者が代替案を提示してくれることが多く、柔軟性が高いのもポイントです。
たとえば、動物性成分を含む製品が混ざっている場合、「植物性代替商品に差し替えましょう」という提案をしてくれることもあります。こうしたサポートは、他社ではなかなか受けられません。一緒に考えてくれる輸送サービスという意味で、海外発送初心者にとって非常に心強い存在です。
さらに、配送ステータスはLINEやメールで逐一報告されるため、追跡サイトを毎回チェックする手間もありません。現地到着後の通関状況や受け取り完了通知も日本語で届くので、英語が苦手な人でも安心ですよ。
ポチロジを使えば、「とりあえず送ってみよう」という感覚で始めても安全です。失敗しがちな書類部分をすべてカバーしてくれるから、初回から高確率で通関を通過できます。
まとめ:イギリスにレトルトカレーを送るならポチロジが最適
ここまで見てきたように、イギリスへレトルトカレーを送るには多くのルールと注意点があります。肉・魚・乳成分が含まれる製品は基本的にNGで、送れるのは完全植物性のカレーのみ。そして、通関をスムーズに通すには「正確な書類」「明確な成分表示」「信頼できる配送会社」が欠かせません。
ポチロジを利用すれば、通関・書類・梱包・追跡まで一貫してサポートしてもらえます。初心者でも安心して依頼できる点が最大の魅力です。特に初めての海外発送で不安がある方は、丸投げに近い形で依頼できるポチロジを選ぶのが確実です。
- 一般的な肉入りレトルトは不可、完全植物性のみ検討
- インボイスは具体的に、原材料の写しを準備
- 迷ったら事前に配送会社へ確認、少量テストから
- 費用・日数は変動、最新情報の確認が欠かせません
繰り返しますが、ここで紹介している内容はあくまで一般的な目安です。規制や条件は日々更新されています。正確な情報は必ず英国政府公式サイトや各配送会社の最新案内を確認してください。最終的な判断は専門家に相談するのが安心です。
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最後にもう一度。費用や日数、可否判断は時期や地域、申告内容で変わります。この記事は参考情報であり、最終判断は自己責任でお願いします。疑問点は各社サポートや専門家に必ずご相談ください。








