留学のスーツケースは何個必要?23kg制限で失敗しない完全ガイド

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こんにちは。セカイニオクル運営者のアキです。

留学準備を進めていると、留学スーツケースは何個が正解なのか、サイズはLで足りるのか、2個持ちは空港移動が地獄にならないか、重量制限23kgに収まるのか、航空会社の追加料金はどれくらいか、後送や船便にするべきか、現地購入で済むのか……このあたりが一気に不安になりますよね。

この記事では、留学期間や渡航先の気候に合わせて、スーツケースの個数をどう決めるかを整理しつつ、23kg制限で失敗しない詰め方と、2個持ちの重量配分まで、実例ベースで具体的にまとめます。

  • この記事で分かること
    • 留学期間別にスーツケースが何個必要かの目安
    • 23kgの重量制限を超えないパッキングの考え方
    • 2個持ち・後送・現地購入のベストな使い分け
    • 航空会社の追加料金とコスト比較の判断軸
目次

留学スーツケースは何個必要か判断基準

留学期間で即決:スーツケースは何個?

悩むところですが、結論はかなりシンプルです。半年以内は1個1年以上は2個が標準ライン。 まずはここで“型”を決めると、荷物設計が一気にラクになります。

  • 半年以内の留学

    スーツケース1個(Lサイズ)が標準

    重量目安:23kg

    イメージ:「洗濯で回す」スマート運用
    1週間分の服をローテして、現地洗濯で回す前提だと収まりやすいです。

  • 1年以上の留学

    スーツケース2個(各Lサイズ)が標準

    重量目安:23kg×2=計46kg

    イメージ:「四季+教材」しっかり持参
    季節物の服・教科書・生活用品が増えやすいので、2個のほうが破綻しにくいです。


※数値はあくまで一般的な目安です。航空会社の受託手荷物ルール(個数・重量・サイズ)は運賃や路線で変わることがあるため、正確な情報は航空会社の公式サイトで必ず確認してください。 不安がある場合は、旅行会社や運送会社など専門家への相談もおすすめです。

留学期間別のスーツケース個数目安

私のおすすめはかなりシンプルで、まず留学期間で基準を決めます。ここがブレると、スーツケースのサイズ選びも、後送の判断も、全部がグラつきます。逆に言えば、期間で「ざっくりの型」を決めてしまえば、細かい荷物リストは後から整えるだけで済むんですよ。

目安として、半年以内なら1個(Lサイズ、23kg)、7〜12ヶ月なら2個(各23kg)、1年以上なら2個+船便10〜20kgがいちばん失敗が少ないラインです。半年以内は「衣類1週間分をローテして洗濯」で回せますし、生活用品も現地で揃えやすいので、1個運用が現実的です。逆に1年以上になると、四季をまたぐ衣類に加えて、教科書や生活用品も増えがちなので、「1個に収める」発想がそもそも破綻しやすいです。ここ、気になりますよね。

個数の基準(目安)

  • 半年以内:スーツケース1個(Lサイズ、80〜100L)で十分
  • 7〜12ヶ月:スーツケース2個(各23kg、計46kg)が標準
  • 1年以上:スーツケース2個+船便後送10〜20kgが効率的

数値はあくまで一般的な目安です。最終的には渡航先の気候や航空会社の規定(受託手荷物の個数・重量・サイズ)を公式サイトで必ず確認してください。

「じゃあ私はどこに当てはまるの?」となったときは、次の表をそのまま使ってOKです。ここでいう“総重量目安”は、受託手荷物の枠内に収めるための設計ラインで、出発時点でギリギリに寄せないほうが後悔しにくいです。特に帰国時は、だいたい荷物が増えます。お土産、現地で買った服、授業で増えた資料。これで「帰りだけ超過」みたいな事故が起こりがちなので、出発時点で少し余白を作るのがコツです。

留学期間推奨個数総重量目安補足
1〜3ヶ月1個18〜23kg季節限定、現地調達メイン
4〜6ヶ月1個20〜23kg後送も検討
7〜12ヶ月2個40〜46kg四季対応、スペース余裕あり
1年以上2個+後送46kg+10〜20kg船便併用、コスト最適化

さらに、ここに「気候」を掛け算して微調整します。寒冷地(カナダ、北欧)は冬物がかさばるので、1年でも2個+後送が現実的です。温暖地(オーストラリア、東南アジア)は冬物が少ないので、1年でも1個+後送で回せるケースがあります。四季がある地域(アメリカ東海岸、イギリス)は2個が標準、と捉えるのがいちばんブレません。

気候でズレるポイントは「冬物」と「住居」

気候でズレるのは、ほぼ冬物です。ニット、ダウン、ブーツは体積も重さも持っていきます。さらに、住居が狭い国や寮だと「スーツケース2個を保管できない」問題が出てきます。2個持てるとしても、部屋の隅で常に圧迫感がある…みたいな状態になりがちです。そういうときは、個数だけで戦わず、後送(船便)や現地購入の組み合わせで“生活の快適さ”も取りにいくのが正解だと思います。

最後に、ここは重要なのでハッキリ書きます。受託手荷物の無料枠や個数、重量は航空会社・運賃・路線で変わることがあります。あなたのチケット条件の最終確認は、必ず航空会社公式の案内で行ってください。迷ったまま空港に行くのが一番しんどいです。

留学スーツケースの重量制限23kg対策

ここが一番効きます。スーツケースは容量だけ見て買うと、23kg制限で詰められずに終わります。ポイントは本体重量を軽くして、中身に重量を回すこと。これ、地味だけど破壊力がすごいです。

23kg制限での現実的な考え方

  • スーツケース本体が軽いほど、中身に回せる重量が増える
  • 「容量が大きい=たくさん持てる」ではなく「重量に余裕がある=持てる」
  • 23kgは航空会社や路線で条件が変わることがあるので、最終確認は公式サイトが必須

例えば、受託手荷物が23kg制限だとして、本体が2.8kgのスーツケースなら、理論上は中身に20.2kg使えます。逆に本体が4.8kgだと、中身は18.2kg。たった2kg差に見えて、実際は「厚手ニット数枚」や「専門書数冊」が入るか入らないかの差になります。留学だと、ここがキツいんですよね。

そしてもう一つ。重量制限は“数字”だけじゃなく、運用が大事です。出発前にラゲッジスケールで計って、22kg程度で止める。空港で計ると、時間もメンタルも削られます。さらに、乗り継ぎがあるなら、計量のタイミングや荷物の開けやすさも重要です。空港の床でスーツケースを全開にするの、あれ本当にしんどいです。

客観的な根拠として、航空会社公式の受託手荷物ルールは必ず目を通しておいてください。運賃や旅程(コードシェア便など)によって適用ルールが変わるケースもあるので、最後は一次情報で確認するのが安心です。

(出典:日本航空『国際線 お預けのお手荷物』)

実例で「23kgの中身」を体感する

具体例でイメージを固めます。半年留学の1個運用は、うまくやるとここまで現実的に収まります。ポイントは、衣類を「持っていく枚数」ではなく「重さ」と「回転(洗濯で回す)」で設計しているところです。

【実例】カナダ半年留学(20代女性)の荷物内訳
カテゴリー内容重量
衣類ヒートテック極暖5枚(各150g)、超極暖2枚(各200g)、Tシャツ10枚、ジーンズ3本、ニット5枚、下着・靴下2週間分約8kg
靴類スニーカー1足(600g)、ブーツ1足(1kg)、サンダル1足(300g)1.9kg
化粧品・衛生用品スキンケア、化粧品、洗濯ネット3枚、歯ブラシ6本、タオル3枚2kg
電子機器ノートPC(1.5kg)、充電器類、変換プラグ2個、モバイルバッテリー(300g)2.5kg
日本食・常備薬インスタント味噌汁10食(500g)、お茶漬け10食(200g)、ふりかけ、風邪薬、胃腸薬、鎮痛剤1.5kg
書籍・文具参考書3冊(各400g)、ノート、筆記用具1.5kg
その他折りたたみ傘(200g)、爪切り・耳かき、ラゲッジスケール(100g)、圧縮袋1.3kg
スーツケース本体サムソナイト C-LITE 94L2.8kg
合計22.5kg

この実例の成功ポイント

  • 超軽量スーツケース(2.8kg)で荷物に20.2kg使える設計
  • 圧縮袋で冬物の容積を約1/2へ(ただし圧縮しすぎは衣類を傷める)
  • 醤油・味噌は現地調達(日系スーパーで購入可能)
  • 教科書は電子書籍化してKindleで持参

冬物は圧縮袋で詰めて、ぴったり収まりめます。ヒートテック極暖があれば、厚手のセーター3枚分の荷物を削減できます

次に1年以上の例。2個持ちになると、重量に余裕が出るぶん「何をどっちに入れるか」と「各何kgに止めるか」の戦略が効いてきます。ちなみにこのケースは、2個合計で44kg。制限46kgに対して2kgの余裕がある状態で、帰りのお土産や増えた教材に対応できる余白を最初から作っています。

エース パリセイド3-Z 100L(本体4.8kg)を2個使う場合、中身に使える重量は(23-4.8)×2で計36.4kgが目安になります。ここまで数字で見えると、荷物の見通しが立ちますよ。

【実例】アメリカ1年留学(20代男性)1個目:22kg(すぐ使うもの)
カテゴリー内容重量
春夏秋の衣類Tシャツ15枚、長袖シャツ8枚、ジーンズ4本、ショートパンツ3本、薄手ジャケット2枚、下着・靴下3週間分9kg
靴類スニーカー2足(各600g)、革靴1足(700g)、サンダル1足(300g)2.2kg
日用品タオル5枚、洗濯ネット5枚、シャンプー・ボディソープ(各200ml)、歯ブラシ12本2.5kg
電子機器ノートPC(1.8kg)、タブレット(500g)、充電器類、変換プラグ2個、USB充電器、モバイルバッテリー2個(各300g)3.5kg
スーツケース本体エース パリセイド3-Z 100L4.8kg
合計22kg
【実例】アメリカ1年留学(20代男性)2個目:22kg(冬物・書籍)
カテゴリー内容重量
冬物衣類ヒートテック超極暖7枚(各200g)、厚手ニット6枚、ダウンジャケット1枚(700g)、冬用ジーンズ2本、マフラー・手袋8kg
靴類スノーブーツ1足(1.2kg)、スリッパ(200g)1.4kg
書籍・教科書専門書5冊(各500g)、辞書1冊(800g)、参考書3冊(各400g)4.3kg
日本食・常備薬インスタント味噌汁30食(1.5kg)、お茶漬け20食(400g)、ふりかけ10袋(300g)、常備薬セット(500g)3.2kg
その他折りたたみ傘、爪切り・耳かき、ラゲッジスケール、予備タオル3枚、延長コード0.3kg
スーツケース本体エース パリセイド3-Z 100L4.8kg
合計22kg

この実例の成功ポイント

  • 1個目に「すぐ使うもの」、2個目に「季節外れ・後回しOK」を分類
  • 書籍は厳選(5冊以上はKindle化も検討)
  • 冬物は出発時期によっては後送も選択肢
  • 余裕2kgは帰りのお土産用スペース

本人談:「2個持ちは空港での移動が大変だったけど、必要なものは全部持っていけました。特に教科書は現地で高いので、日本から持参して正解でした」

安全・ルール面の注意(薬・食品・電池)

なお、留学中に食品や薬を持ち込む場合は、国ごとにルールが違います。違反すると没収だけで済まないこともあるので、最終的には入国先の公式情報・航空会社の規定を必ず確認してください。安全面で不安がある場合は、専門家や運送会社にも相談したほうが確実です。特にモバイルバッテリーや電池類は、預け入れ禁止や条件付きがあるので、ここは必ずチェックしてから詰めてください。

関連して、セカイニオクル内では留学のパッキング全体や、後送の考え方を深掘りしています。必要ならあわせてどうぞ。

留学スーツケースのサイズ選びLかM

個数と並んで迷うのがサイズです。半年以内で1個運用なら、私はLサイズ(80〜100L)が基準だと思っています。理由は単純で、衣類の嵩(かさ)を容量で吸収しつつ、23kgで止められるから。ここでMサイズを選ぶと、容量が先に詰まりやすくて、結局「追加バッグ」「現地で急ぎ買い足し」になりがちです。

ただし、ここで勘違いしがちなのが「Lサイズなら何でも入る」という発想です。実際には、Lサイズでも重量制限が先に来ます。だから、サイズ選びは容量重量の両方で最適化します。半年以内の1個運用は、Lサイズで“余白を作っておく”ほうが、詰め方の自由度が上がって結果的にラクです。

サイズ選びの現実的な結論

  • 半年以内:Lサイズ1個(80〜100L)が扱いやすい
  • 1年:Lサイズ2個が標準(容量と重量の両面で安定)
  • 住居が狭い国や寮:2個の保管が厳しいなら1個+後送で設計

L×2 vs M+Lはどっちが正解?

1年留学の王道は、やっぱりLサイズ×2です。各23kgを使い切れるので、重量設計が簡単になります。一方で「M+L」は移動しやすい反面、Mが容量不足になりやすいです。特に教科書や冬物が入った瞬間に、Mが窮屈になります。ここ、想像以上に早い段階で来ます。

Lサイズ×2(推奨)Mサイズ+Lサイズ
各23kgを使い切れる移動しやすい
容量に余裕が出るMが容量不足になりやすい
帰りのお土産も余裕重量配分が難しい
保管スペースが必要Mを短期旅行に使い回せる

結論として、1年留学ならLサイズ×2が標準。移動の大変さより、荷物の余裕と運用の安定を優先したほうが、トータルでストレスが少ないかなと思います。ただし、イギリスみたいに住居が狭いケースは例外になりやすいので、その場合は「1個+後送」に寄せるのが現実的です。

留学スーツケース2個持ちの注意点

2個持ちで詰むポイントは、荷物の量よりも「移動」です。空港、乗り継ぎ、寮の階段、バス移動。この全部を想像すると、2個持ちはそれなりに負荷がかかります。しかも、到着日はだいたい疲れてます。そこに2個持ちは、普通にしんどいです。

2個持ちで起きやすいトラブル

  • 空港内の移動が2倍しんどい(カートがないと詰みやすい)
  • 乗り継ぎ便で片方が遅延・ロストするリスク
  • 帰りの荷物が増えて超過料金に刺さる

対策は「道具」と「分け方」でほぼ決まる

対策はシンプルで、まず空港カートを必ず使うこと(無料の国が多いです)。次に、スーツケースベルト(キャスター付きで連結できるタイプ)で2個を連結すると、移動がかなりラクになります。連結できない場合でも、片方のハンドルにサブバッグを掛けないようにするだけで安定します。ハンドルに荷物を掛けると、曲がるたびに倒れやすくてイライラします。

そして、分け方。ここがいちばん重要です。1個目に到着後3日間の必需品を集約しておくこと。ロストバゲージは確率は低くても、起きたときの破壊力が高いので、ここは保険です。具体的には、下着・着替え、洗面、最低限の防寒、PCと充電器、薬、初日の食事に困らない軽食。このへんは1個目と機内持ち込み側に寄せます。

乗り継ぎは「時間」と「タグ」で事故を減らす

乗り継ぎ便がある場合は、乗り継ぎ時間に余裕を持ってください。私は最低2時間は取る派です(空港や旅程によって変わるので、無理があるなら旅程自体の見直しも検討したほうがいいです)。荷物に関しては、追跡番号を両方ともすぐ出せるように保存。スマホのメモとスクショ、両方あると安心です。

また、帰りの荷物が増えて超過料金に刺さるのもあるあるです。だからこそ、出発時は各22kgくらいに抑えて、余裕2kg×2個=4kgを作っておく。これが効きます。お土産は軽いものを優先(お菓子、雑貨)。重いもの(本や調味料)は船便に寄せる。ここまでがセットです。

後送の考え方は、セカイニオクル内の記事でも詳しく整理しています。

留学スーツケース後送と船便比較

1年以上の長期留学は、スーツケース2個(計46kg)+船便10〜20kgの併用がかなり合理的です。船便は1〜3ヶ月かかりますが、料金は約7,900円/10kgが目安で、重いものを安く送れます(料金や条件は時期・事業者で変動するので、必ず公式サイトで確認してください)。

船便の強みは「時間はかかるけど、とにかく安い」こと。逆に弱みは「必要なタイミングに手元にない」ことです。だから、船便で送るべきものは、ルールがあります。私は重いけど、すぐ不要を徹底します。これができると、2個持ちの移動負担とコストの両方を削れます。

船便で送るもの(重いがすぐ不要)

  • 季節外れの衣類(冬物コート、厚手セーター)
  • 書籍・参考書(辞書、専門書)
  • 日用品ストック(シャンプー詰め替え、洗剤、ティッシュ)
  • 趣味グッズ(楽器、画材、スポーツ用品)

発送タイミングは「出発2〜3ヶ月前」がラク

発送は出発2〜3ヶ月前が目安。到着後に生活が立ち上がった頃に受け取れると、タイムラグが一番ストレスになりません。逆に、出発直前に送ると「いつ届くの?」の不安が残りやすいです。現地で住所が確定していない人もいるので、その場合は学校や滞在先の受け取りルールも事前に確認してください。

また、ポチロジはそう言った不安がある場合に問い合わせに応じてくれます。送付したい物と合わせて問い合わせしてみるとよいでしょう。

後送に向かないものもある

後送は万能ではありません。薬や高価な電子機器、すぐ必要な衣類、貴重品は基本的に手元で管理したほうが安全です。また食品は検疫や持ち込み規制が絡むので、国ごとのルール確認が必須です。ここは「最終判断は公式情報」+「不安なら専門家に相談」で進めるのが、いちばん事故が少ないです。

留学スーツケースは何個で賢く詰める

ここからは「何個にするか」ではなく、「どう詰めるか」に振ります。23kg制限を守りつつ、現地で困らない荷物設計に落とします。2個持つ場合の重量配分戦略、後送・現地購入の割り切り、追加料金との比較まで、一気に整理します。

留学スーツケースのパッキング手順

私はパッキングを感覚でやらず、手順で潰します。特に2個持ちや後送を絡めると、順番を間違えると一気に崩れます。あなたもたぶん、最後の最後で「入らない」「重い」「どっちに入れた?」ってなりたくないですよね。だから、最初からフローを決めておくのがいちばんラクです。

2個持ちの場合の“崩れない”基本手順

  1. 全荷物を3カテゴリーに分類:A(すぐ使う=1個目)/B(後回しOK=2個目)/C(機内持ち込み)
  2. 各スーツケースで4分割の法則を適用:底部(キャスター側)/上部/中央/隙間
  3. 計量と調整:1個目→22kg、2個目→22kgに調整
  4. ラベル・タグで識別:赤FIRST(すぐ開ける)/青SECOND(後で開ける)

ステップ1:分類が9割(A/B/Cが決まれば勝ち)

A(すぐ使う)には、到着後1週間で必ず使うものを入れます。衣類なら1週間分のローテ、タオル、洗面、洗濯ネット、変換プラグ、PC、最低限の靴。B(後回しOK)は、季節外れの衣類や予備、日本食ストック、授業開始まで急がない書籍。C(機内持ち込み)は、貴重品、薬、充電系、到着初日の安心材料です。

この分類が曖昧だと、空港到着後に「どこに入れたっけ」で詰みます。海外の寮だと、到着初日に買い物に行けないこともあります。だから、AとCは“最初の72時間を生き延びるセット”として作るのがコツです。

ステップ2:4分割の法則は「移動ストレス」を消す

4分割の法則は本当に効きます。底部(キャスター側)に重いもの(靴、本、洗面用具)、上部に軽いもの(衣類、タオル)、中央に壊れやすいもの(化粧品、電子機器)、隙間に軽い乾物(インスタント食品、ふりかけ)。これで、キャスターが暴れにくく、破損リスクも下がります。

ありがちな失敗は、重い本を上に置くこと。移動中に重心が高くなって、段差で倒れやすくなります。逆に、液体を外周に置くのも危険です。圧力で漏れたり、衝撃で割れたりします。こういう「地味な事故」を手順で潰すのが、結果的に一番ラクです。

1個で足りるか不安を消す3つ

半年以内の1個運用で不安が残る人は、ここを押さえると体感が変わります。ポイントは「体積」と「重量」と「帰国時の減量」を同時に考えることです。

1個で足りるか不安を解消する3つのポイント

  • 圧縮袋:容積は約50%削減が目安。ただし圧縮しすぎると衣類を傷めるので30%程度の圧縮に抑える
  • 着る:出発当日に重い衣類を着ていけば1〜2kg削減できる
  • 捨てる前提:現地で処分予定のものを持参すれば、帰りの荷物が減る

「着る」って地味ですが、効きます。冬出発なら、厚手ダウンジャケット(約700g)、ブーツ(約1kg)、厚手ジーンズ(約500g)を身につけるだけで、スーツケースが1〜2kg軽くなります。夏出発でも、スニーカー(約600g)と厚手ジャケット(約500g)を着れば、同じように削れます。あなたが空港で快適かどうか、ここで決まります。

「捨てる前提」は、罪悪感がなければ最強です。古いTシャツや下着は、現地で処分する前提で持っていく。使い切れる量の化粧品やシャンプーを持っていく。読み終わったら処分する本を持っていく。帰国時に“自然に軽くなる設計”にしておくと、超過料金の恐怖がかなり減ります。

圧縮袋の効果例通常圧縮後
ヒートテック5枚500ml250ml
厚手ニット3枚3L1.5L
ダウンジャケット1枚5L2L

留学スーツケース重量配分のコツ

2個持ちで快適さを左右するのは、どっちに何を入れるかです。私の推奨は、1個目に生活立ち上げ、2個目に季節・予備で固定すること。ここが決まると、到着後の生活が一気にラクになります。あなたが最初の1週間を穏やかに過ごせるかどうか、ここにかかってます。

基本原則:1個目=生活立ち上げ、2個目=季節・予備

  • 1個目:到着後1週間で必要(衣類ローテ、日用品、電子機器、すぐ使う靴)
  • 2個目:到着後1ヶ月以降でもOK(冬物、書籍、日本食ストック、予備の靴)

重量配分の黄金比は「22kg+22kg」

そして重量配分は、23kg制限ギリギリにせず、各22kgに抑えるのが最適解です。1kgの差は、乗り継ぎや階段で体感がかなり違います。特に海外の駅や寮はエレベーターがないことも普通にあります。そこで23kgを持ち上げるのは、想像よりしんどいです。

ありがちな失敗

1個目15kg、2個目23kgのように偏らせると、重い方が階段で詰みやすいです。一見「軽い方をラクに運べばいい」ように見えますが、実際は重い方が持てなくなって、何度も往復する羽目になります。体力も時間も削られて、到着初日から疲弊しがちです。

成功例は逆で、22kg+22kgの均等配分。両方をキャスターで転がせば、片手ずつで移動できます。階段では1個ずつ持ち上げますが、重量が均等なので疲労が分散されます。地味だけど、これが“留学初日の快適さ”を決めます。

ラベル運用で「どっちを先に開けるか」を迷わない

もう一つ効くのが、ラベル運用です。1個目に赤いタグで「FIRST(すぐ開ける)」、2個目に青いタグで「SECOND(後で開ける)」。これ、くだらないようで効きます。深夜に到着して疲れているとき、どっちを開けるかで迷わないのは正義です。

留学スーツケース現地購入の考え方

現地購入は、荷物を減らす最強手段です。ただし「何でも現地で買えるでしょ」と雑に割り切ると、到着直後に困ることもあります。私は現地購入は消耗品・かさばるものに寄せるのが安全だと思っています。あなたもたぶん、到着初日から買い物で走り回りたくないですよね。

現地購入に向くもの

  • シャンプー、洗剤、ティッシュなどの消耗品
  • タオル、ハンガー、収納ケースなどの生活用品
  • 渡航先の気候に合わせたアウター(特に寒冷地の高性能ダウン)

国別・季節別の荷物調整(目安)

国別のざっくり感覚(目安)

  • アメリカ(四季あり、現地調達容易):Amazon Primeの配送が強く、日系スーパー(Mitsuwa、Nijiyaなど)で日本食も入手しやすいので、1年留学でも1個+後送で回せることが多い。ただし調味料は日本の2〜3倍の価格になりがち
  • カナダ(極寒、冬物かさばる):-30℃対応のアウターは日本製だと不足することも。Canada Goose、Mackageなど現地ブランドが性能面で強いので、冬物は現地購入も検討。ヒートテックは日本から持参推奨(海外ユニクロは薄手が中心のこともある)
  • イギリス(雨多い、住居狭い):学生寮の部屋が狭いとスーツケース2個の保管が困難になりがち。折りたたみ傘は日本製が高品質で安心。化粧水は現地で「日本で使ってた感じのもの」が見つからないこともあるので、保湿重視のものは持参が無難
  • オーストラリア(温暖、検疫厳格):冬物が少なく済む(最低気温10℃前後の地域も多い)ので1年でも1個運用が現実的。食品持ち込みは最小限に(罰金リスクがあるので、必ず公式ルール確認)

地域差が大きいので、最終判断は渡航先の公式ルールや学校・滞在先の案内を確認してください。不安がある場合は専門家に相談したほうが確実です。

現地購入で失敗しにくいのは「消耗品」と「その国の気候に最適化された衣類」です。逆に、失敗しやすいのは「日本で使っていた肌に合うもの」「サイズ感が難しい靴」「授業で必要な特定の教材」です。ここはあなたの生活スタイルに合わせて、無理に全部を現地に振らないほうが安心です。

留学スーツケース航空会社料金比較

2個目を追加するか、船便にするか、現地購入に振るかは、コスト比較で腹落ちさせるのが一番早いです。目安として、よくある比較はこんな感じです。ここ、迷いやすいポイントなので、私は数字で判断するのをおすすめしています。

航空会社の2個目料金は目安で約20,000円(200ドル)、船便20kgは約15,000円、現地購入(冬物一式の例)は15,000〜30,000円。もちろん為替や時期、路線、航空会社の規定で変わります。だからこそ、最終的には公式サイトで最新情報を確認してください。

選択肢メリットデメリット向いているケース
2個目追加到着と同時に使える移動が大変、料金高めすぐ必要なもの、四季対応
船便最安、容量の制約が少ない1〜3ヶ月かかる季節外れ、書籍、ストック
現地購入荷物ゼロ、現地仕様品質差、探す手間消耗品、かさばるもの

金額の目安(変動あり)

  • 航空会社の2個目料金:約20,000円(200ドル)
  • 船便20kg:約15,000円
  • 現地購入(例:冬物一式):15,000〜30,000円

これらは一般的な目安です。為替、時期、路線、航空会社の規定で変わるため、必ず公式サイトで最新の料金・条件を確認してください。判断に迷う場合は、専門家や運送会社に相談するのも有効です。

私のおすすめは「必要な即戦力は2個目、重い予備は船便」

私の感覚としては、到着直後に必須なもの(季節的にすぐ必要な衣類、学業で必要なもの)は2個目に入れて持参。季節外れの衣類や重い書籍、日用品ストックは船便。消耗品は現地購入。これがバランスがいいです。全部を2個目に詰め込もうとすると移動が崩れますし、全部を現地購入に振ると到着直後に困るリスクがあります。いい塩梅を取りにいきましょう。

留学スーツケースは何個が最適かまとめ

最後に、迷ったときの着地点をフローチャート化します。ここまで読んでも悩むなら、まずはこれに当てはめるのが最短です。あなたの条件を「期間」「寒冷地かどうか」「移動が不安か」で分岐させるだけなので、判断がかなりスッキリするはずです。

迷ったらこれ(私の結論)

  • 半年以内:スーツケース1個(サムソナイト C-LITE 94L)
  • 1年:スーツケース2個(エース パリセイド3-Z 100L × 2)
  • 1年以上:スーツケース2個+船便後送10〜20kg

以下の記事でスーツケースとパッキングするものを徹底解説していますのでそちらを参考にしてください。

➤海外留学準備パッキング完全ガイド|国別持ち込み規制と薬の注意

留学期間は?
├─ 1〜6ヶ月 → 1個(Lサイズ、80〜100L)
│   └─ 寒冷地?
│       ├─ YES → 1個+後送検討
│       └─ NO → 1個で十分
│
└─ 7ヶ月〜1年以上 → 2個(各Lサイズ)
    └─ 移動が心配?
        ├─ YES → 1個+後送(船便)
        └─ NO → 2個持参

そして忘れないでほしい注意点が2つあります。ひとつは、航空会社の受託手荷物ルールは本当に変わること。もうひとつは、国ごとの持ち込み規制や検疫ルールは違反時のリスクが大きいことです。最終的な判断は、航空会社・渡航先政府・学校の公式情報を必ず確認し、不安がある場合は専門家に相談してください。

関連して、食品の持ち込みや発送ルールが気になる人は、セカイニオクル内の以下も参考になります。

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